砂漠の王国アトカーシャ。この国には謎のウイルス「獣化ウイルス」が蔓延していた。
それを唯一治癒することができる医師・世流。
世界でも類を見ないその容姿から、‘水源の巫女’と呼ばれ、左手の甲に刻まれた古代文字から‘大地神の使徒’とも呼ばれる一六歳の少女。
ある日、彼女の元に獣化ウイルスの患者夫婦が運ばれてきた。彼らが言うには、観光スポットとして有名な
遺跡で野良に噛まれたことで発症したとのことだったが……。
魔法あり、占いあり、おかまあり、の王道ファンタジー小説。
文字数 47,802
最終更新日 2023.04.19
登録日 2021.07.23