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第二王子のユーリィは、美しい兄と違って国を統べる使命もなく、兄の婚約者・エドゥアルド公爵に十年間叶わぬ片想いをしている。
その公爵が今日、亡くなった。と思いきや、禁忌の蘇生魔法で悪魔的な美貌を復活させた上、ユーリィを抱き締め、「君は一年以内に死ぬが、私が守る」と囁いてー?
十二個もあるユーリィの「死亡ふらぐ」を壊していく中で、この世界が「びいえるげえむ」の舞台であり、公爵は「テンセイシャ」だと判明していく。
転生者と登場人物ゆえのすれ違い、ゲームで割り振られた役割と人格のギャップ、ゲームの強制力に知らず翻弄されるうち、ユーリィは知る。自分が最悪の「カクシきゃら」だと。そして公爵の中の"創真"がユーリィを救うため十二回死んでまでやり直していることを。
どんでん返しからの甘々ハピエンです↑BL大賞参加しています
文字数 116,870
最終更新日 2024.11.27
登録日 2024.10.31
BL大賞投票お待ちしてます♡↑本編全6章完結♡甘々なその後や小話更新予定です!
夕夜は、コマンドが効きにくく、いまいち気持ちよくなれない破れ鍋サブ。
それでも綴じ蓋な運命のパートナーがいると信じている。
真王は、プレイも支配も求めず、強いグレアを持ちながら他のグレアに弱いドム。
こんなに愛してるのに、愛されてる気がしないと言われがち。
普通じゃない二人が望むのは、普通の恋愛。
障壁に阻まれても、相手に相応しくなれるように「変わりたい」と行動する。
そしてついに、ロマンチックなふたりならではのプレイに辿り着く。
普通の恋愛が、二人にとっては特別になる。
文字数 56,348
最終更新日 2024.11.11
登録日 2024.10.31
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