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フェールの第二王子であり王位継承権を与えられたクリース・アルブレットは、城から追い出した兄の従者に押しかけられていた。なぜか自分を従者にしろと迫って来るセラスは、何度冷たくあしらっても諦めてくれない。ついに根負けしてセラスを従者にしたのはいいが、今度は有能過ぎてそりが合わない。
わざと傲慢で素行の悪い王子を演じ続けようとするのに、セラスのせいで全く上手くいかなくなっていく。本当は誰よりも兄想いの第二王子と、そんな第二王子が愛しく見えてきてしまった従者のお話。
illust:りく様
注:グロテスクな表現はありませんが、一部血が流れるシーン(年齢制限が必要な程ではありません)などがございます。苦手な方はご注意頂けたらと思います。
文字数 48,881
最終更新日 2024.12.20
登録日 2024.12.07
【本編完結済】その後のお話などを不定期に更新中です。
生まれつき左足首が不自由なフェール国の第一王子、クライス・アルブレットは王位継承権も弟に奪われる。周りには価値のない王子だと思われ、不自由はしないが、肩身のせまい思いをしていた。
一年に一度の盛大な祭りの模擬戦で勝者になったことを喜ぶも、隣国のアラガスタの王、コール・ヴァンレーに体を好きにされてしまう。そしてその原因を作ったのは実の弟だった。
気付けば王籍を剥奪され、贈り物としてコールに献上されることになってしまった。コールの慰み者として生きることになったクライスは、フェールのためとしてどんなことでも耐える決意をする。けれどなぜかコールはクライスに優しくて……。
隣国に恐れられる完璧な王と王籍を剥奪された王子の物語。
illust:りく様
文字数 130,229
最終更新日 2024.12.17
登録日 2024.10.28
ランプの精であるジルファは、日本に渡り蔵の中に放り込まれ長い年月が過ぎてしまった。新しい家主の斎賀竜二が現われて、ランプから出してもらったのは良かったが、なぜか願いを一つしかいってもらえない。
竜二の願いは「やりたい時にやらせろ」という、ちょっと何を言っているかわからない願いだった。けれどランプに戻されまた放置されるのが嫌なジルファが、うっかり了承してしまったのが運の尽き。喘がされ、もう終わらせてと言うと、なぜか願いを叶える数が増えてしまって……。
永遠に逃れられなくなりそうなちょっと抜けてるランプの精との欲望の日々が始まる!
のんびりマイペース不定期更新になります。
文字数 10,577
最終更新日 2024.11.28
登録日 2024.11.27
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