ここは人類滅亡後の世界。朽ちた建物だけが残るこの場所で犬たちがのんびり暮らしていた。
ある日、犬のルヴァンは自分の影が二つになっていることに気づく。ルヴァンは不思議な影に導かれ、仲間とともに人間滅亡の原因を探る旅に出る。途中ルヴァンは記憶を失った多くの犬たちに出会う。
なぜ記憶を失う犬たちが増えているのか。そしてなぜ人間は滅亡したのか。
謎を解く鍵を握るのは人間が犬と会話するために作った一体のロボットだった。ルヴァンはロボットとの会話を通じて、人間滅亡の秘密と犬たちの記憶喪失の真相に迫る。
文字数 86,261
最終更新日 2024.11.13
登録日 2024.07.31