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瀬川 誠人(せがわ まこと)は特にこれといって人の目を惹くものを持たない平凡な男子大学生である。そんな瀬川には、高校以来疎遠になっている幼なじみがいた。幼なじみの阿波井 純(あわい じゅん)は、瀬川とは正反対の、見目麗しい非凡な男である。
二十歳を迎えたある日。瀬川はふと、あの綺麗な幼なじみに会いたくなった。久しぶりに顔を合わせた阿波井は、相変わらず誰もが見惚れる美貌を持ち、そして誰にでも優しい好青年であった。それを機に瀬川は、関わりが薄まっていた空白の時間を埋めるかのように、阿波井との時間を過ごしていく。
阿波井は瀬川の幼なじみで、家族と同じくらい気を許せる友人であった。瀬川はそんな阿波井がまた昔のように、自分の日常に馴染んでいくことに喜びを感じていた。
しかし、阿波井との距離が縮まっていく一方で、阿波井のどこか含みのある言葉や態度に、瀬川の心は揺さぶられてしまう。そうして瀬川は、幼いころから阿波井に抱いていた「幼なじみで友人」という感情の綻びを自覚していくこととなる。
臆病でちょっぴりずるい、綺麗なあのコが、自分の恋心を結ぶまでのお話。
※8話が抜けていましたので投稿いたしました。ご指摘いただき、ありがとうございました。(9月18日)
〇別サイトでも掲載していたものになります
〇R15以上の表現があるお話には※をつけています
〇一言でも感想等頂ければ嬉しいです、励みになります
文字数 56,157
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.09.14
じれじれもだもだの二人の初恋が実った後のお話たち【完結済】『さみだれの初恋が晴れるまで』の後日談等を掲載します。更新は不定期、ゆるっとやります。基本は糖度高め。
◇受け溺愛の美貌のアルファ×攻めに一途なベータ体質オメガ◇
※一言でも感想やいいね等、反応を頂けたら嬉しいです。
※R-18設定にしていますが、要素は軽めです(R-18表現ありのお話には【※】がR-15表現ありには【*】が入ります)
文字数 18,705
最終更新日 2024.04.21
登録日 2024.04.20
出会う前に戻りたい。出会わなければ、こんな苦しさも切なさも味わうことはなかった。恋なんて、知らずにいられたのに。
幼馴染を庇護する美貌のアルファ×ベータ体質の健気なオメガ
浅葱伊織はオメガだが、生まれつきフェロモンが弱い体質である。そのお陰で、伊織は限りなくベータに近い生活を送ることができている。しかし、高校二年生の春、早月環という美貌の同級生と出会う。環は伊織がオメガであると初めて"嗅ぎ分けた"アルファであった。
伊織はいつしか環に恋心を寄せるようになるが、環には可憐なオメガの幼馴染がいた。幾度も傷付きながらも、伊織は想いを諦めきることができないまま、長雨のような恋をしている。
互いに惹かれ合いつつもすれ違う二人が、結ばれるまでのお話。
4/20 後日談として「さみだれの初恋が晴れるまで-AFTER-」を投稿しました
※一言でも感想等頂ければ嬉しいです、励みになります
※タイトル表記にて、R-15表現は「*」R-18表現は「※」
※オメガバースには独自解釈による設定あり
※高校生編、大学生編、社会人編の三部構成になります
※表紙はオンライン画像出力サービス「同人誌表紙メーカー」https://dojin-support.net/ で作成しております
※別サイトでも連載中の作品になります
文字数 222,410
最終更新日 2024.04.16
登録日 2024.03.17
「好きなんだ。だからもう、殺してくれよ」死にきれなかった恋を、巳影の手で殺して欲しかった。
美貌のアルファ×恋心を秘めるベータ
この社会には、男女とは別に第二の性が存在する。アルファ、ベータ、そしてオメガ。布木穂高(ふき ほだか)の第二の性は多数派であるベータであった。そんな穂高は、高校時代からの友人で、なおかつ会社の同僚である北條巳影(ほうじょう みかげ)にひそかに恋心を寄せている。見目麗しく、才能豊かな巳影の第二の性はアルファ。自分の性ゆえに巳影への恋を諦めながらも、親しい友人の一人として寄り添ってきた。しかし、ある日穂高は巳影がオメガの青年と共にいるところを目撃してしまい━━━━
※R-18表現には「※」がついています
※受け攻めともに過去に恋人がいた描写あり
※後天性Ω、β→Ωへの転位はありません
※表紙はオンライン画像出力サービス「同人誌表紙メーカー」https://dojin-support.net/ で作成しております
※同タイトルで別サイトにても掲載したものを、加筆・修正したものになります
本編完結済み。後日談などをゆるっとアップしたりします。
文字数 49,449
最終更新日 2024.03.22
登録日 2024.03.10
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