ミライ小説一覧
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物語の登場人物は4人。
最近ようやく電動アシスト自転車を手に入れたコハル。
コハルの師匠でなにかと行動力があるナツミ。
なんでも知ってて、調べることが好きなアキラ。
おしゃれタイプだけどときどき変なことを言うミユキ。
小学4年生(のはず)の4人は、夏休みの自由研究で、近くにいる(はずの)「センセイ」に会いに行き、その途中で見聞きしたことをまとめることにする。
世界には、その4人しかヒトはいないけど、そんなことは誰も気にしない。
だってねえ、みなさんも、ハラジュクとかアサクサ、それにタバタなんてところ、あると思いますか。
行ったり見たりしたこともないものがリアルだって、誰か、あるいは何かにだまされてるんだよ。
リモート授業でしかやりとりしていない、センセイのところまでは、普通に行けば2時間、路上観察とかしながら行っても4時間もあれば大丈夫、とアキラは言うし、無事につけたらキツネウドンをごちそうしてやるよ、とセンセイも言う。
だけど目的地のI市にたどり着くまで、自転車は故障するし、ゲリラ雷雨にも会うし、タツ型の宇宙人も助けるし、I市にある目的地、丘の上の情報基地はヒトを入れてくれない。
文字数 46,585
最終更新日 2024.08.31
登録日 2024.07.26
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