異世界小説一覧
伯爵家の次女であるリネ・ティファスには眉目秀麗な婚約者がいる。
私の婚約者である侯爵令息のデイリ・シンス様は、未亡人になって実家に帰ってきた私の姉をいつだって優先する。
彼の姉でなく、私の姉なのにだ。
両親も姉を溺愛して、姉を優先させる。
そんなある日、デイリ様は彼の友人が主催する個人的なパーティーで私に婚約破棄を申し出てきた。
寄り添うデイリ様とお姉様。
幸せそうな二人を見た私は、涙をこらえて笑顔で婚約破棄を受け入れた。
その日から、学園では馬鹿にされ悪口を言われるようになる。
そんな私を助けてくれたのは、ティファス家やシンス家の商売上の得意先でもあるニーソン公爵家の嫡男、エディ様だった。
※マイナス思考のヒロインが周りの優しさに触れて少しずつ強くなっていくお話です。
※相変わらず設定ゆるゆるのご都合主義です。
※誤字脱字、気を付けているつもりですが、やはりございます。申し訳ございません!
文字数 123,756
最終更新日 2023.12.29
登録日 2023.12.04
勇者アトラス・ヴァンガードは、魔王を倒した。
帝国へ帰還するが理不尽な理由で追放される。
世界を救ったはずの勇者は、帝国を追い出された。その先で魔王の残骸と出会う。なぜかメイドの姿となった魔王を拾い、新たな旅に出る。
勇者を引退し、難攻不落のダンジョン攻略へ。
やがて“ある事情”で帝国が傾くと戻ってこいとお達しが。
しかし、勇者はもう引退済み。
大切な仲間と共にスローライフを送る。
文字数 9,716
最終更新日 2023.12.29
登録日 2023.12.24
伯爵家の長女で跡取り娘だった私。
いつもなら朝からうるさい異母妹の部屋を訪れると、そこには私の婚約者と裸で寝ている異母妹。
どうやら私から奪い取るのが目的だったようだけれど、今回の事は私にとって渡りに舟だったのよね。
婚約者という足かせから解放されて、侯爵家の母の実家へ養女として迎えられる事に。
これまで母の実家から受けていた援助も、私がいなくなれば当然なくなりますから頑張ってください。
面倒な家族から解放されて、私幸せになります!
文字数 7,651
最終更新日 2023.12.29
登録日 2023.12.27
中世ヨーロッパ風の世界に生まれ変わり、自堕落な生活を送っていた悪役令嬢が、17歳の誕生日に前世の記憶を取り戻す。彼女は前世での死後、好きだった乙女ゲームの世界に転生しており、しかも処刑寸前の悪役令嬢としての運命が待っていることを知る。しかし、彼女は死にたくないと思い立ち、自分が生き残る唯一の可能性となる悪役令嬢ルートを選び、前世のメモリーを駆使して新たな人生に挑む。
文字数 1,287
最終更新日 2023.12.29
登録日 2023.12.29
とある異世界……時は『大勇者時代』を迎え、右も左も、石を投げれば勇者に当たるのではないかというような社会状況であった。
その時代に乗り遅れた者、タイミングや仲間に恵まれなかった者、ただ単純に勇者に向いていない者……など様々な者たちがそこかしこでひしめき合い、有象無象から抜け出す機会を伺っていた。そういった者たちが活用するのは、『スカウト』。優秀なパーティーメンバーを広い異世界のどこからか集めてきてくれる頼れる存在である。
今宵も、生きる伝説と呼ばれた凄腕のスカウトマン、『リュート』の下に依頼者がやってくる。
新感覚異世界ファンタジー、ここに開幕!
文字数 100,351
最終更新日 2023.12.29
登録日 2023.09.09
「聖女になれなかったなりそこない。こんなところまで追って来るとはな。そんなに俺を忘れられないなら、一度くらい抱いてやろうか?」
5歳のオリヴィエは、神殿で出会ったアルディアの皇太子、ルーカスと恋に落ちた。アルディア王国では、皇太子が代々聖女を妻に迎える慣わしだ。しかし、13歳の選別式を迎えたオリヴィエは、聖女を落選してしまった。
その上盲目の知恵者オルガノに、若くして命を落とすと予言されたオリヴィエは、せめてルーカスの傍にいたいと、ルーカスが団長を務める聖騎士への道へと足を踏み入れる。しかし、やっとの思いで再開したルーカスは、昔の約束を忘れてしまったのではと錯覚するほど冷たい対応で――?
文字数 156,230
最終更新日 2023.12.28
登録日 2023.08.13
私は理解できずに頭が真っ白になってたいた。
「お父様、もうこれ以上は……」
「そんな男の事など放っておけ!」
私の言葉も耳に入らないのか父は怒りを露わにする。
今までに見た事の無い父の姿に私は恐怖してしまっていた。
「我が家の恥さらしめ! 貴様の様な者が次期当主であるはずがない!」
そんな父の言葉にお母様が泣きながら訴える様に口を開く。
「……あなた、これは余りにも酷いですわ」
「お前は黙っておれ!」
怒鳴る父の言葉にお母様は体を震わせる。
(私のせいだ。私がもっとしっかりしていればこんな……)
自分の力の無さに私は唇を噛んだ。
(私が悪役令嬢として振舞えばこんな事にはならなかったのに)
自分の心の弱さに後悔していた。
そんな時、父が私の方を向きながら口を開く。
「お前がこの家の顔に泥を塗ったのだぞ!」
「お父様、そんな言い方は……」
母の助けにも耳を貸さず父の言葉は続く。
「お前はもう公爵家のご子息に嫁ぐ資格は無い」
父の言葉は深く私の心に突き刺さった。
「そんな! どうしてですか!」
私は父に向かって叫ぶが、父は私を睨みつける。
「お前は公爵家のご子息にふさわしくないと分かったからだ」
そんな父の態度に私は涙を流した。
(こんな事になるなんて……)
後悔しても遅かった。
「お前の処遇については追って連絡する」
それだけ言い残して父は部屋を出て行ってしまった。
「待って下さいお父様!」
私の声にも耳を貸さず父は出て行ってしまったのだ。「そんな……私どうすれば……」
私は一人泣き崩れた。
(私が悪いんだ。お父様に認めてもらえる様にもっと頑張るべきだったんだ)
後悔しても遅かった。
(折角、公爵家のご子息と婚約が整って幸せになれるはずだったのに……)
今までの人生を振り返ると涙が止まらなかった。
それから数日間、私は部屋に閉じこもり続けた。
食事も喉を通る事は無く衰弱していくばかりだった。
そんな私を見かねてお母様が優しく私の背中をさすってくれたのだ。
「ごめんね、リリア。こんな酷い目に遭わせてしまって」
「お母様は悪くないです……」
お母様だって辛いはずなのに私を気遣ってくれたのだ。
そんな時に扉がノックされる。
「リリア様、お久しぶりでございます」
扉の先にいたのはマリアだった。
「どうしてここに?」
私の疑問に答える様にマリアは話を続ける。
「公爵様の計らいでリリア様がお食事を取りに来ていないとお聞きしましたので私がお食事をお運びしに来たのです」
(公爵家のご子息が?)
私が考えているとマリアは私に話し続けた。
「公爵様からリリア様のお気持ちを第一に考えろとご命令を受けましたので……それで、どうなさいますか?」
文字数 2,008
最終更新日 2023.12.28
登録日 2023.12.28
伯爵家の四女として生まれたイリーナは、メイドとして王宮で平凡な暮らしをしている。
ある日の早朝、イリーナは鼻歌まじりに日課の掃除をこなしていたところ、偶然にも第二王子であるエリクと出会い、短いながらも穏やかな時間を過ごす。
その日の出来事をきっかけに、何故かエリクから興味を持たれたイリーナは、早朝に王子との密会をするようになる。
当初のイリーナは噂から冷徹で厳格なエリート気質な王子という印象をエリクに持っていたが……共に過ごしていくうちに、イリーナのエリクに対する印象は、国や民を良くすることに全力を注ぐ心優しい勤勉な王子という風に変わっていく。
その一方で、エリクは冷徹な王子という仮面を忘れさせるメイドに、少しずつ心を惹かれていった。
「おはようございます。エリク殿下」
「おはよう、イリーナ。今日も綺麗だな」
「そうですね。早朝の王宮は趣きがあって、毎日見ても飽きないです」
「あぁ……そうだな」
そして、二人は、王宮で起こる様々な出来事を経て、徐々に身分の差を超えた愛を育んでいく。
これは、平凡なメイドと冷徹王子が、夜明けの中で穏やかな幸せを積み重ねていく––朝活の日々を描いた物語だ。
文字数 26,222
最終更新日 2023.12.28
登録日 2023.12.14
中学3年生のアスカは、観光バスに乗り、修学旅行に来ていた。
これから、京都・奈良を巡り、クラスメイト達と楽しい2泊3日の楽しい旅が始まるのだ。
・・・と思った矢先、観光バスが赤信号で止まった瞬間に、バスの真下の道路が光り出した。
アッと言う間に、バスが異世界に飛ばされてしまった。
異世界に行く途中、神域で神に会うアスカだったが、どこか様子がおかしい。
あれ? すでにお知り合い!?
文字数 6,342
最終更新日 2023.12.28
登録日 2023.12.27
貧乏貴族でオメガのジューノは、高位貴族への婿入りが決まって喜んでいた。それなのに、直前に現れたアルファによって同意もなく番(つがい)にされてしまう。
ジューノは憎き番に向かって叫ぶしかない。
「ふざけんなぁぁぁ!」
安定した生活を手に入れたかっただけの婿入りは、いったいどうなる!?
不器用騎士アルファ×貧乏オメガ
別サイトにて日間1位、週間2位を記録した作品。
ゆるっとファンタジーでオメガバースも独自の解釈を含みます。深く考えずに楽しんでいただけると幸いです。
表紙イラストはpome村さん(X @pomemura_)に描いていただきました。
文字数 33,112
最終更新日 2023.12.28
登録日 2023.09.18
貴族の育ちの女性である主人公だったが、自分よりも、容姿・実力ともに優れている妹に劣等感を抱いたまま、無理やり他の貴族の家に嫁がされた。夫となった男は、学問の研究ばかりの変人で、一切の興味を抱いてはくれない。
生きていくうえで全ての希望を失った彼女のささやかな願いは、自由に恋愛をすることになった。
妹がしばらく滞在することになり、意外なことに夫と妹が意気投合してしまう。
ますます居場所を失っていた主人公に、隣の家から来たある青年が話しかける。二人の話は弾み、いつしか主人公は彼に恋心を抱くようになる。
ある日の夜、妹と夫の見てはいけない関係を知ってしまい、彼女のとった行動は…
文字数 3,767
最終更新日 2023.12.28
登録日 2023.12.28
花屋のぽやぽやしたほんわか男子を揶揄っていたら翻弄され食べられちゃう話
文字数 9,144
最終更新日 2023.12.28
登録日 2023.12.28
王都で錬金工房を営んでいるファリ。ある朝、初彼のグルナがうらぶれた風体で店のまえにうずくまっていた。七年ぶりに再会したふたりは、変わらなかったこと、変われなかったことを確かめていって……制服コスプレえっちになだれこみます。なかなか焼けぼっくいに火がつかないので、おいそぎのかたは「♡♡♡」で検索して飛ばしてくださいませ。※純愛ハッピーエンドです。※pixivさんと小説家になろうさんにも投稿しています。
文字数 21,085
最終更新日 2023.12.28
登録日 2023.12.28
彼はしぶとく帰ってくれません。
「あなたはわたくしに何の恨みがあるのですか?」
「もちろん、君が僕から奪った全てに決まっているだろう」
わたくしは困惑していました。
元婚約者がここまで聞き分けがない人だったとは思いもしなかったのです。
そんなわたくしをあざ笑うように元婚約者は言いました。
「君から全てを奪ったら、次は君の大切な物を奪うとしよう」
(え? 大切なものってどういうことかしら?)
わたくしは、元婚約者の言葉が理解できませんでした。
そして、わたくしは大切な物を奪われることになりました。
家族です。
「お爺様! お婆様! お父様とお母様!」
元婚約者が連れてきたのは、彼女を冷遇した家族でした。
彼らは泣き叫ぶ娘を冷たい視線で見下ろしました。
「見苦しいぞ」
「あなたなんて娘ではないわ」
「お前みたいな孫を持った覚えはない」
(何を言っているの? みんな)
わたくしは呆然とするばかりです。
家族がそんなことを言うなんて、今まで一度も思ったことがなかったからです。
「じゃあな。僕は君と違って忙しいんだ」
元婚約者はそれだけ言うと帰ってしまいました。
わたくしは泣き叫び、暴れました。
ですが、屈強な男が二人がかりでわたくしを押さえつけるのです。
そのまま連れて行かれてしまいました。
(こんなひどいことをされるほど悪いことをしたかしら?)
わたくしはただ、普通の生活がしたかっただけです。
でも、もうどこにもそんなことはできませんでした。
わたくしは泣くことしかできませんでした。
それからわたくしは家族に冷遇されながら過ごしました。
何も言わず、ただ毎日を泣いて過ごしました。
そんな生活が何年も続きました。
もう心はボロボロです。
(誰か助けて)
わたくしは心の底から救いを求めましたが、誰も助けてくれません。
そして、ある日のことわたくしはとある人と出会います。
その人はわたくしに言います。
「よく頑張りましたね」
それはわたくしの幼なじみでした。
彼はずっと、わたくしを支えてくれていたのです。
「どうしてここに?」
「君が追放されたと聞いて、いてもたってもいられなかったんだ」
「でも、私はみんなに嫌われているわ」
「そんなことはないさ。僕はずっと君を愛していたよ」
(ああ!)
わたくしは嬉しくて涙を流しました。
しかし、それでもふ安でした。
そんなわたくしを幼なじみは優しく抱きしめます。
「もう何も心配いらないさ。安心してくれ」
「本当に?」
「ああ、本当だとも。だから、ずっと僕の傍にいてくれるかい?」
「もちろんよ!」
こうしてわたくしは救われました。
(こんな幸せがあるなんて)
わたくしはそれからずっと幸せに暮らしました。
文字数 1,075
最終更新日 2023.12.28
登録日 2023.12.28
「ねぇ……ユキハ」
「お姉ぇ……?」
「──ごめんね」
そう呟いた冬の表情だけは、なぜか悲しげで──
(ユキハ……あなたは知らないでしょうけど)
冬は思い出していた。いや、思い出さずにはいられなかった。自分が犯した過ちを、決して忘れられない己の罪を。
第一回『転生会議』でも、冬は一つの過ちを犯していた。
それは、他の転生者が『異能』を持っていそうなことに気付けなかったことである。
(ユキハが『異能』を使えたということは、【賢者】と【聖女】のどちらかを持っているかもしれないのに……!)
最初から疑いを抱くべきだったのだ。──なぜ、妹の親友である冬が召喚されたのか、ということを。
(その可能性に私は……目先の欲に目がくらんでしまった)
妹への嫉妬心ゆえの失態。
その代償を、冬は身をもって受けることになった。
*
「『異能』……!? どういうことなんですか!?」
「見ての通りだよぉ」
困惑する勇者に、【癒】の勇者──アリア=ノワールは答える。
「冬ちゃんはユキハちゃんに『異能』を使われたんだよぉ」
「……っ! そんな……っ!」
冬が、妹の親友である冬が、最も大事に思っている妹の親友である冬が『異能』を持ってしまったことに、アリアはどうしようもないほど『罪悪感』を覚えていた。
「冬ちゃん……」
「……大丈夫よ」
そんなアリアに、【氷】の勇者──冬は言う。
「もし、『異能』を手に入れたとしても……きっとユキハは私を許してくれるから」
──だって、あの子は優しいから。だから……たとえ私がどんな大罪を犯したとしても許してくれる。それに……あの子が私を裏切るわけなんてないのよ……?
(そうでしょ……? ユキハ?)
(──ごめんなさい、ユキハ。でも……こうしないと私は、私が許せないの……!)
だから──と冬は、勇者たちの『異能』によってボロボロになった妹に駆け寄る。
「……え?」
そんな冬の行動に驚いたのか、姫は目を見開いていた。
そんな姫の背後に迫る影──それは【銃】の勇者だった。
(……この一撃で仕留める!)
一瞬の隙をついて放たれた弾丸は、確実に姫の命を奪うはずだったが──
「っ!?あぶな……!?」
【癒】の勇者──アリアが、そんな弾丸を防いだ。
(……え? なんで?)
そのことが一瞬、【銃】の勇者には理解できなかった。確かにアリアは姫の背後にいたはずなのに、まるでどこから現れるかのように現れたのだから。
「ありがとう、アリアさん」
「ん……」
そんなアリアに礼を言う姫だったが──次の瞬間にはもう次の行動に移っていた。
文字数 1,029
最終更新日 2023.12.28
登録日 2023.12.28
一人娘の進学だけが楽しみな夫人は、夫との愛など、とっくに無くなっています。夫は浮気していました。離婚届に丁寧にサインしたら、娘の家庭教師が……
文字数 3,344
最終更新日 2023.12.28
登録日 2023.12.28
父親代わりの叔父に、緊急事態だと呼び出された俺。
そこで、幼馴染の王子に前世の記憶が戻ったと知って…
☆全4話 完結しました
R18つけてますが、表現は軽いものとなります。
文字数 5,589
最終更新日 2023.12.27
登録日 2023.12.27
自分と婚約予定の義兄が子爵令嬢の恋人を両親に紹介すると聞いたフィーナは、悲しくて辛くて、やがて心は闇に染まっていった。
義兄はフィーナと結婚して侯爵家を継ぐはずだった、なのにフィーナも両親も裏切って真実の愛を貫くと言う。
許せない!そんなフィーナがとった行動は愛する義兄に憎まれるものだった。
2023/12/27 ミモザと義兄の閑話を投稿しました。
ふわっと設定でサクっと終わります。
他サイトにも投稿。
文字数 9,262
最終更新日 2023.12.27
登録日 2023.07.22
『私と契約結婚しませんか?』
『期限は三年』
『三年後、君は自由になる』
※77話で第一部[完]
※二部はリュカの兄弟メインで話が進みます
苦手な方はご注意ください→135話で兄弟編[完]
※136話から第三部温泉旅行珍道中編(ホラー風味ですので苦手な方はご注意ください)
※153話から温泉旅行内運命の番編→165話タイトル回収しました→168話で温泉編[完]
※170話から脇カプ番編苦手な方はご注意ください→187話で本編[完]
※n番煎じになるかわからない話です
※オメガバースです(世界観は割愛)
※ゆる設定ですので苦手な方はご注意ください
文字数 379,013
最終更新日 2023.12.27
登録日 2022.08.22
「婚約破棄を繰り返す男」
白皙の美青年が婚約破棄を繰り返すのはなぜなのか?元プロファイラーの主人公が、青年のしぐさや言葉から嘘を見抜き、1枚の絵に秘められた想いを解き明かす。
「赤い羽根付き帽子の女」
仮面舞踏会でひときわ注目を集めていた伯爵の美しき愛人が遺体で発見される。どうやら舞踏会から帰宅した直後に居直り強盗に襲われたらしいのだが、一つの疑問が浮かび上がる。ーーーーなぜ彼女は靴を履き替えたのか?
「過去を捨てた老人」
元軍人の老人が殺害された。偽名を使い、過去を隠して生きてきた老人の背負っていた決して赦されぬ罪が明らかになる。
後宮で起こった毒殺事件を解決した、『第二側妃様付きの侍女は嘘を見抜く~転生した元プロファイラーは行動心理学でチートしながら悪を暴く』の侍女&騎士様ペアのその後の短編×3話。
無事に婚約した二人が新たな事件を解決していきます。
この話だけでも大丈夫ですが、できましたら前作より読んでいただけるとよりわかりやすいかと思います。
もう侍女ではなくなってしまい、看板に偽りありになってしまいますが、同じ主人公のためタイトルはそのまま使いました。
文字数 21,164
最終更新日 2023.12.27
登録日 2023.12.12
故郷に愛している男がいるのに、無理やり高貴な貴族に嫁がされた主人公。しかし、そこでの夫には、幼馴染を名乗る女が毎晩のようにやって来て、貴族の夫婦のすべき営みを平然とやってのけていた。
挙句の果てには、その女に「旦那様にふさわしくないし、邪魔」と辛辣な態度を取られ、主人公は故郷の男のもとへ向かう決意を固めたが…
文字数 2,968
最終更新日 2023.12.27
登録日 2023.12.27
ある日、ゲームの悪役令嬢に転生していた主人公。
よくよく思い出してみれば、何度も処刑されていたキャラクターだ。
ルートをミスるとうっかり死にかねない恐怖と戦うのも面倒だし、シナリオ本編からはドロップアウトして適当に暮らそうかな。
なんて思っていたら、王子様に一目惚れしてしまった!
好きな人が自分以外の女とくっつくところを眺める趣味はない。
こうなれば、何としてでもヒロインを破滅させて、私が王子様と幸せになってみせる!
文字数 67,801
最終更新日 2023.12.27
登録日 2023.11.14
文字数 61,010
最終更新日 2023.12.27
登録日 2023.07.21
貴方は転生できるとしたらどんな世界で何になりたいと考えますか?これはそんな事を実際に選択しなくてはならなくなった「彼女」の物語です。
※誤字脱字あったらごめんなさい
文字数 935
最終更新日 2023.12.27
登録日 2023.12.27
アルスはド貧乏な実家を助けるために女騎士として国に従事する22歳の男爵令嬢。
そんなアルスは騎士団では『色気のない男勝りな娘』と囁かれていた。
普段は社交界にも顔を出さないアルスだが、ある日双子の妹リリーに説得され、『令嬢姿』でとある伯爵家で開かれるパーティーに参加することに。
そして、そこでアルスはひとりの男性に声をかけられた。
彼の正体をアルスはよく知っている。だって、彼は――アルスの同期の中でも一番の将来有望株とされているエリート騎士、ヴィクトルだったから。
名前を聞かれ、自分だとバレたくないアルスは咄嗟に「アリア」と口走る。
後日、ヴィクトルが謎の令嬢アリアに惚れこんでいるという話を耳にしてしまい……。
一途な執着口下手ヘタレ騎士×『色気ゼロ』の女騎士。
純情で素直になれないラブファンタジー。
*hotランキング 43位ありがとうございます♡
▼掲載先→アルファポリス、小説家になろう、エブリスタ
文字数 10,914
最終更新日 2023.12.27
登録日 2023.12.25
漠然とした不安を抱えながら、変わらない日常を生きていた”私”の前に現れたのは、人生を一変させる出会いだった。
特殊な能力もなく、特別な存在でもない、一人の一般人の視点で描く異世界の生活と、様々な人々の心模様。
最初はただ、それを書き留めるだけだったのだが……
※小説家になろう他、重複投稿作品です
文字数 13,583
最終更新日 2023.12.27
登録日 2023.12.04
魔法使いの家系に生まれたレナは、ハグリズ伯爵令息と婚約することができた。
ハグリズの元で魔法を使い様々な手伝いをしたレナだったが突然婚約破棄されてしまう。
理由は新しい魔法使いが手に入ったからというもの。レナよりも位の高い魔法使いのようだ。
レナは捨てられたがリクイド侯爵令息のおかげで救済されることになる。
一方、新しい魔法使いが手に入ったハグリズは後悔することになり……。
文字数 10,219
最終更新日 2023.12.27
登録日 2023.12.20
縫製工場をクビになり、退職金代わりにと盗んだウェディングドレスを担いでさ迷っていた私は森の中で怪しいお城にたどり着く。そこはヴァンパイア伯爵家の末っ子が暮らす城で、私は何故かそこの主に気に入られ雑用係から主様付きの執事妖精にまで出世、日夜気弱で暗い主様を立派なヴァンパイアにするために頑張っているところです。
※更新は不定期、時間と気の向いた頃
※コピー、模倣、転載、アイディアの盗用、シーンの抜き取り、プロットへの転用、全て固くお断りします(特にシナリオ界隈、書き手の方、作家モラル推奨でお願いします)
※テンプレ設定物語ではありません、1次創作のオリジナルストーリーです
※ストレス展開多い予定
※著作権は放棄しておりません
文字数 20,786
最終更新日 2023.12.27
登録日 2022.08.31
「わたしは、このお方に出会えて、初めてこの世に産まれることができた」
貴族の間では忌み子の象徴である赤銅色の髪を持って生まれてきた少女、リリアーヌは常に家族から、妹であるマリアンヌからすらも蔑まれ、その髪を隠すように頭巾を被って生きてきた。
そんなリリアーヌは十五歳を迎えた折に、辺境領を収める「氷の辺境伯」「血まみれ辺境伯」の二つ名で呼ばれる、スターク・フォン・ピースレイヤーの元に嫁がされてしまう。
厄介払いのような結婚だったが、それは幸せという言葉を知らない、「頭巾被り」のリリアーヌの運命を変える、そして世界の運命をも揺るがしていく出会いの始まりに過ぎなかった。
これは、一人の少女が生まれた意味を探すために駆け抜けた日々の記録であり、とある幸せな夫婦の物語である。
※この作品は「小説家になろう」「カクヨム」様にも短編という形で掲載しています。
文字数 44,611
最終更新日 2023.12.27
登録日 2023.12.23