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その日、早乙女冬美は校舎の屋上で一人ブリッジをしていた。誰もいないと思っての行為だった。しかし実は目撃者がいた。彼の名は徳山ソラ。早乙女のクラスメートである。
徳山はうろたえる早乙女にいきなり告白をした。なんとブリッジをする早乙女の姿を見て好きになってしまったらしいのである。さっぱり意味が分からない。
だが彼氏の欲しかった早乙女は徳山を受け入れ、二人は付き合うことに。カップルの成立である。
とはいえお互い相手のことがほとんど分からない。果たしてこれでいいのだろうか!?
これは少し不思議な高校生たちの恋の物語である。
※第一部「初めてのデート編」完結しました。
文字数 5,472
最終更新日 2020.10.31
登録日 2020.09.25
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