疑似ヨーロッパ風小説一覧

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 完結済みの作品になります。  ベルーナ伯爵は、迷宮で多くの魔石を獲得し、妖魔から領土を守り、特産品作りすら担っていた魔術師のマリウスを追放した。  娘を嫁がせるとまで約束していたにも関わらずだ。  名門貴族との縁組が整い、名門貴族からの支援も受けられるようになって、マリウスは最早用済みだと判断したからだ。  だが、ベルーナ伯爵家にとってマリウスの存在は、伯爵が思っているよりも大きくなっていた。  マリウスを失った伯爵家は、思いもよらぬ苦境に追い込まれる事になるのだった。  注釈)  この小説は、いわゆる追放ものの中で、特に「ざまぁ」部分に特化した作品にしたつもりです。  その為、追放ものとしては歪な構成になっていると思います。  具体的には、追放された魔術師のその後に関しては、必要最低限しか書いていません。  そして、物語の前半は、魔術師がひたすら虐げられ追放されるだけの話。  後半は、魔術師を虐げた者達がひたすら悲惨な目にあうだけの話になっています。  どちらの描写も、割ときつめで書いたつもりです。読むと気分が悪くなるかもしれません。ご注意ください。  暴力描写や残酷な表現を含みます。その対象が婦女子になる事もあります。  この作品は、先に投稿している「剣魔神の記」と世界観を共有しています。  しかし、ストーリー的には全く関わっていない独立した作品にしています。「剣魔神の記」未読でも支障なく読んでいただけます。  この作品は『小説家になろう』にも掲載しています。
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文字数 50,852 最終更新日 2021.09.05 登録日 2021.09.04
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