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ファンタジー 連載中 長編
王家の三姉妹の末姫である桜桃は、不出来な姫として周囲から揶揄されていた。 見かねた王により、異界である地球へ送られたのは七歳の頃だった。 十年後、17歳になったその日、王命により帰還することとなる。 そこで見たのは変わり果てた故郷の姿。 戸惑う桜桃を待っていたのは、内乱による両親の訃報、生死不明の長姉、守護家である天撰八家の分裂と離反だった。 よりによってなぜ自分が生き残ってしまったのか。 苦悩する桜桃に、亡き父王からの言葉が伝えられる。 簒奪者より十倭国を奪還し、王位をもって民に平安をもたらせと。 玉座に就くには四天至鏡殿へと至らねばならない。 硬く閉ざされた扉を開くには鏡の眼を得る必要があるのだという。 天撰八家のいずれかが所蔵する四つの宝鏡を探し、仲間とともに桜桃は、旅立つ。
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文字数 56,528 最終更新日 2018.05.23 登録日 2016.05.10
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姉の代わりにお邸の侍女勤めにあがったティコは、隣国へお嫁入するお嬢様に同行を求められ、断り切れず渋々御伴する羽目に。 お嬢様の婚約式当日、問題発生。 卒倒するお嬢様を受け止めようとしたティコは、前のめりに倒れ込んだ瞬間、異物をごっくんとのみこんでしまい――――これが災難の始まりだった。 隣国サージェスの公爵家に伝わる家宝――――門外不出の宝玉の所持者となったティコ。 お嬢様の縁談はなかったこととなり、一人サージェス国に残されることとなった。 遠い過去に魔女がいたといわれる国で、【とある方】に密命を下された青年たちにその助手として連れまわされることに。
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文字数 30,179 最終更新日 2018.05.11 登録日 2018.04.19
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 月影の塔に住まう塔主・六花は、数か月後に伴侶となる聖夫君選出を控えたある日の夜、長く自身に仕えていた従者・ラギから別れを告げられる。 戸惑う六花の問いを待たず、彼ははバルコニーから飛び降り姿を消す。 突然の事に狼狽える六花は、配下である守護者たちに彼の行方を探るよう命じるのだが・・・・。  
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文字数 14,390 最終更新日 2016.10.01 登録日 2016.02.18
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