岡本義剛

☆神は「リグレット（心残り）の解消」を、宣言しました。 今度の物語は「鹿島瑠璃（かしま・るり）」が「最高神」と成ったときの御話しです。そのときの神の名前を「右側神（うそくしん）ルリナス」と、言いました。そして、その「後継神」と成る、第２神を「原初の魔神イザリス」と、言いました。この２神が、魔人類で有ったときの「不満や願望」を満たす為に、今回の物語が生まれました。 「右側神ルリナス」は、１人の少女に注目しました。それは、初め「淫魔王」に破壊された破片態の1つでした。そのときの名前を「黒崎綾（くろさき・あや）」と、言いました。また或るときは「原初の魔神」に仕えていた、優秀な淫魔でした。そのときの名前を「サキュレス・ミーシャ」と、言いました。また、その「転生態」で有る「娘アヤカ」のときも有りました。それから「その者」は「今回の転生」を経て、初めて「神の時系列者」に、連なることが出来ました。 この世界を支えていた軸心を、補強の為２本追加して「３軸」としました。そして、それを束ねて、新しい強固な「１本の軸心」としました。今回の舞台は、その「軸心世界（アクシズン）」に存在する、無限世界の１つと成った、新たな「右側神の世界」でした。 「アヤカ」が、20歳を迎えたときでした。そのときに「彼女の保護者」と成っていた「インキュレス・ハマー」に連れられて「原初の魔神リーリス」との、謁見をするときでした。ハマー達は、その魔神との謁見をする前に、そのドペル（分体）で有った「鹿島瑠璃」との謁見中のときでした。そのときに「未来の右側神」と、成っていた「ルリナス」から直接、彼らは話し掛けられました。神の言葉は「貴方達は、我々の為に〝私達の世界に行って貰います。″」と言う内容でした。すると突然、アヤカ達は「右側神ルリナス」が、支配する「11世界」に、転生してしまいました。 その「世界の神々」は、とても身近な存在で有り、人々の目の前で、共に暮らしていました。そんな中で「未来の神の１柱」と成る、カルマを持つ少女で有り、この物語の主人公でも有る「黒崎アヤカ」は、この学園に通っている高校生でした。学園では、彼女が「神の時系列者」に、連なる者として「畏敬の眼」を向けられて、誰もが彼女に、従うことを望んでいました。・・・。（全30話）「第３章_軸心世界とアトリビュート編」の第１作品。