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逢宮大学准教授の鳴成秋史は、自分の授業サポートをしてくれるTA(ティーチングアシスタント)を募集していた。
そこに現れたのは、月落渉と名乗る男。
志望動機を問うと、男はこう答えた。
「端的に言うと迷子です。迷える子羊のような気持ちで」
「……はい?」
独特なペース、冗談か真実か分からない。
けれど、鳴成は採用を決めた。
理由は、『自分に興味のなさそうな雰囲気に惹かれたから』。
それが、男の完璧なる包囲網の一端に既に引っかかっているとも知らずに――。
仕事の枠を超え持てる全てで全力サポートするハイスペック年下×穏やかで大人な年上准教授。
ベタベタしてないのにものすっごくイチャイチャしてる、日常系ラブコメです。
※毎週火、木、土、日の18時30分更新。
文字数 207,006
最終更新日 2025.04.08
登録日 2025.02.22
ねずみは白馬に、かぼちゃは馬車に変身するお話のパロディ。
王城で行われる舞踏会に招待された隣家の友人のエラは、それを即断った。困った魔法使いと、なにがなんでも行きたくない友人に言いくるめられたエミリオは、水色のドレスを着て舞踏会に参加する。壁の花になっていた彼に声をかけてきたのは、まさかの第二王子で——。
独自設定がわんさかあります。
文字数 16,996
最終更新日 2025.03.29
登録日 2025.03.29
産まれたばかりの時に養育施設に捨てられた孤児のロンは、十四になった歳に侯爵家当主に拾われる。
身請けの日に乗った馬車には侯爵家三男である同い年の少年、アンディが乗っていた。
共に成長し、周囲の誰からも『双子』と呼ばれるほどに瓜二つとなった二人は、王国騎士団員となった。
ある日、娼館へと出かけたアンディだったが絶望のままに寮へと帰り、ふとした出来事からロンと身体を重ねることに。
時が経ち、強く求め合いながら共に在り続けた二人は、けれど国同士の戦争に巻き込まれ、運命の渦中で翻弄されてしまう。
二人を分かつものは、血か、死か。
※当社比ちょっと暗めです
文字数 20,547
最終更新日 2025.03.24
登録日 2025.03.24
βの両親から突然変異で産まれた炭谷奏は、スポーツクラブでアルバイトに明け暮れるΩだ。
その特別な出自のせいか元々の体質のせいか、高校1年生の頃から始まった発情期にさほど悩まされない人生を歩んできた。
むしろ性欲はないに等しいと言っても過言ではない。
そんな炭谷に転機が訪れたのは、大学4年生の夏。
同じアルバイト先で働く1つ下の後輩でαの鴻池深月、彼の匂いを嗅いで巣作りをしたことだった。
「見せて、巣作りしてるとこ。俺の服いっぱい使って気持ち快くなってる奏さんが見たい」。
そう言われた炭谷の運命はいかに——?
※ちょっと変態ちっくです。ご注意ください。
◆3/6ボーナストラックを追加しています。
文字数 22,413
最終更新日 2025.03.06
登録日 2025.03.02
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