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欢迎来到海狼贸易公司。
ようこそ海狼通商へ。
私たちは貴方を心より歓迎します。
※本作は「セーニョまで戻れ(https://www.alphapolis.co.jp/novel/54191860/950687515)」に登場するヒース・カタギリを中心とした外伝的ストーリーです。こちらを先に読まれることをお勧めします。
文字数 23,789
最終更新日 2024.11.16
登録日 2024.10.20
___どうやら自分は、神様を拾ったらしい。
何の変哲もない人生を送っていた社畜の椿カンナ(つばき・かんな)はある夜、仕事帰りに奇妙な格好をした美しい青年を拾った。
自信過剰で高飛車なその青年は記憶喪失ながら自らを「なんかすごい神だった気がする」とし、一宿の恩義を返すとして椿の生活に転がり込んだ。
「よし、とりあえずお前の勤め先を燃やす!」
「……なんて?」
自称神のトンチキな青年に振り回されながら、椿の細波も立たない人生が奇天烈な驚きにねじれていく。
そしてそのねじれはいつしか、固く縛り付けられていたある”秘密”を暴いていくことになる。
文字数 200,392
最終更新日 2024.02.06
登録日 2023.10.22
国際警備会社ISCの派遣員ケヴィン・カタギリは病室で目覚める。
そこで医師から自分が轢き逃げに遭ったことを聞かされるが、ケヴィンには事故以前一年ほどの記憶が失われていた。
記憶を失ったケヴィンに三人の男が全く同じことを言う。
「私たちは恋人同士だったんだ」
事故直前にボディガードの契約をしていた人気バンド666(スリーシックス)のボーカル、ミラン・アーキテクト。
同じく666のギタリスト、ドミトリ・カデシュ。
そしてケヴィンの大学時代からの友人であり音楽家、イゼット・ウィンター。
ケヴィンを轢き逃げした犯人の行方も分からないまま、三人のうち誰が本当の恋人なのか。それとも恋人などいないのか。誰が嘘を言っているのか。その理由は何故か。
それぞれの思惑と記憶を探り合いながら、ケヴィンはかつて自分が目の当たりにした光景を思い出す。
※作中に一部過激、スラング、相互同意の無い性描写等の記述、示唆する表現を含みますのでご注意ください。
※リバ、複数攻め同一受けの行為を示唆する表現があります。
※この物語はフィクションです。
※この作品は、「小説家になろう(ムーンライトノベル)」「fujossy」「エブリスタ」に同名義で、「pixiv」には別名義(寒星)で投稿されております。
文字数 214,869
最終更新日 2023.11.18
登録日 2022.10.29
法律事務所で事務員として働くライラック・ゼアロは、入所以来無敗の若き弁護士ガベル・ソーンの補佐を担当していた。完璧ゆえ他人に私生活を一切覗かせないガベルだったが、ある日「ライラが体調を崩した」という一本の電話がガベルを動揺させる。ライラックはそんなガベルを気遣って「ライラ」のいる彼の自宅へ共に出向き———そしてベッドの上に横たわる「彼女」を目の当たりにする。
「ライラ」を通じて近づいていく二人はやがて、決して誰にも打ち明けることのなかったお互いの秘密を少しずつ打ち明けていく。
文字数 12,431
最終更新日 2023.07.09
登録日 2023.07.02
一年に一度、「大いなるもの」は楽園へ民を誘う。
しかし楽園へ招かれる民はごく一部であり、「大いなるもの」は楽園への招待として世界に聖戦を起こす。
世界に四つある国——北、東、西、南の国はそれぞれの目的を持って楽園への到達を目指す。
「大いなるもの」に指をさされた国は楽園への到達を夢見て、「大いなるもの」が遣わす軍勢と戦い、その勇猛を、善性を、己の価値を「大いなるもの」に示す。
しかしその輝きによって楽園へ招かれるものは僅かであり、多くはただ死して朽ちる。
死してなお楽園に招かれなかった民は、世界に四つある国のうちの一つ「死の国」へ向かう。
妄念に駆られ化け物にならぬため、疲れ果てた我が身を癒すため、不条理な楽園への憧れを慰めるためにその足は「死の国」へ進む。
偉大な盟主が治める無人の国——死が待つテスティードへ、しかし訪れるのはこの世に生まれ、この世に生きたものだけではない。
他の世界より漂流してきた「漂流者」。多くが生命の危機に瀕して「不可解ななにか」の手によってこちらへ連れられる。
謂れのない罪で火刑に処されようとしていたエルリア・グスコープは死の間際、不可解な音と共に意識を失った。
そして目覚めると、エクエスと名乗る青年が笑顔と共に告げた。
「ようこそ、漂流者のお嬢さん」
文字数 3,480
最終更新日 2022.08.17
登録日 2022.08.17
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