一枚の郵便物小説一覧
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由香も勉に何度か連絡したが返事が来ないまま、大学で新たな出会いが出来たがやはり勉のことが何処かに残り、いつも気にしていた.そんなある日に勇気を出してはがきを書いてみた。
初めは勉の近況が分かればいいかなと思っていたが、勉も独身でいたのでもう一度、あの時のように熱い思いに戻れたらいいかなと思った。
「だから、勉から電話があった時はもう嬉しくてたまらなかった。そして、勉に抱かれた時にあの始めての時を思い出したの、もう一度、初々しい自分に戻り勉に愛されたいと思ったの」
文字数 3,952
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.06.16
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