現代文学 喪失小説一覧
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件
奏と翔は、ある日大好きな祖母が、病気になったと知らされる。
「もう会いに行ってはいけない」
という母に、頼んで祖母に会いに行くが……。
おばあちゃん子な弟、翔を見守る姉の奏の回想からなる、「あしあと」にまつわる、少し不思議な短編です。
文字数 5,824
最終更新日 2023.09.14
登録日 2023.09.08
「お姉ちゃん、もう駄目かもしれない」
母の涙混じりの言葉を、隣で聞いた。とうとう来たか。そう考えながら――――
幼いときより病弱な姉、そんな姉の存在をどこか遠くに感じ、しかし何より影響を受けてきた「私」の、姉の死を目前にしての、独白と日常のお話です。
※エブリスタに同名で載せていたものを加筆修正して載せております。
文字数 6,077
最終更新日 2023.09.04
登録日 2023.09.01
ある日見つけた、豚の置物。
「私」はそれを何気なく捨てるが……
日常のささやかな喪失の掌編です。
文字数 762
最終更新日 2023.08.15
登録日 2023.08.15
ある大きな悲しみを抱えた女性が、歴史ある京都で不思議な経験をします。
この世界には、光があたらない、悲しい出来事や人の心が、数えきれないほどにあります。そこに少しでも光を灯し、誰かに慰めを与えられたら。そんな思いで、丁寧に音符を並べるように、ひとつの優しい曲を創作するように、言葉を紡ぎました。
あなたの心に優しい陽が差し込みますように。
文字数 18,935
最終更新日 2022.03.26
登録日 2021.06.05
黒柳悠人と和泉恭は同性同士のパートナー。2人が住む家に、ある日から芦澤琴葉も同居することに。
3人と、猫のコタローとモカ、犬の風太の共同生活。
文字数 20,604
最終更新日 2020.10.29
登録日 2020.10.08
役者になることを夢見て上京して8年。
マサトに残酷な現実が突きつけられる。
「前向性……健忘?」
苦心の末にようやく掴んだチャンスは、あっけなくその手から離れていった。
一方、ある町で喫茶店を営むナルとマドカのもとに、同級生のソウタがやってくる。
コーヒーを注文したソウタが告げたのは、ある意外な知らせだった。
これは、一級河川の天戸川の下流、都会でもない田舎でもない、美しい自然を残した町を舞台に繰り広げられる、希望と絶望と、そこからの未来を紡ぎだす物語。
文字数 38,317
最終更新日 2020.02.16
登録日 2020.02.02
大事なものを失った心は乾いていく。
乾いた心でも、人は生きていく。
文字数 1,538
最終更新日 2019.04.19
登録日 2019.04.19
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