王立魔法学園の入学式、壇上で話す生徒会長を見て思い出す。前世の記憶を。
勇者として魔王を倒す……はずだったのに、圧倒的実力差で大敗し、それから始まる性奴隷としての日々。
世界は魔王に支配され、勇者は人々から恨まれることとなる。
そんな悪夢のような日々の記憶を。
生徒会長は魔王の生まれ変わりで、前世の記憶を持っているようで……。
勇者だったことはバレてはいけない。
何があっても前世の記憶があることは黙っておこう。
万が一感づかれても知らぬ存ぜぬで通そう。
そう決意した主人公ユーリと生徒会長エドアルドの攻防。
文字数 21,800
最終更新日 2021.11.12
登録日 2021.10.29