目覚めると見知らぬ森にいた____。
年齢も、自分の名前さえ思い出せない状況下で僕らはある街にたどり着く。
そこは見たこともない文化で溢れる辺境の街だった。
その街で僕らは、“モンスター”を狩ることを決意する。
生きていくために、
自分のことを知るために、
僕らは前へ進まなければならない。
ユッタの意味、ときおり見える記憶のカケラ。
そして本当の真実を知ったとき、掌に掴むのは希望か、それとも絶望か。
銅貨を握りしめ、僕らは今日も生きて行かねばならない。
たとえ、どんな逆境に打ちひしがれようとも_____。
文字数 25,568
最終更新日 2018.07.06
登録日 2018.02.08