1
件
受験を控えた高校生活最後の夏、僕は似た夢を頻繁に見るようになる。日常の見知った景色の中で、だけど他に誰もいない。何もしない、何も起きないうちに目が覚める。それの繰り返し。
そんな僕の夢に、しばらくして面識のない少女が登場する。見たことはある、と思う。なぜ彼女はここにいるのか。春は過ぎた。夏が来ている。
文字数 1,319
最終更新日 2021.08.01
登録日 2021.08.01
1
件