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世界は暗く、大地は氷に覆われていた。
太陽神アルファがその力で世界を開き、すべてが始まる。
神々の時代から、やがて人の時代へ。そして天変地異により世界は一度閉じる。
地の女神オルセアに導かれ、人々はエイリアの地へ逃れた。
長い時が過ぎて世界の混乱は鎮まり、人は再び地上に立つ。そして1000年……
未開となった大地を切り開きながら、人はいくつもの国を興した。
レガルド帝国の片田舎にある村で、武術の師と暮らす少年アルクトラス。
謎の多い師匠のディアス、幼馴染のスフィアと共に、変わらない日常を過ごしていた。
成長するにつれて、社会との関わりは大きくなっていく。
いつの時代も、国家の思惑と都合は多くの人を巻き込み、歴史を動かさんとする。
正義か野心か、それとも必要性か。ただ世界は何かに向かって進み、止まることはない。
その流れの中で、少年は何を見るのか。
※出来る限り現実に則したローファンタジーです。
文字数 104,933
最終更新日 2024.09.21
登録日 2024.07.07
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