桐沢もい

桐沢もい

小説書いてます
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 西暦2115年。  歴史的な教育大改革から10年の時が過ぎようとしていた。  10年前、革新的な教育システムが開発され、教育に教師はいっさい不要となった。  教師らは絶望した。  どうやったら子どもたちが勉強を好きになってくれるか、その教職人生をかけた永遠ともいえる課題を、血の通わぬシステムごときに一瞬にして解決されてしまったのだ。  かくして学校は不要となり、消滅した。  代わりに、子どもたちが街のそこかしこで繰り広げる学力対決――通称『デュエルスタディー』が学習の中心となっていた。
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文字数 50,821 最終更新日 2023.10.10 登録日 2023.07.19
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