五行小説一覧

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 ここは神獣が治める神域。神域は麒鞠(きまり)家を中心に、碧羅(へきら)、紗紅那(しゃくな)、白露(はくろ)、玄毬(げんく)の五家により統べられている。五家の者は、神獣の加護を受けており、人と神獣の二つの姿を持っていた。  碧羅家きってのじゃじゃ馬姫である二女・静龍(せいりゅう)に、麒鞠王子・寛麒(かんき)からの縁談の話がやってくる。麒鞠家は、他の四家とおよそ三十年ごとに順番に婚姻関係を結ぶ慣習があり、それによって、五家のバランスが保たれていた。  静龍には婚約者の紗紅那家の二男・飛鳥(ひちょう)がいる。心に決めた相手がいる静龍が破談にしてほしいと父に詰めよれば、やって来た麒鞠の王子は飛鳥と縁を切らずに婚外交際を行っても良い、と言う。  強引に婚姻の話がまとまり、寛麒との婚姻が決まってしまった。純潔を奪われる前にと静龍は飛鳥と契りを交わし婚外交際が始まる。  しかしこの婚姻や交際には、裏があり――――  五家の遺恨を晴らすために、静龍は寛麒に協力することになる。 ※週1~2回更新予定です♡
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文字数 28,335 最終更新日 2024.09.14 登録日 2024.08.31
人ならざる力とその欲深さゆえに。 神の逆鱗に触れ、滅んだ一族がいた。 その罪から生まれた赤き海。 五百年の時を経て。 その一族と同じ姿をした一人の少女が突如現れる。止まっていた歴史がいま動き出す。
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文字数 4,248 最終更新日 2022.04.17 登録日 2021.08.19
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