「明るい空では星は輝けるはずかない。私がどれだけ手を伸ばしたとしても、到底あの夜空には成り代われないだろう。」
かつては妖魔・怨霊の大災害「災禍」を引き起こしていた日本国。
政府は霊力を生業とする者を集め「陰陽寮」を設立するが、事態は混沌を極め「大戦」の時代を迎える。
災禍に傷付き、息絶える者は止まない。
誰もが絶望の淵に追いやられる最中、一人の陰陽師が戦いに終止符を打つ。
名を、斉天大聖。
12年の時を経た今もなお。
咲いた夜空の如く、嫋やかに佇む。
※毎月16日更新中
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最終更新日 2024.11.16
登録日 2023.12.27