青春ボカロカップ小説一覧
私立高校に通う主人公『戸石 春希』は、学校が嫌いだった。正確に言えば、『青春』が嫌いだった。
戸石は『匂いで人の感情が分かる』という共感覚の持ち主だった。その特性により周囲に馴染めず孤立していた戸石だったが、ある日、全国の学校がウイルスの影響で閉鎖された。
翌年から学校が再開されたが、友人関係が変わったことも重ねって、戸石はクラスの人気者になっていた。孤立して、半ばいじめを受けていた去年とは大違いの、『表面上の青春』を送る戸石。
一抹の空虚さを感じながらも、充実した学校生活を送るある日、戸石はクラスメイトの女子『青景 一誠』に話しかけられる。青景は、「『ほんもの』の青春を取り戻そう」と戸石に持ちかける。
明るくない、仄暗い。けれど鮮やかな青春を、彼らは傷つけ合いながら取り戻していく。
文字数 3,726
最終更新日 2024.07.24
登録日 2024.07.24
俺こと如月拓也はとある一人の女子生徒に恋をしていた。とはいっても告白なんて以ての外。積極的に声を掛けることすら出来なかった。そんなある日、憂鬱そうに外を見つめるクラスメイト、霜月クレアが目に入る。彼女の瞳はまるでここではないどこか遠くの方を見ているようで俺は気が付けば、彼女に向かってこう言っていた。
「その瞳には一体、何が映ってる?」
その日を境に俺の変わり映えのしなかった日常が動き出した。
文字数 329,784
最終更新日 2024.07.24
登録日 2024.07.15
どうして生きてるんだろう、じゃなくて、生まれてきてよかった、って。
大切なひとを守るため、ひとを遠ざけてきた愛来
×
陽キャだが、実は心臓に疾患を抱えるひなた
余命×純愛
青春ラブストーリー。
「あらすじ」
予知夢能力を持つ愛来は、ひととかかわることを避けて生きてきた。
高校二年の春、愛来はとなりの席の男子、ひなたに話しかけられる。
仲良くなっていくふたりだったが、過去の予知夢を見てしまった愛来は再びひなたを避け始め……
『俺の夢は、きっと見ないよ』
心臓疾患を抱え、余命三ヶ月の宣告を受けていたひなた。
ふたりは唯一無二の存在となり、諦めていた『青春』をしようとノートにやり残したことを書き出して……。
文字数 30,085
最終更新日 2024.07.24
登録日 2024.07.18
これは、母親を失い、声を失くした少女と、
心の声を聞くことができる孤独な少年が、
なにかを失い、なにかを取り戻すお話。
文字数 20,238
最終更新日 2024.07.22
登録日 2024.07.18
中学二年生の朝丘蛍は、ある日父親から転勤でこの町を引っ越さなければ鳴らない事を告げられる。
引っ越し先は「ど」が付く程田舎の村で、家は平屋。
何故か意気揚々と荷物を開ける父をよそに蛍は何とも言えない居心地の悪さを感じていた。
一学年一クラスという小さな学校だったが、転校初日からやたらと絡んで来る隣の席のカズや、その幼なじみのユキを初め、過干渉なクラスメイトのおかげで変に外れる事無く、すんなり馴染む事が出来た。
そうして都会と田舎の違いにカルチャーショックを受けながらも何とか毎日を過ごしていた蛍は八月の終わりに村を上げてのお祭りがある事。そして、蛍の学年はそこで伝統の合唱を披露する事を知る。
クラスで唯一ピアノを弾ける蛍は伴奏に抜擢され、カズは指揮者に抜擢されるがーーーー?
―ーーー失ったものをとりもどすための夏が、今はじまる。
文字数 91,531
最終更新日 2024.07.22
登録日 2024.07.22
神様、お願いがあります。
――俺を、殺してください。
朝目が覚めると、生きてることに絶望する。
生きることは地獄でしかない。
殺人鬼でも、殺し屋でも、泥棒でも、強盗犯でもいい。
誰でもいいから、ネェ、ハヤクオレヲコロシテ?
――明日なんて一生来なくていい。
俺は人殺しだから。
そう思っていたし、そう思わなきゃいけなかった。
そう考えないといけないハズだったんだ。それなのに、
俺は生きたいと、死にたくないと思ってしまった。
――お前らのせいで。
「俺は死にたいんだよ!」
生きる気力がない死にたがりの少年。
赤羽奈々絵
×
「お前、本当は死にたいなんて思ってないだろ」
社会常識が身についていない死にたくない少年。
亜月空我
価値観が違いすぎる二人が出会う時、歯車は狂い出す。
文字数 10,207
最終更新日 2024.07.21
登録日 2024.07.11
【双子の姉は強くて美人。わたしは重度の心臓病で、夢を抱くことは残酷で傲慢なことなのだ。近未来SF青春】
姉の鈴は星間慰問団と行動するボディーガード。
同僚のジョウは婚約者でもうじき結婚予定だ。
ふたりはわたしに夢をいだけという。
「わたしの心臓をあげる」と姉は言った。
夢を抱くことは誰かの死と引き換えで、残酷で傲慢だ。
だけどささやかな妄想ぐらいは許してほしい。
その夢の中では、わたしは強くて美しい双子の姉となって姉の婚約者のジョウと愛しあうのだ……。
文字数 6,540
最終更新日 2024.07.21
登録日 2024.07.21
小湊楓は姉に誘われてネットゲームを始めた。
王子様キャラを演じる中で仲良くなったのは立花という可愛らしい女性。
中学三年になったある日、高校受験に専念するためネトゲ引退を伝えたら、立花は最後に会ってみたいと言ってきた。
待ち合わせ場所にいたのはまさかのイケメン。
実はお互い性別を偽っていたのだ。
驚いたものの、そのまま盛り上がる二人。
楽しい時を過ごして金輪際サヨウナラ…と思いきや、高校でまさかの再会を果たしてしてしまい?
文字数 4,608
最終更新日 2024.07.21
登録日 2024.07.21
【7/21 無事、完結いたしました。応援いただき誠に有難う御座います】
高校二年に進級する春休み。
平凡な高校生、保科 守《ほしな まもる》は、学校の寮で偶々、独り暮らし状態での生活を送っていた。
そんな彼の元に、新しくルームメイトが訪れる事となる。
ルームメイトの池上 健介《いけがみ けんすけ》は、バンドでギターを弾いていた。
元より”聴き専”での音楽好きな保科だったが、池上に影響を受け、楽器を始めようかと思い立つ。
そこから始まる、新しい日常、成功や挫折を描く、青春バンド物語。
天才的才能や、特殊な能力を持つキャラクターは出てきません。
転生もしなければ、Vtuber出てきません、配信もありません。
剣も魔法もハーレムもありません。
難病も出てこなければ、命の危機に関わるような事件も起きません。
平凡な主人公と、それを取り巻く登場人物達が織りなす青春バンド物語です。
※本作品は『カクヨム』でも公開しています。
文字数 103,645
最終更新日 2024.07.21
登録日 2024.07.02
笹木由利花(三十七歳・パート)は夫の笹木透との間に子供を望んでいたが、不妊治療を行うか迷っていた。そんな時、子供を助ける為迫るトラックに撥ねられる夢を見る。意識が戻ると懐かしい場所にいた。そこは昔住んでいた、今はもう存在しない筈の家。鏡に映ったのは幼稚園児の頃の自分。夢だと確信するも、一向に覚めない。親戚の家に泊まりに連れて行かれた時に事件は起き、その衝撃で思い知る。ここは自分が三十七年生きてきた人生の初め頃……幼少期であると。後悔してきた事をやり直しながら、将来子供を授かる為に早めの結婚を画策。少年時代の夫に会いに行くが……!? 元々内気だった由利花がいじめっ子を撃退したり当時話しかける勇気もなく片想いを募らせていた相手と心の距離が縮まったりと三十七歳(中身)の余裕で明るく過ごしていたら、一度目の人生ではなかったロマンスがあったりするかもしれない物語。アルファポリスでは文字数の関係でタイトルを削っています。小説家になろう、カクヨム、2024.2.29からノベルアップ+にも掲載しています。不定期更新予定。
*続編的小説の連載を始めました。「未完成な運命は仮初の星で出逢う」というタイトルです。(2023.3.14追記)←現在、書きかけの小説が多くて更新休止中です。(2024.5.1追記)
*二章を始めました。これまでと違いファンタジー(SF?)色が濃くなっています。本日より幾つかある書きかけの小説の内どの小説を書くか鉛筆を転がして決定する方針を実行中です。運任せの不定期更新です。(2024.2.13追記)
文字数 125,258
最終更新日 2024.07.21
登録日 2022.05.25
⌘ 青天のヘキレキ
高校の保健養護教諭である金沢環《かなざわたまき》。
上司にも同僚にも生徒からも精神的にどつき回される生活。
思わぬ事故に巻き込まれ、修学旅行の引率先の沼に落ちて神将・毘沙門天の手違いで、問題児である生徒と入れ替わってしまう。
可愛い女子とイケメン男子ではなく、オバちゃんと問題児の中身の取り違えで、ギャップの大きい生活に戸惑い、落としどころを探って行く。
お互いの抱えている問題に、否応なく向き合って行くが・・・・。
出会いは化学変化。
いわゆる“入れ替わり”系のお話を一度書いてみたくて考えたものです。
お楽しみいただけますように。
他コンテンツにも掲載中です。
文字数 184,740
最終更新日 2024.07.20
登録日 2024.07.12
サブカルチャーのあつい推奨を始めた日本政府。声優、アニメーター、アイドルは補助金がもらえる、超絶人気な職業!
入学者数がギリギリで廃校寸前の学校は、アイドルの力で学校を立て直そうと、県東部一番の美少女JKを4人雇い、学校公式アイドルになってもらった。
でも、アイドルに溢れている世の中では知名度はまったくない。
色々なトラブルに見舞わられながらも、そんなものに屈しず、それぞれの思いを胸に全力で全国へ駆けだしていく!
これは、がむしゃらにアイドルをする、不揃いな4人の物語。
文字数 1,247
最終更新日 2024.07.20
登録日 2024.07.20
学年一の美女「杉川小春」に恋をする一般的な高校生椎名。
高二の夏休みを前に親友の山根から夏休み初日に杉川も参加する集まりがある事を聞く。
学校の七不思議を解明したり、秘密の絶景スポットでのBBQに始まり、数々の夏を一緒に過ごして、夏休み最後のイベント花火大会で椎名は告白を決意する。
しかし、そこであるトラブルが起きて―ーーー。
かけがえのない夏を全力ですごした青春物語。
文字数 84,329
最終更新日 2024.07.20
登録日 2024.07.20
秋喜院学園には、天才で絶世の美女が居た。名前は間宮ゆいね。正真正銘の天才である。
そんな彼女の幼馴染の青年、柊葬奈は言えば目立てることにもかかわらず、天才と幼馴染だということを言わない。
目立たないようにしていると、同じ委員会の六日月三夜さんが昼飯に誘いに来たり、間宮ゆいねが放課後に誰も居ない教室を風紀委員みんなで使わされたり……。
風紀が乱れている美女ばかりの風紀委員のちょっぴり甘酸っぱい物語
文字数 3,571
最終更新日 2024.07.19
登録日 2024.07.18
感染症の影響により、夏の甲子園大会は中止になり、その年の高校球児は特別大会と言う優勝しても甲子園へ進むことができない大会に臨むこととなった。
厳しい練習なんてまっぴらごめんと強豪校の推薦をけって新設校、児玉高校の野球部でだらだらと野球を続けることを選んだ原野正人は周りはかつて自分が進学を断った強豪校相手に八回までノーヒットノーランを続けていた。リードはたったの一点。大番狂わせまであとアウト6つを奪うまで、両校の選手、監督、メンバー外のスタンド応援団の思想をオムニバス方式で語りながら描く、青春野球物語
文字数 10,180
最終更新日 2024.07.17
登録日 2024.07.10
ひょんなことから高校デビューに失敗した高校1年生、日向一樹。
その埋めなおしをするため、こっそりとネットで活動していたらこれが大当たり。
瞬く間に有名になり、クラスでもたびたび話題になる。
しかし彼は、それを隠したかった。普通に青春をしたかったからだ。
もしこの事実をばらしてしまったら、そりゃモテるだろうけど、普通の青春とは言えない。
はたして彼は、その事実を隠しながら「普通の青春」を送れるのだろうか...?
文字数 1,472
最終更新日 2024.07.17
登録日 2024.07.17
「覚醒の刻 - 異世界の平凡な村人」は、異世界に突然転生した中学生・飯塚龍斗の成長と冒険を描いた感動のファンタジーストーリーです。バレーボール部のエースである龍斗が、見知らぬ森での目覚めから始まる異世界での生活。村人との温かな絆や、新たな仲間との出会い、そして自身の力の覚醒と試練に挑む姿に心を打たれます。平凡な村人としての生活を通じて、龍斗が異なる文化や価値観に触れながら成長する様子は共感を呼びます。特に魔物との激しい戦闘シーンや、仲間との絆を確かめ合うシーンが見どころです。彼の成長と使命を見つめる過程で、読者は彼と共に冒険を楽しむことができるでしょう。異世界転生ファンタジーの魅力を存分に堪能できる一冊です。
文字数 18,200
最終更新日 2024.07.17
登録日 2024.07.17
暖かな春の訪れ───────。
私は知っていた。
もうすぐ彼に恋焦がれる日々が訪れる事を。
そして…
この命が”7月17日まで”だという事を。
高校1年栗原唯斗は入学式当日茅野麻衣に交際を申し込まれる。彼女とは今日会ったばかりだが交際する事に。その日を境に2人は休日にお花見や海に行ったりと”恋人”としての時間を過ごしていく。しかし、彼女の発言にはまるでずっと昔から唯斗の事を知っているかのような意味深な点が幾つかあって…?
「幸せが壊れる伏線みたい」
ファーストキスを捧げ合ったその日。彼女が零した涙の意味を僕はまだ知らなかった。
文字数 105,558
最終更新日 2024.07.16
登録日 2024.07.16
初恋は手に負えない。
高校生の芽衣は、サッカー部の先輩の廣岡を近くで見るために、グランドがよく見える音楽室で練習をしている吹奏楽部に入部する。
芽衣に恋をした転校生の周平は、経験者だと嘘を言って吹奏楽部に入部する。
時を経て、別々の場所で再会した3人。
教師になった芽衣の教え子の美咲は、幼稚園からの幼馴染の裕貴と恋をする。
来年もまた次の年も今日も、また学校で会おうと約束をしていたが、大学2年になった裕貴は、病気で亡くなっていた。
裕貴の葬儀の後、芽衣と美咲は学校で再会する。
美咲の帰りを待つ同じ大学の絃。
海と川が繫ぐ物語。
時折、水たまりをのぞく2人の女性が、見つめているものは。
文字数 60,283
最終更新日 2024.07.16
登録日 2024.07.16
オタクな女子高生、赤井紅葉は家もクラスの席も隣の女子高生白雪千幸とゲーム配信者の黒咲百合のことを推しとして位置付けており、二人の存在のおかげで毎日を暮らせているような人間だ。
そんなある日、窓の外から聞こえてきたのは、画面の先にいるはずの黒咲百合の声だった。そんなところから始まる、赤井紅葉と白雪千幸(黒咲百合)の協力関係。
そんな二人の日常はどんなものへと変わっていくのだろうか。
文字数 9,792
最終更新日 2024.07.16
登録日 2024.07.10
演じる事は良い事だ。理想の自分になれるから。演じる事は悪い事だ。それは自分ではないのだから。
これは、四人の嘘吐きが演じる、青春と憎悪と愛情のお話。
※青春×ボカロPカップに参加しております。ぜひ、ご投票、ご感想の程、よろしくお願い申し上げます。
文字数 106,560
最終更新日 2024.07.15
登録日 2024.07.15
音大にて、朱鷺(トキ)は知らない男性と憧れの美人ピアノ講師の情事を目撃してしまい、その男に口止めされるが朱鷺の記憶からはその一連の事は抜け落ちる。朱鷺は強いストレスがかかると、その記憶だけを部分的に失ってしまう解離に近い性質をもっていた。そしてある日、教会で歌っているとき、その男と知らずに再会する。それぞれの過去の傷と闇、記憶が絡まった心の傷が絡みあうラブストーリー。
《深谷朱鷺》コンプレックスだらけの音大生。声楽を専攻している。珍しいカウンターテナーの歌声を持つ。巻くほどの自分の癖っ毛が嫌い。瞳は茶色で大きい。
《瀬川雅之》女たらしと、親友の鷹に言われる。眼鏡の黒髪イケメン。常に2、3人の人をキープ。新進気鋭の人気ピアニスト。鷹とは家がお隣さん。鷹と共に音楽一家。父は国際的ピアニスト。母は父の無名時代のパトロンの娘。
《芦崎鷹》瀬川の親友。幼い頃から天才バイオリニストとして有名指揮者の父と演奏旅行にまわる。朱鷺と知り合い、弟のように可愛がる。母は声楽家。
文字数 125,558
最終更新日 2024.07.15
登録日 2024.06.10
港町の丘の上の女子高の、図書準備室の本棚の奥。
隠された秘密の小部屋に、シキガミさまはいる――
転入生の石見雪乃は、図書館通学を選んだ。
宇宙飛行士の母に振り回されて疲れ果て、誰にも関わりたくないから。
けれど、図書準備室でシキガミさまと出会ってしまい……
──呼び出した人に「おかえりください」と言われなければ、シキガミさまは消えてしまう──
シキガミさまの儀式が行われた三十三年前に何があったのか。
そのヒントは、コピー本のリレー小説にあった。
探る雪乃の先にあったのは、忘れられない出会いと、彼女を見守る温かい眼差し。
礼拝堂の鐘が街に響く時、ほんとうの心を思い出す。
【不定期更新】
文字数 64,500
最終更新日 2024.07.15
登録日 2024.06.21
デジタルで生み出された人格は、音楽を聴くと人の体に転移でき、音楽を聴きながら相手を視覚に捉えることで、人の中から中へと旅ができる。曲を聴くと、体を短期で乗っ取れるような、でもハウリングをおこすと、すぐに移動しないと具合が悪くなるような、そんなお話です。
文字数 2,170
最終更新日 2024.07.15
登録日 2024.07.15
クラスメイトの波北 綾乃は美少女である。
だが、無表情で無機質でコミュニケーション能力が不足している美少女だ。
そんな性格でも彼女はモテる。美少女だから。
確かに外見は美しく、ドストライクでタイプだが、俺はそんな彼女が正直苦手であった。
だから、俺と関わる事なんてないだろう何て思っていた。
ある日清掃代行の仕事をしている母親が熱を出したので、家事が出来る俺に清掃代行の仕事を代わりに行って欲しいと頼まれた。
俺は母親の頼みを聞き入れて清掃代行の仕事をしに高層マンションの最上階の家に向かった。
その家はなんと美少女無表情無機質クールキャラのクラスメイト波北 綾乃の家であった。
彼女の家を清掃プラスで晩御飯を作ってやると彼女の父親に気に入られたのか「給料を出すから綾乃の世話をして欲しい」と頼まれてしまう。
正直苦手なタイプなのだが、給料が今のバイトより良いので軽い気持ちで引き受ける事にしたがーー。
※小説家になろう、カクヨムでも投稿しています。
文字数 203,648
最終更新日 2024.07.15
登録日 2024.07.05
文字数 10,203
最終更新日 2024.07.14
登録日 2024.07.13
今日は卒業式。
しかし、四人の表情はどこか暗い。今から会わなければならない人物のことを考えると、憂鬱になってしまうのだ。
ふと、一人が言い出した。
「全部無かったことにして、1年生からやり直したいなぁ」と。
他の三人も、そんな夢のような話に賛成する。
以前別サイトに投稿していましたが、こちらに加筆修正して載せます。
文字数 1,701
最終更新日 2024.07.13
登録日 2024.07.13
学校で有名な不良であった近衛雪兎は桜の下である少女に出会った。
その少女の名は遠藤冬花。
その少女に過去の自分を重ね、雪兎は積極的に絡むようになる。
いつしか、付き合うことになるが出来のいい彼女と出来の悪い自分のギャップに苦しむことになる。
二人の未来とは。
文字数 15,150
最終更新日 2024.07.12
登録日 2024.07.12
【その日、世界の命運は一人の少女の命に委ねられた】
哘乃蒼(さそうのあ)が死んだ。
自分をかばって彼女だけが死んでしまったことを、主人公である長濱立夏(ながはまりっか)はずっと後悔していた。
そんな立夏の前に、死んだはずの乃蒼が再び現れる。
死んだはずの乃蒼がなぜここにいるのかはわからず、また彼女も、なぜ自分がここにいるのかわからないのだという。乃蒼が死んだあの日から、彼女の記憶は飛んでいるらしい。
何か未練を残していることによって、乃蒼がここにやってきたのだとしたら、それを解消するべきなんじゃないのか。そう考えた立夏は、二人でかつて書いていた、未完成のままになっている小説を二人で完成させよう、と提案する。
小説の完成が間近に迫ったある夏の日。二人の元に木田(きだ)と名乗る女性がやってくる。
「哘乃蒼は生きている」と木田に告げられ、向かった先の病院で、二人は衝撃的な光景を目にする。
見えてきた世界の秘密。乃蒼の正体。
世界の命運か。それとも彼女の命か。
二人は、厳しい選択を迫られることになるのだった。
タイムリミットは、彼女の命日である十一月三日。
文字数 116,938
最終更新日 2024.07.12
登録日 2024.06.15