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世界は『柱』によって成り立っている。
その『柱』を管理する精霊使いとなった少女、ルチアは、突然王から呼び出しを受ける。
そこで衝撃の事実を聞かされたルチアは、ルチアの使役した精霊シリルと、幼馴染の少年イーデと共に、その謎の調査を始める。
精霊使いとなったものの、あまり魔法が得意でないルチアは、誰にも言っていない秘密があった。
登録日 2015.07.13
十年ぶりに夫が帰ってくる。
15歳で結婚したアルメリーネの夫は、当時、齢十の少年だった。
あの結婚式の日以来、会う事も無かった2人。
こんな風になってしまった私を見て、あの子はどう思うのかしら……。
彼女は不安を胸に、20歳となった夫フェリムを家に迎え入れる。
登録日 2015.10.30
神の機嫌で災害が起こる世界。それを鎮める術は、舞を踊り、楽を奏でることだけだった。
国は王宮楽団という、それらの舞楽を奉じる舞姫、楽士が所属する国家機関を持つ。その中、国一番の舞姫の称号、一ノ姫を冠するのは十六を数えたばかりの少女ラミア。
ある日ラミアは、少年楽士ルテスと出逢い、彼女の運命は変わってゆく。
登録日 2015.10.30
東西の二つの国は、ここにようやく和議を結んだ。その友好の証として、互いの国から相手の国へ、娘を嫁がせることになった。
西国からは、名家トレティア家の娘、アリス。東国からは、貴族白家の娘、寧蘭がそれぞれ王族へと嫁いでいった。
愛する人、愛するものの為に…。それぞれの思いを胸に、東西を越え、今あなたと出逢う―――
登録日 2015.10.30
とある世界のとある国、一人の姫が国を守護する国があった。
人々から「国守姫」と呼ばれる彼女、ミエルは、ある日、使魔を召喚する。
猫の使い魔として召喚されたのは、地球という異界にすむ、男子高校生、冬夜だった。
国を守護する結界、それを張り、人々を守る姫。隣国から囁かれる、不穏な噂……、襲いくる謎の黒い人影は何者なのか。
冬夜は平和な世界から、そんな世界へと放り込まれることとなった。
登録日 2015.10.30
とある時代、とある国にその瞳を蒼玉、サファイアと称えられる王妃がいた。
彼女、ウェルリーズには実息で王太子のアザリス、そして、義息でアザリスの異母兄にあたる、リアン。二人の王子がいた。
ウェルリーズとリアンは、歳が割と近く、母子、というよりは姉弟のような関係性ではあったが、円満な家族関係を築いていた。
だがある日の事、リアンはその関係性を一変させる一言を、ウェルリーズに言い放つ。
崩れる関係と、変わってゆく想い。
その先に待ち受けるのは―――
登録日 2016.07.28
「印」で結ばれ、魂の片割れとさえ言われる、王と聖魔導師。
だが、現在導師であるミルチェは、その片割れたる王と言葉を交わした事すらなかった。
一度でいい。会ってみたい……。
ミルチェのそんな些細な願いは、思わぬ事件により叶えられるのだが……
様々な思惑が絡み合う中、ようやく出会えた二人は、ぎこちなく心を通わせて行く―――
登録日 2019.04.28
即位から早五年。
ティリスは、ある問題を抱えていた。
自身の結婚問題。ティリスがずっと考える事を拒否してきたからだ。
ティリスはそんな問題より、今のこの日々が続いていてほしい。それが望みだったからだ。
だが、運命は彼女に立ち止まり続ける事を許しはしなかった……。
これは彼女が、本当の気持ちを見つける物語。
登録日 2019.04.28
リヴィリアの王女アイリスは、隣国アヴァランシアの王子に恋をしていた。
しかし、その彼に婚約者が出来たと知ってしまう。
そんな、失意に沈む彼女の傍にいたのは、護衛のライル。
彼は空気のように、いつもアイリスの傍らにいた――
登録日 2019.08.13
王都から北の地ノールヴィリニアの領主に嫁ぐこととなったネリー。領主は、残虐非道な「北の悪魔」の噂される人物で、ネリーは恐怖を覚えつつ花嫁になる。
しかし、その人となりを確かめる間もなく、彼は戦地へ。
ネリーは夫と、手紙越しにぎこちなく心を通わせて行く――
登録日 2021.04.02
その日、王妃フォリアは夫を亡くした。
病気などしない人だったのに、あっという間に体調を崩して逝ってしまったのだ。
彼の死は、何かがおかしい――。
喪色のドレスを纏ったフォリアは宰相スレイと共に、夫の真実を探す決心をする。
登録日 2021.09.23
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