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○登場人物
受け:檜山ナオト(大学生、正直者、幼少期に父親が亡くなって親族は母親のみ、金銭問題を抱えているため常に金欠、ヤクザに弱味を握られ脅迫される、20歳)
攻め:戌亥マサキ(ヤクザ、無愛想、何だかんだ言って世話焼き、27歳)
・檜山エリ(ナオトの母親、新しい恋人に貢ぎすぎてお金がない)
・湯木ケイスケ(エリの恋人、何かにつけて金をせびる、ナオトとは不仲)
・横井(戌亥の部下、無口、気が緩むとお喋り)
・鍬巳(戌亥の上司、金融業やサービス業など手広く商売している)
・ミヤビ(ナオトを罠に嵌めるために鍬巳たちが用意した女性)
○あらすじ
大学の先輩にいいバイトを紹介すると言われ、断り切れなかったナオトは怪しいビル街へ赴き、そこで紹介されたバイトが詐欺だと気付く。
どうにかその場からは逃げることに成功するも弱味(ハメ撮り)を握られ、ヤクザから理不尽な要求を突き付けられることになった。
その間も前々から家族(貢ぐ母と金をせびる母の彼氏)との問題を抱えていたナオトは、金銭問題で二人と揉め、ついに実家にも居場所がなくなってしまう。
その結果、現在進行形でナオトを脅し続けている組織の一員、戌亥の家に上がり込むことになった。
冷たいように思えた戌亥は意外にも世話焼きで、ナオトは徐々に居心地の良さを感じ始めるが、二人の根本的な関係性は早々変わるものではなかった。
愛を知らない二人の逃避行、に至るまで。
◆男女ともに不当に扱われる描写があります。第三者の死亡描写があります。
◆最初の方に僅かですが女性と絡む表現があります。
◆他サイトでも公開しています。
文字数 109,306
最終更新日 2024.10.21
登録日 2024.10.21
聖騎士リアムが捕虜として目の前に現れたとき、自分が群像劇が売りのファンタジー小説の登場人物、敵対する魔族の一人エバルフィンだということに気付く。互いにここが難所であり、フェードアウトするであろう場面。何としても生き残りたいし、生き残らせてやりたい。何故ならエバルフィンは小説の中で、聖騎士リアムのファンだったからだ。
◆申し訳ないのですが、語呂の良さでいれたので、ゴリラっぽさはまるでありません。
◆他サイトでも掲載しています。
エバルフィン=魔族の敵将、本編の主人公
聖騎士リアム=ヒューゴの友人
山羊男パヴェル=主人公の部下
ヒューゴ=リーダー、リアムの友人、小説の主人公、出て来ません。
文字数 38,428
最終更新日 2023.12.10
登録日 2022.04.18
柔らかな陽の光の中、目覚めると共に前世の記憶を取り戻した主人公の有真は、見覚えのない豪華な室内に愕然とする。
代わりに今世の記憶を失っており、耳馴染みのない名前を美形の使用人に親しげに呼ばれても何も憶えておらず、公爵家の跡取りだと言われてもはいそうですかなんて簡単には受け入れられない。
何も憶えていないと伝えても恩義を感じているらしい使用人は変わらず有真に仕えると言うが、彼を雇ったのは記憶を失う前の人格であって今の有真ではない。
しかしながら誰も知らない世界で一人放り出されては堪ったものではないと、有真は改めて別人だと言うことも使用人の耳元で印象的に揺れる耳飾りについても口にはしなかった。
それが自身の大失態に繋がるとも知らずに――……。
貴族だった今生の記憶を失ったらしい元軍人の主人公と、失った日々を取り戻しながら仲を深めていく使用人と、それ以上を求めてしまった彼らの葛藤と過去を巡る因果のお話。
◆主人公の生前の国は軍人という立場上、実在していません。
◆三人称攻め視点が主ですが視点移動があり、受けさんの人数的におそらく受け視点の方が多くなりますが、主人公は攻めです。前書きに注意書きなどしております。尚、視点変更後も話は殆ど普通に進みます。
◆他サイトでも掲載しています。
登録日 2024.10.25
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