堀河竜

堀河竜

どうも堀河竜です。 武装ネコ、堀川猫柳というペンネームも使ってます。SF、恋愛、学校ものなど幅広いジャンルで執筆していますが、最近はディストピアばかり。
6
猫の手も借りたい…と思った事はありませんか? このことわざは、役に立つはずがなくても猫の手でも借りたい忙しさを形容したものですが、その猫が何らかの力を持っていて、むしろ猫の手を借りたいと思うほど役に立つのならどうでしょう。 この作品はそんなもしもの話をテーマに書いた小説です。
24h.ポイント 0pt
小説 21,377 位 / 21,377件 恋愛 4,932 位 / 4,932件
登録日 2015.07.25
SF 完結 短編 R15
一粒のサプリメントで一日分の食事が賄えるような時代で、カンザキアサギは古い文化を重んじていた。 ただの嗜好品となってしまった飲食物に愛着していて、特にコーヒーを好んで飲んでいる。 技術が革新していく一方で、その必要性を問題視している一人がアサギだった。 なかでもアサギの頭から離れられない疑問が、十年前に実用化されたテレポート技術にあった。 人類が実際に生み出したテレポート技術は、目的地に対象を複製して、オリジナルを消去する事によって擬似的に移動するような技術だった。 しかしコピーしてできた人間は本当にオリジナルの人間と同じ人間なのか。 この疑問が当時世間で問題となり、テレポートが普遍した今もアサギを悩ませている問題だった。 その問題を追及する為にアサギはテレポートの管理員として会社に勤めていた。 毎日のように人間をコピーして消去する仕事を長年続けてきた。 それでもテレポートの真実を見出す事なく時が経ち、アサギは婚約して家庭を持っていた。 愛する夫アインと幸せな日常を過ごしていたが、ある日アサギはアインの身を案じさせる悪夢を見る。 (ここから先はネタバレを含みます) ただの夢と気にする事はなかったが、その日アサギはアインをテレポートする出来事に見舞われた。 コピーが済んだとはいえこのままアインを消してしまってもいいのかと葛藤したアサギは、真実を見出せないまま高出力レーザーでアインを消去する。 ところがその途中で緊急停止ボタンを押してしまい、アサギはそのアインの鮮血を見る事になった。 弔うつもりで再びレーザー光線の熱へとアインを送ったアサギだったが、もう一人のアインが帰ってきて、いつもと変わらない日常へと戻った。 普段通り二人で朝のコーヒーを飲んでいたが、今までの飲めなかったブラックコーヒーをアインが飲めるようになったと気付く。 もしかしたらテレポートでコピーされたアインは本物ではなかったのではないかとアサギの中に疑問が残るが、真実はわからないままだった。
24h.ポイント 0pt
小説 21,377 位 / 21,377件 SF 1,126 位 / 1,126件
登録日 2015.07.25
SF 完結 長編 R15
世界はノアの方舟と伝えられる事件があって世界が一度滅び、いくつもの時代が進むにつれて大陸も消え、海ばかりになっていた。電気の技術が一度の文明滅亡でなくなっていて、発掘されたエンジンから内燃機関だけが再現されている。残された島を拠点に水上機や飛行艇が飛び回り、海底に沈む古代文明から資源を得ている世界。
24h.ポイント 0pt
小説 21,377 位 / 21,377件 SF 1,126 位 / 1,126件
登録日 2019.01.08
SF 完結 長編 R15
世界はワープゲートの創設に失敗し、その代償として人類滅亡の危機にさらされていた。地球周期上での大爆発によって国々の人工物や自然の森は壊滅し、地球上の植物が死滅する事によって酸素も薄くなっていた。 オゾン層もなくなって紫外線に耐えられなくなり、生き残った少数の人類は地下での生活を余儀なくされる。昼は太陽から紫外線が降り注ぐため、夜に活動して昼は睡眠を摂る生活になっていた。
24h.ポイント 0pt
小説 21,377 位 / 21,377件 SF 1,126 位 / 1,126件
登録日 2019.01.08
恋愛 完結 ショートショート
約4000文字のショートショート。5分で切なくなりたい人、コーヒー好きの方にどうぞ。
24h.ポイント 0pt
小説 21,377 位 / 21,377件 恋愛 4,932 位 / 4,932件
登録日 2019.01.08
恋愛 連載中 長編
テスト明けに水泳の練習をしようと新とその仲間、龍馬と宗と勝平が夜のプールに忍 び込む。勝平が塩素を入れないと汚いと言って用意していると、滑って転んだ宗によって 突き落とされ、プールを塩素を過剰投与してしまう。四人揃って全身の毛が茶色になり、 更にその騒ぎによってプールの水道管を破壊してしまい、歌島高校のプールが使えなくな ってしまった。その責任を負って新たちは志摩崎高校に依頼し、プールを貸してもらうこ とになった。  悪評が伝播している中、志摩崎高校のプールで活動する歌島高校水泳部だったが、ある 日、新が灯台で一人泣いていた初乃を見付ける。タイムが縮まらないことに悩んでいるの を知り、相談役を買って出て初乃と打ち解けていく。
24h.ポイント 0pt
小説 21,377 位 / 21,377件 恋愛 4,932 位 / 4,932件
登録日 2019.01.08
6