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美しい世界があった。そこに生きる人々も当然美しかった。 美しかった。確かに美しかった。 いつからだろうか。それらに疑問を持つようになったのは。 こうなってしまっては、私は異端になってしまう。 何故なら、この世界は美しいのだから。うつくしいのだから。 「貴女の乳房に触れる機会はありますか?」 そして出会った。この世界で一番汚いとされている人間に。 そして、その人間を。 私は、とても、美しいと感じた。
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文字数 28,407 最終更新日 2018.10.15 登録日 2018.07.30
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