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闇金に大金を借りてしまい、風俗に沈められた女 そこから脱出して、会社代表になるも仕事が続かなく、また夜の世界に戻ってしまった女。 これは、そんな女に大金を貸してしまって抜き差しならなくなった男の現在進行形な実話である。 不条理な運命に翻弄されて生きている女から人生の機微を考えていく哲学の書でもある。 男編です。 (女目線でのストーリー展開も書く予定です)
24h.ポイント 106pt
小説 9,959 位 / 191,948件 エッセイ・ノンフィクション 231 位 / 8,093件
文字数 65,055 最終更新日 2024.09.11 登録日 2019.11.03
  名古屋某所にあるキャバクラ「リッチ」でナンバーワンキャバ嬢の菊池奈緒。 このストーリーは担当黒服の私が語る物語である。 彼女は今年二十八歳、若い女性が勤務するキャバクラでは年齢的にも売上競走を勝ち抜くには厳しい現実がある。だがしかし彼女は実際に「リッチ」にて売上げダントツの一位である。 なぜか?雨の日も雪の日も嵐の日も彼女は毎日欠かさずチャリ通だからだ。険しい道を立ち漕ぎで駆け抜け爽やかな汗を流し通勤する。彼女の接客はお客様を自然と笑顔にするのはもちろん、なんと言っても彼女の売りはお客様に対して媚びないことだ。先輩後輩のキャバ嬢にも優しく面倒見が良いのが彼女の売上にも直結しているのではないだろうか。 では、菊池奈緒(二十八歳)、源氏名(ミカ)の勤務態度や日常を私が説明していくのでごゆっくり見てください。   説明「菊池奈緒」」 菊池奈緒(二十歳)、当時彼女は医療事務員として勤務していた。プライベートでは二年間交際中の男性がいたが毎月お小遣いを強請られる事が多かった。 俗に言うクズ男だ。家に帰ればクズ男に暴力を振られお小遣いをせびられる。そのような生活を三年間も過ごしたが転機は何の前触れもなく訪れた。 二十三歳の冬、世間体はクリスマスで賑わっていた。奈緒は仕事終わりの足でクズ男と名古屋の某時計台で待ち合わせ食事の約束をしていた、集合時間を過ぎてもクズ男は来ず寂しい時間だけが過ぎていく。 黒服「お姉さん少しだけお時間ありますか?」 奈緒「え、誰ですか?」 黒服「いきなりすみません。私こういう者です。」 私(黒服)がサッと名刺を差し出すと奈緒は素直に受け取り話を聞いてくれた。奈緒への第一印象は素直だが不思議な子。大体の女性は苦笑いで去っていくか話を無視するという反応だ。仕事の話を一通り終え奈緒に幾つか質問を投げかける。   私「奈緒ちゃんプライベートは上手くいってる?」 奈緒「実は…」 奈緒のプライベートでの問題を聞き、私は奈緒の抱える闇の一部を見た。奈緒の育った家庭環境や学生時代での虐めなど、初対面とは思えないくらい話してくれた。  
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小説 191,948 位 / 191,948件 エッセイ・ノンフィクション 8,093 位 / 8,093件
文字数 859 最終更新日 2023.04.04 登録日 2023.04.04
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