野兎

魔王討伐後、帰還した私達を待っていたのは王からの褒美の知らせ。共に戦った仲間や私には「願い事をなんでも一つ叶える」という有り難いお言葉。だが王は、私の隣に佇む異世界からの魔女には「そなたと結婚した男に爵位と報奨金を与える」という、なんとも残忍な考えを示した。この魔女なしでは魔王討伐はありえなかったはずなのに、王は魔女を恐れ、手のひらを返したように裏切ったのだ。これでは彼女が報われるはずがない。もう私以外に彼女を幸せに出来る人間はいない。

記憶をなくした少女が、ある日その一部を取り戻した。記憶の中で私と一緒に居たのは、冷酷非道と言われ家臣にも距離をとられ……一目おかれる現王に非常に酷似していた。あれ？　私の記憶の中ではへなへなの優男だったのに、彼に一体何があった？　なんだかこれ以上記憶を取り戻しても良い方向に転びそうにないし、このまま無かった事にしようとしたら、王妃を選ぶ舞踏会が開かれるとか、ないとか。見た目…うん、以前とはだいぶ変わっているようだし、たとえ会ったとしても絶対にばれない……はず。

はるなには義理の兄がいる。隣の家に住んでいた幼馴染。記憶をなくした幼馴染は、はるなの両親に養子として迎え入れられた。はるなのお腹の中に彼の子供がいると知らず…。 R18はありません。

狼族の大将の小話です。

悪役？に転生したユーミリアは、攻略キャラの一人である王太子殿下と、距離を置くことを決心した。良いのです！！私には魔術があるのですからーーー！！

悪役？転生しました。の続きです。そちらを読んで頂いて、もしよかったら、これも読んで下さい！

（※題名変えました。） 容姿端麗、頭脳明晰な魔術団長の娘こと私、ユーミリアは、今の状況に高を括っていた。“将来は私が王妃ね”と。 　だが、前世の記憶を思い出した彼女は愕然とする。自分は乙女ゲームの当て馬だったのだ。しかも、この世界で魔術師は蔑まれているから、彼の婚約者にすらなれないモブ。 　なのに、王太子である彼は私に執拗に絡んでくるし……。 　やめて――！　期待だけさせといて、どうせ後で棄てるんでしょう――！？ 　私は魔術で食っていくんだから、私に構わないで――！！ 　なんて奔走してたら、いつのまにか建国フラグ！？　私、どこへ向かっているの？？？

年齢＝彼氏いない歴の彼女は通勤途中で、一目惚れした男につい告白してしまった。でも、その男は……

ある日、俺は見知らぬ女性から突然の告白を受ける。※前作『一目惚れ』の男性側の視点です。単体でも読めるようにしたつもりですが、『一目惚れ』→『請い慕う』の順で読んで頂けたら嬉しいです。（設定を書き込んだら長くなったので、前編と後編に分けました。）

∥※書き終えてます。０時と12時に毎日UPする予定です。　∥エロ大魔人と呼ばれる女の娘（私）もやっぱりエロかった！　と言うわけで、小さい頃から隠しきれないエロフェロモンのお陰で苦労してきた私は、一念発起で家出しました！　パチパチパチパチ。　今は老婆に化けて、小さな村で薬売りをしてます。客は一日に一人。まったりな生活を送っていたのに、なぜか繁盛？　擬態を見破る色男も出てくるし、こいつ一体何者！？ 　（朝チュンです。）