早乙女純章

早乙女純章

『早乙女純章(SUMIYUKI SAOTOME)』とかの名前で執筆活動(基本的に童話・寓話)。命中率が0%から奇跡へ、な射手座の人。文芸賞にも積極的に応募(第11回絵本テキスト大賞最終選考)。
2
児童書・童話 完結 ショートショート
一つの木から、まっすぐに伸びる枝と、ぐにゃぐにゃに伸びる枝がありました。 ぐにゃぐにゃな枝は、寄り道ばかりで、下に伸びていっているので、大地はとても近い世界。 まっすぐな枝は空に向かってひたむきに伸びていき、太陽をとても近くに感じています。 二つの枝はどんどんはなれていきます。
24h.ポイント 370pt
小説 3,563 位 / 185,347件 児童書・童話 7 位 / 3,221件
文字数 1,831 最終更新日 2024.06.02 登録日 2024.06.02
『ぼくの心は、きっとサイダーみたいなものなのかもしれない』  サイダーが好きな中学三年生の七海景太は、自分をいつ割れてもおかしくない一つの泡みたいな存在だといつも思っている。  景太は学校の帰り道、行方不明になっていると噂されている転校生の小野寺日向と偶然出会うこととなる。  日向は、別次元の祠の中で琥珀色をした謎の粘体生物・『あめもん』の体内に取り込まれていた。体を動かすことはできないものの、喋ることは可能で、二人は静謐な空間でゆっくり心を通わせていく。  景太は日向を救いたいと思うのだが、日向は解放されることを断固として拒む。「どこに行ったって、結局は飾りでしかないもの」と、日向は今まで家族からどう見られていたのかを知り、大きなショックを受けていた。  そんな日向をおおう『あめもん』は宇宙から飛来した生き物だった。地球に逃げたお父さんを捜しに来たと言い、景太は『あめもん』のお父さん捜しを手伝うことになった。
24h.ポイント 0pt
小説 185,347 位 / 185,347件 ライト文芸 7,586 位 / 7,586件
文字数 37,246 最終更新日 2019.01.19 登録日 2019.01.13
2