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人生を棒に振った男が転生したのは、異世界の『石』だった。 何も起こらず、何事も起こせず、朽ちること無く、延々と時間だけが過ぎ去る地獄だった。 男はただ思考する。 「異世界」を定義するものは、何なのか。 この世界の「自己という存在」は何なのか? 自虐と後悔の念にまみれながら、異世界の哲学と呼ぶような推察と、 ただ願うだけの言葉を流し続ける。 ※散文、一人称のエッセイのような内容になっています。  異世界に対して哲学的な考察を延々と繰り返す内容です。
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文字数 27,929 最終更新日 2024.09.04 登録日 2024.08.20
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