かなやん

かなやん

時計のない世界で小説書き始めてます 舞台は日本、主人公といきなり異世界に 飛ばされてきた人以外は言葉も通じない 文字も独特で解読不能 元の世界に戻ることはできるか
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ファンタジー 連載中 長編
ある朝、起きたら 見知らぬ駅のホームに立っていた。 時間を確認しようと時計を探すけど、どこにも見当たらない。 そんなことをしているとホームに電車が入ってきた。 急いでそれに飛び乗った。 人はまばらで一番前に行って駅員さんに色々聞こう。 運転席には誰もいない。 どういうことなのか、今のこの状況を整理するには途方もない時間が必要であった。 そうこうしているうちに、次の駅に着いたので降りた。 元の世界に戻る方法を、探さなければならない。 やはり、この世界には時計という物は存在しない。 どこを探してもないからだ。 改札口を出ると、誰も歩いていない。 そして、車さえも走っていない。 自分が今、どこにいるのか全くわからない。 歩いているといきなり話しかけられた。 振り向くとそこにはおじさんがいた。 やっと、人に会えて良かった。 この状況を説明すると、なにを喋っているのか全くわからなかった。 ココはどこですか? やはり、何を喋ってるかわからない。 同じ日本なのに、なぜか知らないけど言葉が通じない。 というより、大事な部分が聞き取れない。 ありがとうございました。 とお礼をいいその場を後にしたのである。 これからどうしよう。 言葉が通じないのなら、紙に書いてもらうと人を探した。 どこか、泊まれる所を探そう。 そこに行けば人がいる。 携帯で探すけど位置情報が読み取れません。 どういうことなのか、頭の中が真っ白になってきた。 野宿だけは避けたい、とにかく歩こう。 何時間歩いたかわからないけど、感覚では結構歩いた気がする。 時計がないとこんなにも不便なのかと実感した。 やっとの思いで宿を見つける、紙にココはどこですか?と書いたが日本語ではない 文字で書かれて読めないってことはやはり、野宿が確定してしまった。 なぜ、この世界に来たのか考えたけど答えはわからなかった。 もう、元の世界には帰れないのかな。 ここまで、頑張って歩いて来たけどもう一度 駅に戻ろうと来た道を歩き出した。
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文字数 2,620 最終更新日 2023.11.05 登録日 2023.11.05
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