第2回ミステリー小説大賞
選考概要
編集部内で一次選考において大賞候補作としたのは「恋人は執事様!」「うつしゆめ」「牛天国」「キスアウェイ」「およそ【文学】とは言い難いけれど。」「アンナ・アップルトンの冒険」「十字街」「密室にデュラハン」の8作品。その後の選考過程を経て、最終的に大賞としたのは「密室にデュラハン」。大変読みやすく軽快な文章で、主人公と個性的な探偵とのやりとりが面白く、いわゆる「オチ」の部分に物足りなさが残るが、総合的に見て大賞にふさわしい作品であるとして決定した。
応募総数
73作品
開催期間
2009年07月01日〜末日
恋人は執事様!
編集部より
対象作のなかでポイント最上位作品として、“読者賞”に決定いたしました。女子高生と謎の執事という組み合わせのふたりが、事件に巻き込まれていくライトノベルで、非常にテンポが良く、読みやすいお話でした。次第に明らかになっていく秘密や過去など、各所に読者を引きつける要素があり、読み手を最後まで飽きさせない作りになっていると思います。
投票ユーザ当選者
投票総数
278票
当選
10名
- 池田 慧 さん
- 弥一 さん
- Capslock_81029 さん
- black-knight さん
- のろ馬 さん
- 真砂 さん
- 澤木鉄哉 さん
- サト吉 さん
- 静海 さん
- ユーザ名の登録がありません
探偵事務所でアルバイトする女子大生の主人公が、個性的な美人探偵に振り回されながら怪事件を解決していく探偵ストーリー。軽快な文章で大変読み易く、またキャラクターも魅力的でした。ただ残念ながらミステリーのオチは物足りなく、そこがブレイクスルーできれば非常に面白いミステリー小説となったと思います。