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ファンタジー 連載中 長編
頑張って力を付けても現実はどこまでも辛辣で。 心底大事にしていた宝物もでさえも 震えた掌からは一つ。 また一つと溢れ落ちて行く。 なんともならない絶望にも明るく堪えて 耐えて笑顔を浮かべながら ____そしてまた1人堕ちていく。 そんな感じの胸がキュン!ってなるような感じの物語です。 こんな感じのが性癖にグサグサ刺さる人向け。 案外誰でも好きだよそう言うの 読んでけよ!飛ぶぞ!! 出来るだけ作者にとってピースフルなハッピーエンド目指したいと思います。 以下あらすじ。 __________ いや。 普通転生ものってさ。 『いざ始まる英雄譚!!!』 とか。 『やったぜ!!スローライフ!!』 って感じなんじゃないの? いや絶対そうでしょー流行ってるし。 ____でもさ。 「俺のは初っ端っからコズミックホラーな地獄なんだけど。解釈違いだろ。 どうしてくれんの――。」 俺は色々あり、ヴァンガルム辺境伯爵家の次男として生まれ変わってしまっていた。 っよし!!! 豪華絢爛貴族ライフが始まる! やったぜ!!!! 完!!! という事はなかった。 現実はいつだって辛辣なんだ。 ここヴァンガルドでは 謎の化け物“eclipse(侵略するモノ)”が、領地を蹂躙し人間を喰らう そんなふざけた環境だった。 いや限度があるだろボケが。 _____ふざけるなよ 存在しちゃダメだろこんなヤツ 胴にある巨大な口から溢れ出した触手。 それを使って人間を器用に捕えて蹂躙している。 食われた人間の顔がバケモノの身体から浮きでているが、どれもこれも苦悶な表情を浮かべていた。 無数に生えた人間の手足を器用に使用して ドス黒いタールの様な血を振り撒きつつ此方に肉塊のバケモノが歩み寄って来る。 悲しいかなこれを殺すのが俺の家の お仕事だ。 .....いや、駆除と言い換えても良いが。 人間慣れれば。こんなバケモノだって笑いながら駆除出来るようになる。 心は病むけどな。 悲惨な戦場で目にする絶望の光景。 この宿命の一族に生まれたからには どこにも逃げ場は存在しない。 地獄と呼ぶに相応しいこの世界で生き抜く覚悟を決めたとき。 物語は深淵より動き出す。 これは、望まぬ運命に弄ばれた血族に 産まれ落ちた平凡な男が。 いずれ "英雄に堕ちる"物語である。
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文字数 15,343 最終更新日 2025.03.30 登録日 2025.03.28
転生した先は終わりなき地獄の絶滅戦争―― いやさぁ....普通転生ものって 『いざ始まる英雄譚!!!』 とか。 『やったぜ!!スローライフ!!』 って感じなんじゃないの? いや絶対そうでしょ 流行ってるし。 ____でもさ。 「俺のは初っ端っからコズミックホラーな地獄なんだけど。まじで どうしてくれんの――。」 ______ 初めまして「めーるめ」と申します。 カクヨムで「むーとんけーとん」名で活動してます。 色んな人に読んでもらいたくてアリファポリス様でも登録しました。ぜひ読んでください。 基本的にカクヨムの方が更新されておりますので 先が気になる方はURLからどうぞお入りください。 https://kakuyomu.jp/works/16818093094880456084
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登録日 2025.03.31
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