カビ小説一覧

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SF 完結 長編 R15
 世界的な感染症の流行、その副反応により妊娠率が低下し、このままでは本当に人類は滅びてしまうと結論付けられるにまで至った。  そして世界中でありとあらゆる機関が生殖率を上げる研究へと資金を提供し、時に寄生虫にさえ手を出し、人々は氷河に眠る太古のカビへと辿り着いた。  だが、そのカビは宇宙から齎された太古のカビ。  蘇ったカビは瞬く間に世界中へと広がり、人々と共存を始めた。  そう、繁殖率が劇的に上がったのだ。  そうして最初は歓迎していた人々も、果ては様々な対抗手段を取る事に。  寄生生物の猛威に気付いた科学者によって、トキソプラズマと同様に宿主への顕著な影響が発見され、排除が試みられた。  だが、人々は受け入れるしか無かった。  子を成したいと思う本能には、抗えなかった。 Ωバース嫌いも、全く知らない人にも読んで貰える様に書いたつもりですが。 生物学や経済学等の専門家では無い為、抜け漏れ等が有るかも知れませんので、ご指摘頂ければと思います。
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文字数 150,946 最終更新日 2024.04.13 登録日 2024.04.07
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