恋愛小説一覧
フレイヤ・アズリベル——彼女の記憶には父も母も存在しない。
彼女にとっての心の支えは、育ててくれた祖母と『母が遺した』と言われているコンパクトだけ。
しかしその祖母も半年ほど前に亡くなってしまった。
大切な人を失った寂しさの中で生きていたフレイヤの前に、ある日、見知らぬ男女が現れる。
それをきっかけに彼女の人生は思わぬ方向へ進んでゆくことに——。
これは、定めゆえに戦い続ける、名もなきプリンセス・プリンスたちの物語。
※2021.7.22~2022.7.16 に執筆したものです。
文字数 105,474
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.01.25
名門貴族の令嬢である私が、婚約者に突然「他に想い人がいる」と言われ破談に至ったとき、すべてが動き出した。
愛と嘘で彩られた虚構は崩れ、醜い本性をさらけ出す者たちが次々と足を引っ張ろうとしてくる。
けれど、甘い言葉で誤魔化されるほど私はもう甘くない。
これは、偽りの縁を断ち切り、自分の道を切り開くための物語。
落ちぶれていく者たちを横目に、私は新たな誓いを胸に王国での地位を築いていく。
文字数 3,326
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.02.07
暖かな陽光が差し込む宮殿の庭園で、リリア・フォン・アルセインはそっと目を閉じた。薔薇の甘い香りが風に乗り、淡いピンク色の花びらがひらひらと舞い落ちる。
「……リリア、君は本当に美しい」
優しい声に目を開けると、目の前には金色の髪を輝かせるエドワード王太子がいた。青空のような瞳がまっすぐにリリアを見つめている。
「……もう、そんなお世辞を言っても信じませんよ」
リリアは頬を赤らめながら、そっと目を伏せる。エドワード様はいつもそうだ。からかうように甘い言葉を囁いて、リリアを惑わせる。
けれど、彼は間違いなくリリアの婚約者であり、将来の夫となる人だった。
「僕が言うのはお世辞じゃない。君は世界で一番、美しくて聡明な女性だ」
ふわりと手を取られ、そっと唇が触れそうなほどに近づく。心臓が跳ねるような鼓動を感じながら、リリアはそっと微笑んだ。
(きっと、私は幸せになれる)
そう信じて疑わなかった。
この日までは――。
翌日、リリアは冷たく告げられることになる。
「リリア、僕は君との婚約を破棄する」
その一言で、彼女の未来は音を立てて崩れ去ったのだった。
文字数 14,551
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.02.06
フローレンス家の三女・サニアは、毎朝ガーデンに咲く花を見るのが日課。今日も朝一番に庭へ向かうと——
「……?」
花壇の近くで、お姉様の専属執事のお兄さんが、うずくまって倒れていたのでした。お兄さんに近づくと、あわわ、お股が大きくふくれていました。痛いのかなぁ? お兄さんに理由を聞くと…、私の専属メイドのルナが紅茶に媚薬という【呪い?】をかけてふるまったそうです。ご迷惑をおかけしたようです。お兄さんのお股を、痛いの痛いのとんでけーをしようとしたら逃げられてしまいました。その反動でお兄さんは意識を失い倒れてしまいました。
どうしよう、お姫様のようにキスでもすれば呪いがとけて目覚めるかなぁ。お兄さんの唇に自分の唇を重ねました。
「ちゅ……」
サニアは一生懸命お兄さんの唇を吸い上げます。でも、お兄さんは目を覚ましません。それどころか、さらにうなされているようです。呪い?が解けないようです。困りました。そうだ! 猫さんの絵本だよ。猫さんのお母さんが子猫ちゃんの傷をなめなめしてあげてた。サニアは絵本のことを思い出しました。だからサニアはお兄さんのお股をなめなめしてあげることにしたのです。
文字数 4,770
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.01.30
「神様はいつもきまぐれ」
残業のお礼に牛丼を奢ってもらった翌日、壊れた家電を一緒に買いに行くだけのはずだったのに。流されて一線を越えてしまい、なし崩しに一緒に過ごしてるけど、佐藤は遊びなの? それとも本気なの?
元気なOL広瀬ちゃんと飄々としてつかみどころのない同期の営業佐藤くんの話。
「番外!!」
「煙草を買いに」と「神様はいつもきまぐれ」の登場人物達が繰り広げる連作短編集です。番外と言いながら本編よりもはるかに長い22万字強(『煙草を買いに』5555文字・『神様はいつもきまぐれ』34567文字)。余談が本論。
※ムーンライトノベルズ、エブリスタでも公開しています。
※表紙の素敵な絵はコンノ様(@hasunorenkon)にお願いしました。
文字数 81,912
最終更新日 2025.02.07
登録日 2022.03.10
「お、おいおいおい、まてまてまて…………えっ、おめえ、女かよっ!?」
食糧を略奪すべく貴族の船を襲っていたダンは、剣を交えていた相手が若い女であることに気づくと、剣を収めて和解をはかる。
わめくばかりの彼女と言葉をかわすうち、彼女の剣を構える手がカタカタ震えていることに気づいて……。
海賊として生きる男が貴人に仕える侍女に惚れ込む物語。
地名と時代は架空です。
直接的ではありませんが性描写があります。
文字数 349,030
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.01.06
伯爵令嬢アリシアは婚約者エリックに愛人を作られ、あろうことか浮気の責任を押しつけられて婚約破棄されてしまう。激しい屈辱と絶望の淵に立たされた彼女の前に現れたのは、王家の血筋を引く公爵家跡取り・クリストファー。華やかな宮廷に渦巻く陰謀と、エリックの醜い企みが重なり合う中、アリシアは反撃を決意する。
文字数 3,711
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.02.07
類稀な魔術の才を持ちながら、人々を恐怖に陥れ続けた「死霊術師シード」は、一切の感情を殺し、冷酷に力だけを信条としていた。
そのため、世界の守護者である「女神ラナスオル」の怒りを買い、殺し合いの戦いに身を投じる。その末に彼女と共倒れになり、二人は魔法も精霊も存在しない異世界に閉じ込められる。
破壊と創造の力を持つ、威厳ある女神でありながら、ちょっと「わがまま」で、不器用で、コンビニバイトを楽しんでしまうぐらい人間くさい。
そんなラナスオルと共に奇妙な日常を送りながら、シードは元の世界「ラナス」へ戻る方法を探るが、決して相容れない二人の関係に、少しずつ変化が訪れていく。しかし、いずれは決着をつけなければならない者同士。二人が歩み寄る未来などないはずだった。
シードは女神に問いかける。自分を殺すことが本当に使命を守ることなのかと。
そして彼自身も、女神から託された「人としての生き方」「愛という感情」を知るための答えを探す永遠の旅を続ける。
文字数 108,637
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.01.06
侯爵令嬢セレナは婚約者に浮気相手を紹介され、「彼女を正妃にするから、お前は退いてくれ」と言われた。別れを呑み込んだセレナだったが、同時に実家からも厄介払いを受けてしまう。行き場を失い森へと逃げ込むが、そこは精霊が住まう“聖なる森”だった。か弱い令嬢などと思わないで。精霊の加護を得た私が、これから本当の力を見せてあげます。
文字数 39,293
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.01.24
輝くような人気者の王子が好きだった没落令嬢のスピナは学生時代、当時王子だった王に振られる。しかし、その王の美貌の側近だったルドンに拾われ、結婚することになる。優しく処女を奪われ、毎晩愛されルドンにひかれるが、実は爵位のみが狙いだったと知り絶望する…。Rシーンが入っているお話には※を付けています。
文字数 35,825
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.01.31
「捨てられた侯爵夫人の二度目の人生は皇帝の末の娘でした」のお話の内容は一緒ですが、主人公のソフィアがアレックの元へ嫁いで亡くなるまでの一年間のお話しと、妻が亡くなったアレックのその後の人生、そしてエミリーの人生のお話になります。
ソフィアが皇帝の娘として生まれ変わる事は無いお話しになります「二度目の人生」とは別の話しになりますのでこの小説だけでも読めます。
同じお話しになりますが「二度目の人生」に書いていませんお話しもあります…読んでいただけたら幸いです。
誤字、脱字があります…
よろしくお願いします。
文字数 43,819
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.01.25
「フン‼」
「うるせぇ‼」
「黙れ‼」
そんなことを言って周りから恐れられている、君。
……でも。
私は知ってしまった、君の秘密を。
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佐伯 杏樹(さえき あんじゅ)
市野瀬大翔(いちのせ ひろと)
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文字数 18,622
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.01.18
一般家庭の娘・ローズには夫に苦しめられた前世の記憶があり、絶対に結婚しないと心に誓っている。
子どもだけは欲しかったので、クラスで一番地味で無害そうなイヴァンに子どもの父親になってと頼み込む。無事に可愛い息子が生まれてめでたしめでたし!
とはならず、息子のリュシアンは魔法使いの血を引いていた。
魔力がないローズはリュシアンの扱いに困り、再びイヴァンを頼ることに。
再会したイヴァンは別人のようにローズに甘く、そして強くなっていた。
さらに、何故か旧友アンドレもローズに絡んできて…?
絶対に結婚したくないローズと、ローズのことが大好きなイヴァン。二人の未来はどうなる?
シンママ異世界ラブコメです。
※マーク成人向け表現
・ラブロマンス<<<ラブコメ寄り
文字数 51,439
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.01.07
子爵令嬢アリエッタは「魔力がない」という理由で王太子から見下され、婚約を破棄される。彼が選んだのは、奇跡の癒やしの力を持つという少女だった。実家からも厄介者扱いされ、追い詰められたアリエッタ。だが本当は、その力を隠していただけだった。高笑いとともに実家を出るアリエッタの行く手を、やがては国を揺るがす運命の出会いが待ち受ける。
文字数 36,415
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.01.23
ひたすら妻を溺愛する夫は50歳の仕事人間の服飾デザイナー、新妻は23歳元モデル。
結婚をして、毎日一緒にいるから、君を愛して君に愛されることが本当に嬉しい。
何もできない妻に料理を教え、君からは愛を教わる。
文字数 37,171
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.01.31
わたしはブリュレットテーヌ。
ボルドリックス王国ウスディドール王太子殿下の婚約者。
甘いものが大好きなフィスラボルト公爵家の令嬢で金髪隻眼。
家では継母にイジメられていて、幸せだとは言えなかった。
それでも、このまま結婚することができれば、幸せになることができると思っていた。
しかし……。
わたしは浮気をされてしまい。婚約を破棄された。
それだけではなく、公爵家を追放され、処断された。
ただ、婚約破棄をした方も、その後、みじめな思いをすることになる。
その後、わたしは、リックスヴィノール王国にあるギュールヴィノール公爵家の令嬢ルリーゼティーヌとして転生した。
しかし、そこでもわたしは継母にイジメられた。
父親も、継母に心が傾くようになり、幸せだとは言えない状態になっていた。
そのような状態の中、わたしは十歳の時、前世のことを思い出した。
前世ではつらい思いをしたことが多かったのだけれども、一番つらい思いをしたのは、この世を去る時だった。
前世のようなことを繰り返したくないと思ったわたしは、聖女を目指すようになる。
そして、婚約者、そして、夫となる人に溺愛されて、幸せになりたいと思うようになった。
それから年月が経った十五歳の時、わたしは一人の少年に出会う。
この少年との出会いが、わたしの人生を大きく変えていくことになる。
その後、さらに年月が経ち、わたしは婚約することになったのだけれど……。
この作品は、「カクヨム」様にも投稿しています。
「カクヨム」様では、「今世で継母にイジメられ、前世では寝取られてしまい、婚約破棄・追放・そして……。今世では聖女になり、婚約者に溺愛されて幸せになりたい。」という題名で投稿を行っております。
文字数 135,542
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.01.31
公爵家令嬢セシリアは、第二王子リオンに求婚され婚約まで済ませたが、なぜかいつも傍にいる女性従者が不気味だった。「これは王族の信頼の証」と言うリオンだが、実際はふたりが愛人関係なのでは? と噂が広まっている。ある宴でリオンは公衆の面前でセシリアを貶め、女性従者を擁護。もう我慢しません。王子妃なんてこちらから願い下げです。あとはご勝手に。
文字数 33,209
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.01.25
「伯爵令嬢との政略結婚が決まったからお前は用無しだ」
そう言って男爵の夫・リリックスは離縁を宣言し、平民の私・レイラを荒れ果てた領地へ追放した。
正直、貴族社会に振り回される毎日は疲れていたから、ひっそりここで生きていくのも悪くない。
そこで辺境の村を立て直すと、噂を聞きつけた公爵令息・ボリスが「我が領でその手腕を発揮してくれ」とスカウトに来た。
私は求めに応じ、公爵領の改善に協力する。
一方、リリックスと伯爵令嬢・ナディアは上手くいかないようで――。
文字数 37,396
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.02.02
一度は伯爵令嬢として、同じ国内の侯爵家に嫁いだラナ。だが夫とその愛人の策略により「不妊のせいで用済み」と離縁されてしまう。泣く泣く国外へ渡り、文通で知り合った隣国の騎士と再婚したところ、心優しい彼と共に幸せな日々を送れるように。ところがある日、国境まで前の夫が「戻ってくれ」とやってきた。もう、遅いにもほどがありますよ。
文字数 28,854
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.01.25
呉服で財を成し華族入りした葉室家だが、経営破綻の危機に陥っていた。
娘の綾乃は陸軍士官・堀口との縁組を押し付けられるものの、夫は愛妾と邸で暮らす始末。
“斜陽館”と呼ばれる離れで肩身を狭くする綾乃。
だが、亡き父の遺品に隠された一大機密を知ったことで状況は一変。
綾乃は幸せな生活を見出すようになり、そして堀口と愛妾は地獄に突き落とされるのだった。
文字数 68,920
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.01.24
子爵令嬢のマリエは、ある社交界にて、婚約相手である伯爵令息・ニックスの不貞現場を目撃してしまう。
しかも、相手はマリエが友人だと思っていた男爵令嬢のリリーである。
必死に弁明をするニックスとリリーに対し、マリエは「見なかったことにするから縁を切るように」と大人な対応を見せる。
しかし翌日、状況は一変。
なぜかマリエが不貞行為を働いていたという偽情報が広まっていたのだ。
もちろん情報の発信源はニックスとリリー。
二人はマリエを悪者に仕立てることで、自分たちの不貞行為を隠蔽しようとしたのだ。
マリエは釈明するが、悲しいことに証拠がなくて受け入れてもらえず。
ニックスに「不貞行為をする女などいらぬ」と婚約破棄を宣言されて名誉もズタボロ。
だが、マリエは「分かりました」と納得する女ではなかった。
子爵領に戻ったマリエは、父に事情を説明し、復讐したいと訴える。
彼女の言い分を信じた父は、「自由に暴れなさい」と家督を彼女に譲る。
こうして子爵となったマリエは、子爵としての権力をいかんなく発揮して復讐を始める。
文字数 46,146
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.01.26
子爵令嬢のメリーンは、男爵家の令息ジョンソンと政略結婚をするはずだった。
結婚式を直前に控えたある日、世界中の国々を旅していた公爵令嬢のセレナが帰国。
セレナの帰国を祝うパーティーが開かれたのだが、そこでセレナはジョンソンに一目惚れ。
衆目の中で「私、ジョンソンと結婚するわ!」と宣言してしまう。
メリーンとの結婚が決まっている以上、通常であればジョンソンが断れば済む話だ。
しかし、ジョンソンは「分かりました!」とその場で承諾してしまう。
そして、メリーンに「子爵家より公爵家と繋がるほうがいいので、すまん!」と婚約破棄を宣言。
誰もが衝撃を受けるが、絶大な権力を誇る公爵家には逆らえず、その場は終わってしまう。
メリーンの両親も「不運だったな」とメリーンを慰めるが、彼女の気は済まなかった。
「たとえ政略結婚でも、顔に泥を塗られて『はい、そうですか』とはなりませんよ」
報復に動き出したメリーンは、手始めに王家まで味方につけると、伯爵家や侯爵家とも連携。
王国史に残る一大政争を引き起こし、公爵家と男爵家を破滅に追い込む。
文字数 52,525
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.01.30
文字数 2,410
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.02.05
愛のない結婚と冷遇生活の末、六年目の結婚記念日に夫に殺されたプリシラ。
だが目を覚ました彼女は結婚した日の夜に戻っていた。
魔女が行った『六年間の時戻し』、それに巻き込まれたプリシラは、同じ人生は歩まないと決めて再び六年間に挑む。
変わらず横暴な夫、今度の人生では慕ってくれる継子。前回の人生では得られなかった味方。
二度目の人生を少しずつ変えていく中、プリシラは前回の人生では現れなかった青年オリバーと出会い……。
文字数 142,079
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.01.21
突然、伯爵家嫡男アルベールに婚約を破棄された子爵令嬢リディア。
理由も分からぬまま破談となった彼女を、周囲の貴族たちに笑い者にする。
しかしある日、屈辱に耐え生き抜いていたリディアのもとに、一通の書状が届く。
これがきっかけとなり、彼女は裏切った者たちに立ち向かってゆくことになる。
文字数 20,258
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.02.05
公爵家の令嬢ペトラ・ポナンザは、ある日、婚約相手の王子から婚約破棄を言い渡される。
伯爵家の令嬢が仕組んだ罠によって、不貞行為を働いたと思われたのだ。
それによってペトラは国外に追放され、家門からも除外されてしまう。
ただの一般人となったペトラは、生きる為に隣国を彷徨う。
そして、国境付近で魔物牧場を営む男と出会い、牧場経営に参加する。
しかし、間もなくして牧場の経営者である男が病によって急死。
ペトラが牧場を相続することとなる。
ペトラは独自の策を打ち出し、牧場を盛り上げていく。
そんなペトラに、ペトラを罠に嵌めた伯爵令嬢は嫉妬する。
公爵令嬢だったことに何の未練も持たないペトラと、
勝手に対抗意識を燃やして自滅していく伯爵令嬢の物語。
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本作品は他社様より書籍化していましたが、既に出版契約を解除しております。
現在、本作に関する権利は絢乃に戻っています。
したがって、ガイドラインの【※他社で書籍化済の作品であっても、出版権が本人に戻っており、かつすべての書店(電子含む)からの該当商品の取下げが完了している作品であれば、規約違反にあたらないと判断されるため取下げ対象にはなりません。】を満たしております。
文字数 54,164
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.01.22
侯爵令息ヘリオットに長年“お飾り”扱いされた子爵令嬢セレナ。彼は公の場ではセレナを連れ回し、私生活では別の令嬢と恋に落ちている。セレナは黙って耐えてきたが、あるパーティーで二人が堂々と愛を誓う姿を目撃し、とうとう堪忍袋の緒が切れた。「そんなに一緒にいたいのなら、どうぞご自由に」そう言い捨て、わずか数日のうちに婚約解消を済ませて姿を消す。残されたヘリオットは、セレナ抜きで成り立たない事業や人脈に気づくのだった。
文字数 42,547
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.01.24
公爵家に嫁いだミレイユは、激務の夫が“仕事”という口実で愛人のもとへ通う姿に気づかないふりをしてきた。けれどある日、開き直った夫は「家名のために耐えろ」と言い放つ。もはや我慢の限界に達したミレイユは離縁を宣言。すると何故か、あれだけ放置していた夫が必死にミレイユを引き止めようと動き出す。もう遅いのに――。
文字数 35,566
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.02.02
キャバクラで接客中の三咲。
お客さんが入れてくれたシャンパンをガブガブと飲んでいた……はずなのに、気づくと見知らぬ場所にいた。
目の前には、こめかみのあたりから二本の角が生えたイケメン。明らかに同じ人間とは思えない。
周りからは、人間を殺せという声が。
死にたくない。その一心で、美咲は魔王相手に得意の接客を始めるのだった。
文字数 15,827
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.02.06
子爵令嬢レイラは北の領主グレアムと政略結婚をするも、彼が愛しているのは幼い頃から世話してきた従姉妹らしい。夫婦生活らしい交流すらなく、仕事と家事を押し付けられるばかり。ある日、従姉妹とグレアムの微妙な関係を目撃し、全てを諦める。
文字数 45,313
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.01.26
婚約者が浮気してた。しかも向こうから婚約破棄。ふざけてやがる。でも身分が下の家では泣き寝入りしかない。そんな時に教会で信託が降りた。
「エリーゼ・フォン・ヴァルデンを聖女とせよ」
元婚約者様、肩身が狭そうですわね。
文字数 11,196
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.01.31
世界を守るため、母と兄を殺し自分も殺そうとする実父と婚約者の王太子と戦います、恋など後回しです。
文字数 22,716
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.01.31
田舎貴族の令嬢エミリーは名門伯爵家に嫁ぎ、必死に家を切り盛りしてきた。だが夫は領外の華やかな令嬢に夢中で「お前は暗くて重荷だ」と追い出し同然に離縁。辛さに耐えかね故郷へ帰ると、なぜかしばらくしてから「助けてくれ」「戻ってくれ」と必死の嘆願が届く。すみませんが、そちらの都合に付き合うつもりはもうありません。
文字数 56,200
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.01.29
夫の浮気と不倫相手の妊娠でバツイチになった保育士・奈津子。ある日、交通事故に遭い、愛読していた物語の世界に転生する。しかし転生したのは原作でも4行しか登場しない悲劇の脇役の侯爵令嬢。実家の侯爵家では妾の子であることから冷遇されていた侯爵令嬢は、皇帝の命令で、魔女の呪いを受けて重症を負い、隠居したという公爵に嫁がされる。嫁ぎ先の公爵家には、さまざまな秘密があってーー。
文字数 75,288
最終更新日 2025.02.07
登録日 2024.12.31
逆境を跳ね返すヒロインたち!
異世界恋愛を中心としたお話を「短編集」としてまとめました。コメディ、ダーク、いろいろ取り揃えています。章ごとに独立したお話なので、お好きなタイトルからお楽しみください。
『「愛さない」と告げるあなたへ。奇遇ですね? 私もです。』『おっとり令嬢ですが、婚約破棄なら受けて立ちましょう!』『ある公爵家における、父親の苦悩~娘が突然「婚約破棄」されたらしい』『嘘つき彼女がドレスを脱いだら』『わたくし、恋する相手を盛大に間違えていました。〜婚約していた王子殿下が、私を嵌めようとした結果。』他、順次、更新していきます。
※他サイトでも各タイトルで掲載中。
※表紙は楠結衣様にご制作いただきました。有難うございます!
文字数 56,677
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.01.31
長年片想いしていた幼なじみと妹の結婚式の日、主人公の高橋由里は異世界へと召喚される。由里の魂を召還したのは、ざまぁの果てに命を落とそうとしていた悪役令嬢・リリィ・マクラクランだった。全てを手に入れようとして失敗し、婚約者の王子にも婚約破棄されたリリィは、その復讐のため最期に命を賭して、異世界から由里を召還したのだった。魂だけで召喚された由里は、死にかけていた悪役令嬢の身体に入り、異世界に転生することになる。
一つの身体に、二つの魂。妹に好きな人を奪われたお人好しの引き立て女・由里と強欲すぎて全てを失った悪役令嬢。愛を得られなかった恋愛弱者の女たちがバディを組んで、新たな人生を歩き出す。
『引き立て女×悪役令嬢=無自覚あざと女子?』
異世界召喚の際に由里と共にもたらされた聖典『愛され女子になる方法』(恋愛ハウツー本)を駆使し、二人で力を合わせて目指すのは幸せな未来?
愛され女子を目指し溺愛ルート目指して驀進するニコイチ・ラブコメディ。
果たして、彼女たちは愛されることが出来るのか?
文字数 84,953
最終更新日 2025.02.07
登録日 2024.06.24