勘違い小説一覧
カラット王国第三王子アルベルトは、五歳の頃に参加した茶会で、退屈のあまり傍若無人に振る舞っていた。王族であるがゆえに、訪れた貴族たちの誰もが戒めることのできない中、四歳のエメラルド公爵家令嬢メイが興味を抱いて歩み寄る。メイはアルベルトに「お隣よろしいですか?」と声を掛けたのだが、返ってきたのはぶっきらぼうな言葉。そんな返事があると思っていなかった驚きから、メイは心臓を縮めるが、それを恋だと勘違いしてしまう。のみならず『恋とは相手を知らねばならない義務的なもの』だと勘違いしていた為に、アルベルトに対して物怖じすることなく難しい質問と反対意見をぶつけていく。論破され続けたアルベルトはその茶会の一件がトラウマになりメイに恐怖心を抱くようになるが「あの女、いつかギャフンと言わせてやる」という思いの方が強く熱心に自己研鑽に努めるようになる。それから十三年が過ぎ、アルベルトは高校を卒業する日に冷たくあしらい続けたメイを更に勘違いさせることとなり──。
変人ばかりが登場するおふざけ満載な異世界ラブコメ。下品な内容が含まれます。
文字数 43,063
最終更新日 2023.10.29
登録日 2023.10.10
中学からオナニーに激ハマりした快楽至上主義な大学生【廣邊】がマンションのお隣さん【古町】を家に招いた事からズルズルとエッチな事をしてしまう。 陰キャだと思った古町はエッチになると人が変わった様に責めて来て。 しかも、なぜだかやたらと手慣れていて廣邊は戸惑いながらも初めての経験にハマって―――能天気な陽キャ大学生と何やら訳アリ陰キャ?サラリーマンが、ただただエッチしてるだけのアホエロ小説。 ★ムーンライトノベルズ様で掲載していた作品を加筆修正して連載版にしています。
文字数 83,807
最終更新日 2023.10.28
登録日 2022.10.18
アガート伯爵令嬢である、シユニナ・アガートは生まれた時に決まった婚約者がいた。
その婚約者は、ミハエル・シュニッツッァ侯爵令息。
遠い昔、両家の当主が交わした約束。
「互いの子に年の近い男女が生まれた時、子供同士を結婚させよう」
そんな約束が交わされたが、なかなか年の近い男女が生まれることがなかったのだ。
月日は流れ、約束を交わしてから数十代、とうとう約束を果たす時が来たのだ。
生まれた時に決められた婚約ではあったが、シユニナはミハエルのことを世界で一番大好きになっていた。
しかし、ある日のことだった。
シユニナは知ってしまった。大好きなミハエルが、男色家だと。
恋するシユニナの行動力は凄まじかった。
そんな、シユニナに振り回されているようで、それを楽しんでいるミハエルの拗れに拗れまくった恋の行方はどうなってしまうの?
全17話
※ムーンライトノベルズ様にも掲載しております。
文字数 36,684
最終更新日 2023.10.22
登録日 2023.10.08
書道教師はクールな御曹司に甘く手ほどきされました
レンタル有り旧題:墨痕鮮やかなる愛の軌跡〜書道教師は御曹司に甘くてほどきされました〜
仁那の書道教室へ松代武臣が習いたいと訪れた。家業である【菓匠まつしろ】を継ぐには書道を修めなければならないからだ。
仁那は初恋の人と同姓同名の彼に、思わず兄・和登の親友かと訊ねる。
なぜか松代は彼女を、親友のストーカーだと思い込んでしまう。
和登に負い目をもつ松代は、仁那に色仕掛けをしかけて親友から追い払おうと画策する。
初出:ムーンライトノベルズ様
他、ベリーズカフェ様【R15版】、
エブリスタ様に投稿中
文字数 177,847
最終更新日 2023.10.18
登録日 2021.04.05
ムネの家に泊めてもらうことになったハルは、朝昼夜と一日三枚、一週間かけて卑猥なカードゲームを体験プレイすることになった。共にもうすぐ四十才。幸せになりたい。
プロローグ、エピローグ含み全九話(予定)
文字数 8,861
最終更新日 2023.10.17
登録日 2023.10.17
私の知り合いにはおかしな奴がいる。そいつは顔がいい。そして、頭が悪い。そして 私のことが好きだ。これだけならまだ許せただろう?1番おかしいと思う点は 「可愛い女の子」と私に言ってくることだ。…私はれっきとした男だ。高校生になって彼女の一人もいない男だ。
文字数 8,398
最終更新日 2023.10.15
登録日 2023.10.12
家の事情で8歳年上の男と結婚することになった直巳。婚約者の恵はカッコいいうえに優しくて直巳は彼に恋をしている。けれど彼には別に好きな人がいて…?
タイトル通り初夜の翌朝攻めの前から姿を消して、案の定攻めに連れ戻される話。
歳上穏やか執着攻め×頑固な健気受け
文字数 46,084
最終更新日 2023.10.13
登録日 2023.09.18
友達になってください!
プリーズ! ビー・マイ・ガールフレンド!
いいえそれは、『彼女になってください』ですよ。
小学4年生の竹本爽太(たけもとそうた)のクラスに転校生がやって来た。イギリスから来た彼女の名前はアリス。アリスと友達になりたくて伝えた英語は、まさかの大間違い。
もう撤回何てできない! それにアリスは必死に頷いてくれて……。
あのときのアリスは、その場しのぎの『嘘』? それとも『真実』?
俺は一体どうすれば!?
「そんなの、デートするしかないでしょ」
「まじで!?」
クラスメイトの高木の一言をきっかけに、友達の細谷も巻き込んでのドタバタラブコメディ。
高木は言う。
「真実を知りたいなら、もう一度聞きなさい。ほんとに、彼女になってくれるのか」
それは、デートして、もう一度告白する、もう一度返事を受け取る、ということ。
最大のミッションが爽太に課せられる。
そしてアリスが、再度告げる言葉は――、
間違いから始まった、美少女転校生との恋(仮)が動き始める。
文字数 107,416
最終更新日 2023.10.08
登録日 2022.08.21
侯爵令嬢のセレナは国王の婚約者。だが繊細な気遣いに欠ける国王と生真面目で控えめなセレナの相性はあまりよくない。セレナはむしろ実直な人柄の王弟エミリオ殿下に心惹かれていた。しかし妃の立場から国王をお支えしろという厳格な父の命を一存で投げ出すことはできない。胸の内の恋心に蓋をして、国王と上手くやっていけるよう努力を重ねる日々。そんなある日飛び込んできたのは、隣国の姫君から国王への婚姻の申し入れだった。しかも国王はそれを受け入れるという。代わりにセレナの結婚相手として挙げられたのは、片思い相手のエミリオ殿下で――。
急な婚約者の交代で結ばれた両片想いの二人が互いに遠慮しすぎてじれじれするお話。
*ムーンライトノベルズにも投稿しています
文字数 48,410
最終更新日 2023.10.06
登録日 2023.09.24
公爵令嬢エミリア・ブラウンは、突然前世の記憶を思い出す。
この世界は前世で読んだ小説の世界で、泣き虫の日本人だった私はエミリアに転生していたのだ。
小説によるとエミリアは悪役令嬢で、婚約者である王太子ラインハルトをヒロインのプリシラに奪われて嫉妬し、悪行の限りを尽くした挙句に断罪される運命なのである。
だが、記憶が蘇ったことで、エミリアは悪役令嬢らしからぬ泣き虫っぷりを発揮し、周囲を翻弄する。
どうしてもヒロインを排斥できないエミリアに代わって、実はエミリアを溺愛していた王子と、その側近がヒロインに罠を仕掛けていく。
それに気づかず小説通りに王子を籠絡しようとするヒロインと、その涙で全てをかき乱してしまう悪役令嬢と、間に挟まれる王子様の学園生活、その意外な結末とは――?
*異世界ものということで、文化や文明度の設定が緩めですがご容赦下さい。
*「小説家になろう」様、「カクヨム」様にも掲載しています。
文字数 162,058
最終更新日 2023.10.04
登録日 2023.09.27
「あのね、フレドくんは『ヒロイン』なんだよ」
僕、フレド・エスターシュとルーチェ・ルミナリエは幼馴染で、小さい頃からずっと仲が良かった。
そんな僕達も十五歳。
一緒に過ごせる学園生活が楽しみだな、そう喜んでいたのも束の間、彼女はそんな理解し難い言葉を僕に告げた。
僕が物語のヒロインで、攻略対象(男)と恋に落ちる運命だって?
どういう事なんだ!?
攻略対象とのイベントが次々と起こる中、それでも僕は声を大にして伝えたい。
───僕が好きなのは、君なんですけど!!!!
*ボーイズラブ風味が漂う題名ですが、ボーイズラブではないラブコメです。
*八話程度の短いお話です。
*息抜きに軽い感じで書きました。
*小説家になろう様でも公開しています。
文字数 23,528
最終更新日 2023.09.25
登録日 2023.09.24
男装姿で旅をしていたエリザは、長期滞在してしまった異国の王都で【赤い魔法使い(男)】と呼ばれることに。職業は完全に誤解なのだが、そのせいで女性恐怖症の公爵令息の治療係に……!?「待って。私、女なんですけども」しかも公爵令息の騎士様、なぜかものすごい懐いてきて…!?
男装の魔法使い(職業誤解)×女性が大の苦手のはずなのに、ロックオンして攻めに転じたらぐいぐいいく騎士様!?
※小説家になろう様、ベリーズカフェ様、カクヨム様にも掲載しています。
文字数 165,784
最終更新日 2023.09.23
登録日 2022.06.12
カーマ王国の王太子であるアルス・カーマインは父親である王が亡くなったため、大して興味のない玉座に就くことになる。
これまでと変わらず、ただ国が存続することだけを願うアルスだったが、なぜか周辺国から次々と有能な人材がやってきてしまう。
その結果、カーマ王国はアルスの意思に反して、大国への道を歩んでいくことになる。
文字数 67,861
最終更新日 2023.09.22
登録日 2023.09.01
――あなたは、ダンジョンの成り立ちや仕組みを知っていますか?
ダンジョンとは、モンスターの棲み処です。貴重な素材や宝物殿が存在していて、冒険者にとっては生活の基盤となる稼ぎの場。
エリアを移動するだけで無限に沸くモンスターを狩って、レベル上げ。時間を置いたら謎に復活する宝箱を開けて、資金稼ぎ。
なぜ無限に沸くのか? なぜ宝箱が復活するのか? ダンジョンとはそういうものだからです。
エリアを移動したらモンスターの死体が綺麗さっぱり消滅するのも、戦闘で崩れたはずの壁が修復されるのも、全部そういうものだから。なんだって謎の力で自動修復! そして自動生成! ――なんて、される訳がない!
あなたが知らないだけで、お掃除しているヒトがちゃんと居るんです。ダンジョンの修復師も、モンスターや宝の配備班だって居ますよ!
目に見えない妖精さんのお陰でも、小さなおっさんによるものでもありません。全ては、訳あって神々を怒らせたエルフ族と魔族の懲罰――お仕事の一環なのですから。
※この小説は、小説家になろう、カクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+、エブリスタで掲載しています。
文字数 209,312
最終更新日 2023.09.17
登録日 2022.01.04
嫉妬のあまり、男爵令嬢を階段から突き飛ばそうとしたバネッサ。しかし、彼女自身が転がり落ちそうになってしまう。
そんな彼女を助けたのは、婚約者の殿下。
ついに婚約破棄されると思う彼女だったが、与えられたのはキスだった?!
バネッサは謹慎期間に落ち込み、婚約破棄されると落ち込んでいく。
しかし、エドワード殿下は結婚式の準備を強行していたのだ。
思い込みが激しい悪役令嬢と、執着心をひたかくす殿下が、互いのすれ違いをといて、幸せな結婚を迎えるお話です。
【しおり、お気に入り、感想】頂けましたら、励みになります。嬉しいです!
文字数 36,451
最終更新日 2023.09.15
登録日 2022.06.05
「悔しかったら、王妃様くらい偉くなってみなさいよね! その前に死んじゃうでしょうけど!」
そう吐き捨てられ、クラリス・フローリア伯爵令嬢は砂漠で置き去りにされた。
「よし、森を作ろう」
しかし、彼女は決してめげない。『歌で植物を育てる』能力を持つ彼女は、荒れ果てた砂漠にオアシスを作っていく。その姿を、砂漠の国の第二王子アービドに見られ、『女神様』だと勘違いされてしまうのだった。そんなこんなで生き残るために歌っていくうちに、勘違いが進んでしまって――。
文字数 7,033
最終更新日 2023.09.11
登録日 2023.09.11
剣を極め、魔法を極めた最強の勇者、シュッテンバイン=リンネ=アルベドこと佐藤三郎。
もといた世界から現代日本に全裸転移してしまった彼は、JK火村葵に拾われボロアパートでヒモ生活をしていた。
そんなある日、生活費の足しになるからと葵に勧められ、初めてのダンジョン配信をすることなった。
その配信中、最強の探索者と呼ばれている『氷帝』氷川ゆいなさえも歯が立たないエンシェントドラゴンを一閃して屠ってしまう。
だが、その伝説は配信されず、なぜかエンシェントドラゴンを討伐したのは『氷帝』と発表されてしまった。
その後、討伐者を偽装したことが発覚し、炎上したことで、三郎は配信会社に呼び出され、社長の態度にブチ切れると荒れ地に魔法で巨大クレーターを作り出してしまう。
三郎の常識外れの力を見た『氷帝』氷川ゆいなは、父を追放し、自らが配信会社の社長となることで問題を終息させた。
晴れて人気ダンジョン配信者となった三郎は、弟子を自称する葵と、信奉者であるゆいなともにダンジョンの深層を目指し探索することなった。
彼はその類い稀な才能と常識外れの行動により、勇者サブローと呼ばれ、熱狂的なファンを生み出し、どんどんと有名になっていく。
文字数 112,862
最終更新日 2023.09.10
登録日 2023.07.22
<騎士団兵士×中隊長>
騎士団の中隊長であるヴェロスは、自分の隊に最近異動してきた騎士リチのことが気になっていた。
熱い視線を感じ、きっと彼も自分のことを好きなのだろうと寝室に引っ張り込むが、次の日からリチの態度がよそよそしくなってしまう。
自分の勘違いで襲ってしまったのか!?と思い込み、落ち込んで親友に相談すると、その姿をリチに見られてしまい……?
年下攻め/騎士団/勘違い/襲い受け
※5年前に自サイトで掲載していたものの再掲です。
文字数 36,230
最終更新日 2023.09.10
登録日 2023.08.31
領主ハロルドは仕事に追われ、妻シシリーと全く時間を作れていない。そんな中友人夫婦が別居したと聞き、他人事ではないと心配にかられる。このままでは自分も妻の愛を失ってしまうのでは…侍女たちもハロルドの様子を監視しているようで、いよいよこれはまずい状況だ。妻の心を取り戻すために部屋を訪ねると、彼女は顔を真っ赤にして叫んだ。「だ、駄目ぇ―――っ!!!」―― 多忙領主×おっとり夫人の、ある日のちょっとしたトラブルストーリー。
【※他小説サイトでも同タイトルで公開中です】
文字数 6,431
最終更新日 2023.09.05
登録日 2023.09.05
この微妙なセックスはなんなのでしょう。
恋人同士だと思ってたオレだけど、気づいてしまった。
この人、他にイイ人が出来たんだ。
近日中に別れ話があると思ったのに、無い!
週一回、義務のようにセックス。
何なのですか、コレ?
プライド高いから「別れよう」の一言が言えないのか?
振られるのも嫌なんだろうな。
ーーー分かったよ! 言わせてやるよ!
振られてやろうと頑張る話。
R18です。冒頭から致しております。
なんでもありの人向けでお願いします。
「春の短編祭2022:嘘と告白」に参加した作品です。
文字数 22,244
最終更新日 2023.08.31
登録日 2023.08.31
男爵令嬢である勝気なエルドラと大人しいプリシラは双子の姉妹で仲がいい。
子爵令息のランドルはそんな二人の幼馴染で、二人とも彼と仲がよかったが彼がプロポーズしたのはプリシラの方だった。
エルドラは一人で寂しい気持ちを感じていたが我慢をし、それとなく二人から距離を置くようにするつもりだったが、ランドルは今までと変わらない態度でエルドラに接してきていて、当惑していた――。
全4話
文字数 7,057
最終更新日 2023.08.31
登録日 2023.08.28
家の前に捨てられていたオウムを拾ったリエル。
そのオウムは「アイシテル」という言葉を覚えているが、そのオウムの持ち主にも心当たりがない。
そんなある日、リエルに結婚の申し込みをしてくる男性がいて、しかも親は相手の言う「もうリエルの意思は確認している」というのを信じ、申し出をOKされてしまう。
しかし、リエル本人はなんの話かさっぱり分からない。
外堀を埋められるような状況に困惑していたが、オウムの存在が婚約の申し入れのきっかけだと知って――。
全5話
文字数 8,122
最終更新日 2023.08.30
登録日 2023.08.26
少しネガティブな天然鈍感辺境伯令嬢と目つきが悪く恋愛に関してはポンコツコミュ障公爵令息のコミュニケーションエラー必至の爆笑(?)すれ違いラブコメ!
ランツベルク辺境伯令嬢ローザリンデは優秀な兄弟姉妹に囲まれて少し自信を持てずにいた。そんなローザリンデを夜会でエスコートしたいと申し出たのはオルデンブルク公爵令息ルートヴィヒ。そして複数回のエスコートを経て、ルートヴィヒとの結婚が決まるローザリンデ。しかし、ルートヴィヒには身分違いだが恋仲の女性がいる噂をローザリンデは知っていた。
エーベルシュタイン女男爵であるハイデマリー。彼女こそ、ルートヴィヒの恋人である。しかし上級貴族と下級貴族の結婚は許されていない上、ハイデマリーは既婚者である。
ローザリンデは自分がお飾りの妻だと理解した。その上でルートヴィヒとの結婚を受け入れる。ランツベルク家としても、筆頭公爵家であるオルデンブルク家と繋がりを持てることは有益なのだ。
しかし結婚後、ルートヴィヒの様子が明らかにおかしい。ローザリンデはルートヴィヒからお菓子、花、アクセサリー、更にはドレスまでことあるごとにプレゼントされる。プレゼントの量はどんどん増える。流石にこれはおかしいと思ったローザリンデはある日の夜会で聞いてみる。
「つかぬことをお伺いいたしますが、私はお飾りの妻ですよね?」
するとルートヴィヒからは予想外の返事があった。
小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
文字数 52,610
最終更新日 2023.08.30
登録日 2023.08.28
幼い時に母様をなくし、父親の家庭内暴力に耐えながら、中学を卒業しすぐ働きながら生活する彼のたった一つの辞められない趣味。
それは、彼がまだ中学生の時に一目ぼれをした女の子のストーカーだった。
彼は23になった今でも彼女の部屋に夜な夜な侵入し、盗む事も、触れる事も、囁く事も無く、ただただ彼女の横に佇む。
自分の行いに引け目を感じながら。
しかしストーカーは知らなかった、自分が待ち構えられている事に。
文字数 31,792
最終更新日 2023.08.28
登録日 2023.08.06
マーガレットの婚約者であるローリーはマーガレットに対しては冷たくそっけない態度なのに、彼女の妹であるエイミーには優しく接している。いや、マーガレットだけが嫌われているようで、他の人にはローリーは優しい。
彼は妹の方と結婚した方がいいのではないかと思い、妹に、彼と結婚するようにと提案することにした。しかしその婚約自体が思いがけない方向に行くことになって――。
全5話
文字数 8,185
最終更新日 2023.08.28
登録日 2023.08.24
「私には想い人がいる。彼女を忘れる事ができない」――お互い家の為に結婚したリリマリアとレオン。政略結婚でも幸せになれると信じ迎えた初夜に他に好きな人がいると告白されたリリマリアだが、詳しく話を聞いてみたら、どうやらそれは幼き日の自分のことのようだ。 どうにかして初恋の相手=自分であると分かって欲しいのだがなかなか上手く行かない。そんなことをしている内に、リリマリア自身もレオンのことを好きになってしまって…
【※他小説サイトでも同タイトルで公開中です】
文字数 18,803
最終更新日 2023.08.28
登録日 2023.08.28
幼いころから聖女として魔物溢れる森で騎士たちを癒していたマリアベルは、無実の罪で陥れられて置き去りにされてしまう。
メイドのノノと逃げ出したマリアベルは美味しいものを食べながら他国でのんびり暮らそうとするが……
「んっ……おいひい……」
「ぐっ!?」「きゃわわ」「とうとい……!」
「あ、けがした人が……!」
「け、けがが治った!」「聖女様……?」「天使だ……!」
これは最強ロリ聖女が美味しいものを食べながら幸せになるお話。
【第一部完結保証】第一部完結まで毎日投稿します。
【R15は保険です】
文字数 130,365
最終更新日 2023.08.26
登録日 2023.07.20
自分でもうさんくさいと思う外面を貼り付け、今日もアカデミー棟にあるアルサム=ベルガの研究室を訪れる。無視されるのも重いため息を吐かれることももう慣れた。けれどそれは人付き合いが苦手な彼が私を遠ざけるために取る態度であり、根は悪い人ではないこともとっくに気づいている。だから今日も『とある目的』を達成するため、彼に話しかけるのだ。※『「お姉様だけズルい」が口癖の妹の可愛いワガママ』に登場する妹・メリッサの数年後のお話。本作だけでもお楽しみいただけます。
文字数 12,296
最終更新日 2023.08.18
登録日 2023.08.18
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世界にも名を馳せる大企業、Sakura
その総帥である桜ノ宮鴈治郎に5人目の孫が産まれた。
桜ノ宮家の血を引く、鴈治郎にとっての初めての女の子。
この世に新たに生を受けた桜ノ宮あや
そんな彼女には誰にも言えない苦悩があった、、、
「、、、まだ足りないわ。」
「そう!そうよ兄様ッ!かわいい妹をもっと大切に扱って!!」
不運な事故により異世界に転生した桜ノ宮あやは愉悦部員だった。
「こんなに美人に生まれてきたんだもの!自分を主役にして楽しまなきゃ損よね!」
「ふぇ、、、っにいしゃま、、、」
「「「「ッ////」」」」
「大丈夫だ、あや。さっきのことなんか忘れてしまおう。」
「さぁ、あっちで休もう?胸は痛くないかい?」
「っ俺が守ってやるからな、、、!」
「あや、控えのお部屋の準備が出来ました。失礼しますよ?」
フワッと私を姫抱きにして別の階に連れて行ってくれる兄達。
「(、、、よしっ。あとは震えながら寝ちゃおう、、、犯人が早く捕まりますように!!)」
【過保護万歳!もっと溺愛してください!!】
欲に忠実になった元アラサー女が転生先で自己生産を始める物語。
※本作品では決して病気やトラウマ等を軽視したものではありません。不快に思われる方は予めご了承ください。
文字数 18,058
最終更新日 2023.08.15
登録日 2022.02.18
好きな人ができた、だけど相手は振り向いてくれそうもない。
どうやら彼は他人に無関心らしく、どんなに彼女が尽くしても良い反応は返らない。
仕方なく諦めて離れたら怒りだし泣いて縋ってきた。
「キミがいないと色々困る」自己中が過ぎる男に彼女は……
文字数 20,490
最終更新日 2023.08.15
登録日 2023.08.07
R18。タグ、あらすじをご覧になり、合わないと思われたらバックお願い致します。
「お前は誰だ?」
レンチが、魔の森で、暴れる魔物の対応をして帰ってきたのは、真夜中だった。
今日は、王都から、彼女の夫であるソケットが来る日。
晴れやかな挙式の予定が、魔物のせいでおじゃんになった。疲れ果てて帰宅し、どさくさまぎれにばっくれようとしたが、乳母に止められ夫が待つ寝室に向かうことに。
ところが、初夜の床で相手を見て、レンチは剣を抜き、いきなり男の首に剣先を突きつけたのであった。
複数もの。ざまあ少しだけ。
今回は、久しぶりに初めほうにエロ。
しっとりシリアスありのコメディあり
拙作ですが、楽しんでいただけると嬉しいです。
文字数 37,633
最終更新日 2023.08.11
登録日 2023.07.27
お母様はこの世界の中心だ。
お母様はこの世界の全てだ。
小さい頃から刷り込まれるように、そんな思想を持つ彼らに育てられてきた。
お父様にとってお母様は自分の全てで、それ以外は塵芥でしかなく、私という娘さえお母様の関心を奪うものでしかない。
それでも生きているのはひとえにお母様が悲しむから。
まあ私は昔からこれだからもはや文句は無い。
好きにすればいいと思う。
優しくて頼りにならないお母様と、素っ気ないけどお母様を悲しませたら冷酷な従者たち、そもそもこの家に寄り付かない兄と、お母様にしか興味のないお父様。
果てにこの国のほぼ全てが、心の奥底でお母様ファーストになっている。
だってお母様はこの国を救った聖女様だから・・・。
そう、私が救ったはずの、この口うるさい従者も、何故かお母様を崇めているのだ。
──────他はともかくお前は私を愛しなさいよ!
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本編完結済み・番外編更新中。
なお番外編はBLありき。
ふんわり設定。
勢いで書き上げているので誤字脱字多いです。
6月9日・番外編移しました。
→『俺の恋路を邪魔するなら死ね』
一旦完結。
文字数 64,398
最終更新日 2023.08.09
登録日 2023.05.24
『ギャル親父は〜』
前世の圧に負けず
周りの圧にも負けず
推しをそっと見守る
そんな壁に、俺はなりたひ
と、前世を思い出した的場は、そう思った。
懐いてくれる、可愛い生徒の恋を壁の様に見守ろうと。
そう思っていたのに、気付いたら落とされていた…かも知れない。
『青い春の〜』
ちょっと甘酸っぱいかも知れない、アオハル。
家庭の事情で全寮制の男子高校に編入して来た矢田。
ちょっと様子を見に来たら、ぶっ飛んだ先生達に遭遇。
その後で見た先生(的場)は普通で、ちょっと安心…でも、何かむずむずする。
『それが、幸せ』
それからの二人。
二人のRもここ。
・Rは脇カプ(先生×先生)が担当しております。
・タイトル変更しました。
・番外編にリバあり。
文字数 137,798
最終更新日 2023.07.31
登録日 2022.11.24