雨小説一覧
春に長く降る、こういう雨を、春霖、って呼ぶんだよ。雨、って普通は……、すこし哀しい感じがするものだけど、春の、特に小雨が長く続くような雨は、どこか明るい感じがして、好きなんだ。まぁ哀しい感じ、って、私が勝手にそう思ってるだけ、なんだけどね。
※作品内の一部エピソードは、過去に書いた「夏夜の幻」という短編を下敷きにしています。
文字数 81,310
最終更新日 2022.05.19
登録日 2022.05.19
婚約者マーブルとの始まりは互いの親が知り合いだったこと。
そういう経緯で私たちは知り合った。
しかし一度会ってみると意外にも気が合って――それから何度も顔を合わせることを繰り返した後に婚約した。
文字数 2,140
最終更新日 2022.05.14
登録日 2022.05.14
短いお話をまとめていきます
廃墟の洋館って、まさしく異世界という感じですよね。
そんな思いから書きました。
※一部Twitter、pixivの方にもあげさせていただいております。
文字数 1,365
最終更新日 2022.04.29
登録日 2022.04.28
文字数 53,796
最終更新日 2022.04.25
登録日 2020.10.14
父親が再婚して周防春妃に義弟ができたが、義弟の吉原夏樹は春妃に素っ気ない態度を取っていた。しかし、ある事がきっかけで二人は打ち解ける。それから春妃と夏樹は仲の良い義姉弟として過ごしていた。だがある時、春妃の心を大きく揺さぶる出来事が起きる。それから夏樹とは疎遠になるが、八年後の雨の日――春妃は夏樹と再会して……。
文字数 67,928
最終更新日 2022.04.23
登録日 2021.12.30
「わたしは、とある約束をしたの」
「約束?」
「そう約束」
そういって彼女はそれ以上を語らなかった。
いったい誰とどんな約束したのか聞きたかったけれど、彼女の料理の工程を手早くこなす段取りが、僕に質問することを拒んだ。
文字数 4,387
最終更新日 2022.04.12
登録日 2022.04.12
地方都市郊外の高校に通う聡はある日一人の少女と出会う。
雨守ツユ。彼女には実体がなく聡にしか見えない。彼女は妖精界から舞い降りた雨の妖精。泣く事で雨を降らす能力を持っていた。
そんな彼女を聡は笑わせようとする。そうしているうちに聡はツユに恋してゆく。
高校生の日常と恋愛をファンタジーを織り交ぜて描く青春ファンタジーラブストーリー。
登場人物
小日向聡 高校二年生。
長身で運動神経が良い。
いわゆるイケメン。
雨守ツユ 雨の妖精。
泣くことで雨を降らす。
悲しい過去を持つ。
浜辺綾夏 聡の同級生で幼馴染。
聡に密かに恋している。
赤塚健太 聡の同級生で幼馴染。
頭脳明晰、いわゆる優等生。
西岡優也 聡の同級生で幼馴染。
心優しい筋肉バカ。
小日向英二 聡の父親。
気象庁に務める。
小日向瑠璃子 聡の母親。
病院の調理師を務める。
小日向美優 聡の妹。
美空晴翔 ツユが過去に出会った高校生。
命を落とす。
火野フレア 炎の妖精。
雨を降らさないツユを戒める。
風上アイレーン 風の妖精。ツユと対立。
晴翔の命を奪う。
文字数 84,860
最終更新日 2022.04.02
登録日 2022.04.02
初恋からずっと好きだった幼馴染の相手は、いつの間にか優しくて、モテる男子へと成長していた。気後れしつつ、彼への想いが忘れられない主人公は翻弄されていく。
文字数 3,606
最終更新日 2022.03.21
登録日 2022.03.21
僕は今日、人生で最も勇気を出す。
好きな女の子に自分の気持ちを打ち明けるのだ。
※エブリスタでも投稿しています。
文字数 3,205
最終更新日 2022.01.23
登録日 2022.01.23
文字数 320
最終更新日 2021.10.24
登録日 2021.10.24
体が弱く、体調を崩しやすい私を心配してくれて、いつもお見舞いに来てくれる、隣の席のリョウくん。
リョウくんは私の家には入らず、電柱の脇に立って私の部屋を覗く。
私は部屋からリョウくんを見つめ、手を振る。
私は、リョウくんが好きだった。
文字数 989
最終更新日 2021.10.22
登録日 2021.10.22
病院帰りの駅の中で、少女が聴いたのは"雨の日の駅"で出会った謎の存在「雨読くん」だった。そしてそれを追う男装の死神と……ー少女と謎の声、男装の死神による不思議な日々が今始まる!
文字数 6,239
最終更新日 2021.10.08
登録日 2021.10.06
「恨むぞ、雨くん」
僕が降らせた雨で水浸しになったつばさ先輩はそう言って笑った。それまで泣いていたとは思えないほど、自然に。
「綺麗だね、雨」
「そうですか?」
「うん、とても」
一緒に過ごすようになった夏休み、先輩が浴衣を着た花火大会。
「降らせて。ここに」
これは、雨を乞い待つだけしかできない僕と自由に羽ばたけるつばさを持った先輩の、過ぎゆく夏の物語。
※小説家になろう様にも掲載させていただいています。
文字数 6,245
最終更新日 2021.09.13
登録日 2021.09.13
閲覧していただきありがとうございます
R-15です過激な表現が含まれます
不快な方苦手な方は閲覧をご遠慮ください
文字数 525
最終更新日 2021.09.04
登録日 2021.09.04
夏らしい男女二人用の声劇企画に提出した作品になります。
⚠動画・音声投稿サイトにご使用になる場合⚠
・使用許可は不要ですが、自作発言や転載はもちろん禁止です。著作権は放棄しておりません。必ず作者名の樹(いつき)を記載して下さい。(何度注意しても作者名の記載が無い場合には台本使用を禁止します)
・語尾変更や方言などの多少のアレンジはokですが、大幅なアレンジや台本の世界観をぶち壊すようなアレンジやエフェクトなどはご遠慮願います。
※こちらの作品は男女入れ替えNGとなりますのでご注意ください。
その他の詳細は【作品を使用する際の注意点】をご覧下さい
文字数 576
最終更新日 2021.08.29
登録日 2021.08.29
文字数 6,947
最終更新日 2021.08.04
登録日 2021.08.04
文字数 3,982
最終更新日 2021.08.03
登録日 2021.08.03
500年前から降り続く雨が上がる時、水人と陸人のハーフの少女と活発発明少年が始める海中旅。
※pixivでも一部公開中です。
感想、ご意見お待ちしております。
文字数 9,274
最終更新日 2021.08.01
登録日 2021.07.20
文字数 96,727
最終更新日 2021.07.18
登録日 2020.09.27