田地町 待乃

田地町 待乃

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ライト文芸 連載中 長編 R15
 繁栄とともに理不尽な犠牲を量産してきた人類の文明は、ついにカミサマの怒りに触れ、人々もろとも海の底へ沈められた。  不思議なことに、生存を許されたのは引きこもり少女たちのみ。  水没世界において、彼女たちは海陸両生の『海鮮娘』として転生させられ、シャチ、ウナギ、クラゲなど、各々の海棲生物の能力をも付与されていた。  世界崩壊から数年。海鮮娘たちは、男女の営みと企業の支配により肥大してきた滅亡前の世界を『旧人類の悪しき文明』などと軽蔑、彼女ら独自のディストピアを築き上げていた。  だが一人のシャチ娘は知ることになる……生き残った男たちが性欲モンスター化し、少女たちを弄んでいる現実を。  さらに旧人類の生き残りたちは、かつての悪しき文明を奪還することをも目論んでいるという。  シャチ娘は、ヤツメウナギの特性を持ったギャルや、クラゲの能力を有するメンヘラ少女を仲間に、旧人類との戦いを開始。  三人の仲が百合色の三角関係へと発展するなか、彼女たちの戦いは、カミサマの真意をも探る冒険と化してゆく。  なぜ、引きこもり少女たちだけが生き残ったのか。  なぜ、世界を滅ぼすことが決定されたのか。  戦いの終わりに彼女たちが掘り当てたのは、残酷極まりない真実だった。  カミサマは云う。「私、気づいちゃったんだ。『みんなが傷つかない社会』なんて、『みんなが自殺する世界』への第一歩なんだって。だから滅んでもらうことにしたの」 ──Information── ▲序盤は世界観設定の説明だらけなので、まず6番目の部分『ヤらせてくれるなら、一緒に戦ってやってもいいよ』からお読みいただいても構いません。その辺りから小説の基本的なノリが確立され、物語が動き出しますゆえ。 ▲他掲載サイト様:ノクターンノベルズ&ハーメルン ▲この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。 ▲『_』『ヤツメ穴』『.』など、何曲かの“界隈曲”に対するリスペクトが含まれますが、特定の曲の世界を舞台にした物語ではなく、世界観やキャラクターにオマージュ要素が含まれるだけなので、オリジナル作品としています(というかこの▲を黄色に染めて中にビックリマーク書きたい)。
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小説 192,051 位 / 192,051件 ライト文芸 7,619 位 / 7,619件
文字数 19,309 最終更新日 2024.11.04 登録日 2024.10.17
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