ナノ・バイオ小説一覧

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SF 連載中 長編 R15
【あらすじ】  その日、全世界を突如として天変地異が襲った。  磁極の移動、ポールシフトが引き起こったのだ。  それにより、全世界の人口の半数以上が死滅した。  サイエンス・テクノロジーの分野において、世界の国々を圧倒していた日乃国(ひのくに)の国民は3分の2が死に絶えてしまった。  それから5年の月日が流れ、火山から噴き上がる噴煙は、黒雲となって地上を閉ざしつづけた。  日乃国の都市だったその地には黒い雨ばかりが降りつづき、倒壊したビルや建物の残骸が瓦礫となって累々と埋めつくす荒廃の地と化していた。  だが、ポールシフトは、全世界を崩壊させただけではなかった。  その直後から、とつぜん起きた遺伝子の暴走によって、異形の者へと変異する人間が現れはじめたのだ。その遺伝子の暴走は、すべての生物にも起こり、ある生物は古代生物へとその姿を変え、またある生物は巨大化した。  ポールシフトによる地殻の変動が地磁気にゆがみを生じさせ、それによって生物の遺伝子は影響を及し、その形態までも変えてしまったのだった。  犬の異形人に妹を喰われ、そして自らも喰われた桜木蝶子だったが、アルファ・ノアによって救出された。  アルファ・ノアが開発した〈ナノ・プス〉というナノ・バイオを移植された桜木蝶子は、そのナノ・プスによって身体を再生し、甦生したのだった。  そして桜木蝶子は、ナノ・プスを移植されたことによって、特質能力を身に着けることとなった。  その後、桜木蝶子は、妹の復讐を果たすために、アルファ・ノアの所有物になるという契約を交わし、執行人となったのだった。
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文字数 108,504 最終更新日 2022.09.30 登録日 2019.01.06
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