「海」の検索結果
全体で8,082件見つかりました。
元々1人でこの世を去ることを心に決めていた少女。
最愛なる友人にだけ明かした “ 自殺 ” 。
海が大好きな少女は命を絶つ当日の夜。
“ 最期に会いたい ” と友人であるあたしに連絡をする。
海岸沿いのコンクリートの上に座り込み2人で他愛ない話を何時間もし続け話題が尽きた頃、逝くことを決意する。
「 私の夢、聞いてくれる? 」
笑って私に問いかけた。
“ みちずれ ” という表現方法を使って “ 一緒に逝きたかった ” と打ち明けた。
あたしは少女とこの世を去るのならば、怖くは無い。
そう思い毒を含んだ言葉を吐きつつも死ぬことについて了承をする。
それを察した少女は嬉しさの余り強く抱き締めそのまま海へと身体を投げた。
水中からしか見えない景色。
歪んだ星空に近くを泳ぐ魚。
着々と薄れていく酸素。
最期には相応しい綺麗な場所と大切な人。
友人がいつも大切につけてくれていたあたしがプレゼントした青色の蝶の髪飾りが外れ、その一瞬で蝶の形をした死神へと変化しあっちの世界へ招いてくれた。
“ あっちの世界 ” とはどこなのでしょうか。
少女たちの幸せは水の泡たちと共に空へ昇った。
文字数 13,212
最終更新日 2024.07.08
登録日 2024.07.04
お忙しい方のための
・1分あらすじ動画はこちら→https://youtu.be/UTW3UeWlrHQ
・1話動画はこちら→https://youtu.be/VPFL_vKpAR0
〈ストーリー〉
◆記憶をなくした幽霊×全盲の芸術家青年 ◆
一人暮らしを長年夢みていた視覚障がい者の春海は、
やっとのことで引っ越してきた奥多摩の屋敷で、
屋敷に住み着く幽霊・久周と出会う。
出会い頭に「出ていけ」と久周に脅される春海だったが、
彼の記憶を探すことを条件に屋敷に住み着くことを許される。
だが久周との共同生活を続けていくうち、
春海は屋敷にまつわる凄惨な過去と、
久周の記憶の闇に直面することとなる。
〈更新頻度〉
・更新頻度は以下、連載中作品動画のPV数を参考にしたいと思います。
基本、毎日0:00時点でのPV数が多い方の作品を、その日のうちにアップする予定です(^^)
ー現在連載中ー
『君がいる光』(本作品)https://youtu.be/VPFL_vKpAR0
『春雪に咲く花』(探偵×不幸体質青年)https://youtu.be/N2HQCswnUe4
・Web小説投稿、動画編集すべて初心者ですが、
見やすい、読みやすい作品を目指してます。
ここをこうしたらいいなどの改善点、
誤字脱字等の報告がありましたら、お気軽にどうぞ。
〈その他〉
以下のサイト様でも同時投稿させていただいています。
・ムーンライトノベルズ様
・エブリスタ様
文字数 119,594
最終更新日 2022.02.10
登録日 2021.12.29
長編の次作である「鬼と天狗」の習作として、書き下ろしてみました。
舞台は幕末の二本松藩。まだ戦火が遠くにあった頃、少しひねくれたところのある武士、大谷鳴海の日常の一コマです。
尚、鳴海は拙作「直違の紋に誓って」でも、主役の剛介を会津に導くナビゲーター役を務めています。
文字数 19,652
最終更新日 2023.06.15
登録日 2023.06.15
「報道班員、日本もおしまいだよ。僕のような優秀なパイロットを殺すなんて。僕なら体当たりせずとも、敵空母の飛行甲板に50番(500キロ爆弾)を命中させる自信がある。僕は天皇陛下のためとか、日本帝国のためとかで行くんじゃない。最愛のKA(海軍の隠語で妻)のために行くんだ。命令とあれば止むを得まい。日本が敗けたらKAがアメ公に強姦されるかもしれない。僕は彼女を護るために死ぬんだ。最愛の者のために死ぬ。どうだ。素晴らしいだろう。 」
-Wikipediaより引用
今から74年前の10月25日。一人の青年が命を落とした。23歳の若い盛りであった。1921年の8月29日に愛媛県新居郡西条町(現愛媛県西条市)に生まれ、成績優秀、運動も出来、正に文武両道。眉目麗しく、一見すると非の打ち所がなかった。海軍兵学校へ入学すると高身長故に姓名申告の折に上級生にも褒められる。しかし心の何処かでは、何か違うと感じていたのではないだろうか。____...時代は第二次世界大戦の真っ只中。自分の意見を言わんとすれば、罰せられ命をも奪われかねない国で、うら若い青年がもがき苦しみ最後に出した答えは..._____。
こちらの作品は戦争物でございます。この時代を生きていなかった私が調べられる限り、また想像の限りで書いていきたい作品です。戦争を体験した方が高齢化していく昨今、生の声を聞く機会が少なくなってきていると思います。けれど、忘れてはいけません。自分の家族を守ろうと命を散らした人が居ることを。私の出身地に近い所でご誕生なさった方が神風特別攻撃隊として命を落としたことを知り、今作の執筆に至りました。この作品を通して、一人でも多くの方が辛く苦しい時代を確かに生きていた人が居たということを感じて頂ければ幸いでございます。
文字数 1,412
最終更新日 2019.12.20
登録日 2018.10.07
体内に侵入し、内臓から人体を焼き尽くす。
即ち、ヨマガサノ、キイトキレルヤ、カスラムシ。
ー殺され女優・鎌田靜子の憂鬱な毎日ー
『死体女優』と呼ばれる静子は、マネージャーの高木と共に、神奈川県川崎市にある小さな神社へと出掛けます。
毎夜、悪夢にうなされる高木の脳裏に焼き付いている光景が、以前ドラマのロケ地であったこの神社でした。
竹林、祠、鳥居、古洗所。
そこでは昔、凄惨な事件が発生していました。
犯人は児玉詩織。
当時のマスコミは騒ぎ立てますが、詩織の死刑執行後に騒動はピタリと治まりました。
それから数十年。
詩織の念が必然と共に解放されます。
川崎、調布、北海道、葛飾、新宿、様々な場所で起こる奇怪な現象。
そこに接点はあるのでしょうか?
文字数 12,708
最終更新日 2020.11.23
登録日 2020.11.09
数あるシュミレーションゲームをクリアした大橋蓮。
たいていのゲームがぬるゲーに感じてしまうようになった蓮は、自分の望むハードモードなシュミレーションゲームを自作する。その製作途中で、気が付くとどことなく見た事のある土地に横たわっていた。
文字数 19,118
最終更新日 2023.01.25
登録日 2022.10.20
世界は大海に沈んだ。残された僅かな土地は生存に適さず、人々は巨大な浮島(フロート)に暮らす。そんな世界でも争いは絶えない──ひとえに人の愚かさ故に。
痛みに満ちた世界を生きるため、人は戦う力を身につける。その力を売って稼ぐのが傭兵だ。そんな雇われの駒の1つとして戦闘機を駆るレイ=ヤナガワは、運悪く負け戦に雇われてしまう。戦いの中で機体を失った彼が敵地で見つけたのは、戦闘支援用システムとして少女の人格を搭載した実験機だった。彼女の力と新しい機体によって敵中からの脱出に成功するレイだったが、少女の存在の裏には暗い過去と醜悪な悪意が隠されていて……
戦場の空を駆ける一匹狼が鷲の淑女と出会うとき、物語は動き出す。
※この物語はできる限り多くの人に分かりやすく読んでいただくため、専門用語を単体で使用することをなるべく控えております。例としてはルビとしての利用や、平易な表現に置き換えるといったものです。航空機やミリタリーなど特定の分野に詳しい方が読むと違和感をおぼえる内容も含まれていることと思いますが、ご容赦ください。フィクションとして楽しんでいただけると幸いです。
カクヨム様、小説家になろう様、アルファポリス様。三つのサイトに同時投稿しております。
第8回カクヨムWeb小説コンテストに応募しました。
文字数 9,966
最終更新日 2023.01.16
登録日 2023.01.16
真紅の瞳をもつ女神が7人の勇者の力を解放し世界を救うと言う神託が出た。立て続けに起こる事件に怯えながら暮らす人々は、そのお告げに希望を見いだした。
思いがけず女神に選ばれてしまった少女は、正体を隠しながら勇者を探す。
文字数 15,190
最終更新日 2023.02.26
登録日 2023.02.08
文字数 4,346
最終更新日 2018.04.18
登録日 2016.11.20
私、紗枝子。
嘘告しようとしていた男子、海斗を本気で好きになっちゃた。
海斗が好きなのはクラス1のマドンナ、亜佐。
絶対叶わない恋。 嫌いになろうとするほど好きになる
ある日、私が海斗が好きなことがみんなにばれちゃって、、、!?
文字数 190
最終更新日 2018.03.10
登録日 2018.03.10
お気に入りに追加
1
たまたま妹が歌の歌詞で『シャングリア』とは、どういう意味かと言っていた。調べるとイギリスだっけ、ヨーロッパ州の小説家の名前と書いてあった。その上その小説家には歌があったとか、その話はよくって、歌の歌詞にそんな事言ったら合わないよ。って言ってきたのが。とある日本の有名作家の人が外国人だったけなぁ。英語を日本語に訳したやつを教える時に、英語では
『アイライブユー』を日本語に訳せば本当なら『あなたが好きです』をその小説家は、『月みたいに綺麗ですね』てきな事に現したと、本の内容かは分からないが、曇っていて月がない日に言って、告白した。みたいな事言ってきて、小説書く上ではそういう表現力も必要だと思い、この本を書くのだ。
文字数 434
最終更新日 2019.11.14
登録日 2019.11.14
第三次世界大戦が終了して二年後。世界は荒廃し空は無数の新兵器が飛び交い、海は破壊された軍艦が魚の代わりに水中を漂っていた。希望のない世界で少年は、生き抜くために軍に入り、戦い明日の夜明けを目指す。目指すは栄華の絶頂。西暦二千年代の日本を全世界へ。
文字数 4,286
最終更新日 2020.08.26
登録日 2020.08.25
王国に念願の第三王子が生まれた。第一王子は『剣聖』のスキルを持ち、第二王子は『賢者』のスキルを持って生まれた。
偉大なるスキルを持つ二人の兄と同じように、第三王子も凄いスキルを持って生まれると国王は大いに期待していた。
けれども、期待した分だけ、第三王子のスキルを聞いた時の落胆は凄まじいものだった。第三王子のスキルは『泳ぐ』だった。
ただ上手く泳ぐ事が出来る駄目スキルに、国王は思わず王妃の浮気を疑ってしまった。
よく見えれば、自分の髪と瞳の色とは、まったく違う赤ん坊は、他人の子供にしか見えない。
このまま王宮に置いておけば、良からぬ噂が広がるのは時間の問題だと、国王は第三王子を病死という形にして、王妃と一緒に追放処分しました。
そして、月日は流れて——五年後。
寂れた漁村の海岸で、元王妃と名前を変えた第三王子が、楽しく泳いでいました。二人は幸せに過ごしていました。
けれども、その幸せも長くは続きませんでした。幸せそうな二人の姿をジッーと眺める三人の悪い海賊が現れるまでは……。
文字数 311,328
最終更新日 2021.05.21
登録日 2021.04.13