【僕は未来をみることができる】
石岡浩(ヒロ)の父が死んだ。
警察の調べでは自殺と断定されたが、この死の影には人間の深い憎悪が潜んでいた。
父を失った悲しみに暮れていたヒロは、不意に『未来視』の能力を得ることになる。
この能力を活かして人助けをしよう。ヒロは友人達を巻き込んで”人生相談部 ”を設立した。
いつものごとく部活動に励んでいたある日、ヒロはとある人物の <死>の『未来』を視る。
その<死>を防ぐべく行動するヒロ。
それは次第に、父の死の真相へとヒロを誘っていった───
文字数 145,208
最終更新日 2021.01.23
登録日 2021.01.14