婚約破棄小説一覧
公爵令嬢のペルマは、10年近くも、王子妃となるべく教育を受けつつ、聖女としての勉強も欠かさなかった。両立できる者は、少ない。ペルマには、やり続ける選択肢しか両親に与えられず、辞退することも許されなかった。
特別な誕生日のパーティーで婚約破棄されたということが、両親にとって恥でしかない娘として勘当されることになり、叔母夫婦の養女となることになることで、一変する。
大事な節目のパーティーを台無しにされ、それを引き換えにペルマは、ようやく自由を手にすることになる。
※全3話。
文字数 3,459
最終更新日 2021.11.21
登録日 2021.11.19
結婚式直前、突然旦那から「俺、好きな人が出来たんだ。冗談なんかじゃない」と言われて別れを切り出されたエリー。
別れた数ヶ月後、元旦那からの結婚式の招待状が届き、酒場で働く友人のテンドルドに話を聞いてもらいながらヤケ酒をしていた。
偶然にもテンドルドも結婚することが決まっており、仕事終わりに恋人が迎えに来ると言うので挨拶しようと待っていたが……
文字数 1,539
最終更新日 2021.11.21
登録日 2021.11.21
しがない洋裁店のひとり娘エレーナには、秘密の婚約者がいた。
ある雨の日に街道で恋したジャマル王太子だ。
身分違いのふたりは妨害を避けるため、結婚当日まで婚約を伏せることにしていた。
だが結婚式が翌週に迫ったとき、店番をしているエレーナのもとにひとりの美女が現れた。
占い師を名乗る、オルガという女だった。
彼女はエレーナの婚約を知っているばかりか、本人たちしか知り得ない内面的なことまで言い当ててみせた。
そしてエレーナに告げる。
「結婚すると最悪な運勢が待っているわ。
すぐに婚約を破棄しなさい。
それから、その理由を彼に教えてはダメ」
エレーナの予言する未来を回避して、ふたりは幸せになることができるのだろうか?
文字数 34,405
最終更新日 2021.11.21
登録日 2021.11.10
「君が好きだよ」って、言ったのに。
まだはっきりと覚えている。家の薔薇園の中で、貴方は私に言った。私を愛してると、私を好きだと言った。甘い声で、私に言った。
目の見えない貴方と醜い私はいつもその薔薇園にいた。それが、私たちの世界だったから。
貴方は薔薇の香りしか感じることができなかったから、私は貴方に薔薇の色と、その素晴らしさを伝えた。
そうしたら貴方は、私を薔薇のようだと言って褒めてくださった。貴方の心は薔薇のように美しいと。私の最愛だ、とも。私は幸福だった。
貴方はいつも、醜いと罵られる私を慰めてくれた。貴方は私の気持ちを一番にわかってくれて、私も貴方の気持ちが痛いほど良く理解ができた。
でも、今ではどうでしょうね?
今までは私が貴方の世界の全てだったのに、彼の中で私が一番だったのに。
もう貴方は違う世界を知ってしまった。私の手からすり抜けて、香り高く咲き誇っている花に夢中になっている。私を汚いと、醜いと嘲る貴方は誰? 私を慰めてくれたその声で、今度はみんなのように私を罵る。貴方はその方へ着いてしまって、私の声なんて届かなかった。
もう私は貴方の名を呼ぶことさえも許されない。
それでも私は、貴方のことを忘れない。決して、忘れてはならないと知っているから。私はまた貴方の元へと戻ってくるのよ。そういう運命なの。だから忘れてはいけないの。いくら貴方があの方に夢中になったって、私にどんなことをしたって。私は必ず戻ってくる。
その時まで、待っていてね?
不定期更新です。
文字数 33,884
最終更新日 2021.11.21
登録日 2020.06.29
ざまぁも有ります。
クラウン王太子から突然婚約破棄を言い渡されたグレイシア侯爵令嬢。
理由は殿下の恋人ルーザリアに『チャボット毒殺事件』の濡れ衣を着せたという身に覚えの無いこと。
詳細を聞くうちに重大な勘違いを発見し、幼なじみの公爵令息ヴィクターを味方として召喚。
二人で冤罪を晴らし婚約破棄の取り消しを阻止して自由を手に入れようとするお話。
文字数 53,269
最終更新日 2021.11.20
登録日 2021.10.23
同居している婚約者から虐められていた私は……。
文字数 786
最終更新日 2021.11.20
登録日 2021.11.20
私は公爵令嬢。
この国の高位貴族であるのだから身分に相応しい振る舞いをしないとね。
ちゃんと立場を理解できていない人には、私が教えて差し上げませんと。
え?口うるさい?婚約破棄!?
そうですか…では私は修道院に行って皆様から離れますからどうぞお幸せに。
☆★
全21話です。
出来上がってますので随時更新していきます。
途中、区切れず長い話もあってすみません。
読んで下さるとうれしいです。
文字数 31,273
最終更新日 2021.11.20
登録日 2021.11.12
婚約破棄されてしまいましたので、彼の前からは去ります。
文字数 307
最終更新日 2021.11.20
登録日 2021.11.20
リンネ皇帝は愛した女を処刑した。
辺境伯令嬢アルストロメリアは死んだ。絶望したまま死んだはずだった。けれど、アルストロメリアは不死身だった。残酷な目に遭っても尚、それでもリンネを愛した。
その後、帝国を陥れようとする七人の貴族を排除すべく、アルストロメリアは不死身の能力で反撃を開始する。全ては愛の為に――。
文字数 4,931
最終更新日 2021.11.20
登録日 2021.11.16
「借金は全て私が立て替えよう。だから安心して嫁にきなさい!」
王都の端にある小さな雑貨店にて、ルゥナ=パストゥールは、商店街の会長(54歳)に求婚された。
常連客のイケメン騎士様のお陰でその場を乗り切るも、今度は騎士様の主人である王女様のお願いで、ルゥナは王女の替え玉に任命されることになる。
王女の婚約者はロンバルト王国第二王子。
無類の女好きという噂の、ぐうたら王子だった。
王女は彼の不貞を調べ婚約を破棄するようルゥナへ密命を与える。
この密命を全うすれば、借金は帳消し、そして悩める王女様を救うことが出来る。
ルゥナは使命感をもって立ち上がるが、
何故か命を狙われる事に!?
そして、対象の王子は、剣を握ればイケメンだけど、ただの色ボケ王子。
と思っていたら、観察する内に本当の彼が見えてきて……。
そしてルゥナ達の周りで渦巻く陰謀?
果たして、ルゥナは婚約を破棄し、無事に密命を遂行出来るのか――。
文字数 126,748
最終更新日 2021.11.19
登録日 2021.08.29
婚約者の浮気で婚約破棄となった。その後、婚約者は浮気相手と結婚。だが、元婚約者が私に「復縁したい」という手紙を送ってきて…?!
文字数 306
最終更新日 2021.11.19
登録日 2021.11.19
ミレニア王国にある名もなき村の貧しい少女のミリアは酒浸りの両親の代わりに家族や妹の世話を懸命にしていたが、その妹や周囲の子ども達からは蔑まれていた。
ミリアが八歳になり聖女の素質があるかどうかの儀式を受けると聖女見習いに選ばれた。娼館へ売り払おうとする母親から逃れマルクト神殿で聖女見習いとして修業することになり、更に聖女見習いから聖女候補者として王都の大神殿へと推薦された。しかし、王都の大神殿の聖女候補者は貴族令嬢ばかりで、平民のミリアは虐げられることに。
その頃、大神殿へ行商人見習いとしてやってきたテオと知り合い、見習いの新人同士励まし合い仲良くなっていく。
十五歳になるとミリアは次期聖女に選ばれヘンリー王太子と婚約することになった。しかし、ヘンリー王太子は平民のミリアを気に入らず婚約破棄をする機会を伺っていた。
そして、十八歳を迎えたミリアは王太子に婚約破棄と国外追放の命を受けて、全ての柵から解放される。
「これで私は自由だ。今度こそゆっくり眠って美味しいもの食べよう」
テオとずっと一緒にいろんな国に行ってみたいね。
21.11.7~8、ホットランキング・小説・恋愛部門で一位となりました! 皆様のおかげです。ありがとうございました。
※「小説家になろう」さまにも掲載しております。
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文字数 69,387
最終更新日 2021.11.19
登録日 2021.10.28
「レイチェル。突然で申し訳ないのだが、私は君との婚約を破棄しようと思うんだ……」
王子レオンハルトに婚約破棄された令嬢レイチェル……その理由はいまいち釈然としなかった。だが、その運命を受け入れるしかなかった。
そこに現れたのは隣国の王子で?
文字数 20,145
最終更新日 2021.11.18
登録日 2021.11.11
イケメンの婚約者・シルヴェストルはなんだか無愛想。なんと、彼には私の他に交際している恋人がいた。その恋人が私の家に乗り込んで、婚約破棄するように脅してきて…?!
文字数 479
最終更新日 2021.11.18
登録日 2021.11.18
性悪な姉と伯爵令息・マリアーノの婚約が成立した。しかし、姉の不倫が発覚して婚約破棄に。私は結婚したが、姉は結婚できずじまいで…。
文字数 437
最終更新日 2021.11.18
登録日 2021.11.18
私は皇太子である。公爵令息のチェチーリオと婚約中。しかし、チェチーリオから「皇太子殿下には私以外に深い仲の男がいると聞きました。ですから、私が身を引きます」と言われた。これは真っ赤な嘘。どうやら、妹が吹聴したことらしく…?!
文字数 497
最終更新日 2021.11.18
登録日 2021.11.18
リンファスの夫、ジュードには変態趣味がある。
自らを馬と呼び、もう十数年も前にやっていた子どもの遊び『おうまさんごっこ』をまた二人でやろうというのだ。かつて使用人の子どもとしてメルビン家に来ていた彼を自分の馬にしていたことは、リンファスにとっては黒歴史。だがジュードにとってはそうではなかったらしい。毎晩、自分の上に乗ってくれとリンファスの元へとやってくる。
そんな彼と結婚するなんて想像もしていなかった。
なにせリンファスには子どもの頃から決められていた婚約者がいて、各所に結婚式の招待状まで送っていたのだから。
※全10話 完結まで予約投稿済
文字数 16,199
最終更新日 2021.11.18
登録日 2021.11.18