日常、警察、犯人、謎小説一覧

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~犯人は自ら顔をさらしている~ 『毒グモ殺人事件』 現在の世間は、大変恐ろしい事件が起きている。 何の罪の無い人々が、無差別に毎日のように殺されていくのである。 この事件の被害者は、全員手指に毒グモが描かれたカードを持っているのだ。 この事件は警視庁特別班が組まれ、全国まで広がっている。 しかし、この凶悪無差別殺人犯は、すでに顔や、身長を、声、自らさらしている… 要するに『顔、身長、声があらかじめ分かっている凶悪無差別殺犯を捕まえる』という、一種変わった殺人事件なのだ。 そのため警察署内では『毒グモ殺人事件』として名前がつけられた。 毒グモの容姿は『パーカーとジーパン 両方とも真っ黒。手の甲、腕には、びっちりと蜘蛛の巣のタトゥー。首には大きな毒グモのタトゥーが彫られている。』 そこから、その事件の名前がつけられたのだ… しかし、違和感があるのだ。 それは、犯人が1人ではない可能性が浮上してきたのである。 犯人を崇拝した一般人が、毒グモに操られているのではないか? 謎が、謎を呼ぶ『毒グモ殺人事件』 いったい誰が何のために平気で人を殺し続けているのだろうか? この謎が明らかになったら、読者の皆さんはどういう感情を抱くだろうか…
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文字数 11,544 最終更新日 2022.11.16 登録日 2021.08.11
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