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 高校三年の夏まで付き合っていた幼馴染である彼女を忘れられない雄太は、彼女を忘れるために付き合っていた彼女と別れてしまう。  それから数日後、成人式で未練を感じている相手、唯と会った。  最初は久しぶりということもあり、緊張していたがだんだんと慣れていき、昔のように話せるようになった。しかし、彼女から結婚を約束した彼氏がいると聞かされ、雄太はそこから精神にダメ―ジを喰らっていく。  そんな自分が嫌になり、引きこもりになりそうなとき、彼に手を差し伸べた人がいた。  それはあの時、雄太が利用した彼女だった。
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文字数 13,260 最終更新日 2023.04.30 登録日 2023.04.30
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