青春小説一覧
俺、村田晴人と、同級生の七瀬麻は、この高校でたった二人の軽音部員。
「村田って、ほんと熱心だよね」
夏休みも練習を続ける中、七瀬からそう言われるが、俺の心は複雑だった。
だって本当は、ちっとも熱心なんかじゃない。軽音部に入ったのだって、毎日練習に顔を出しているのだって、全部下心あってのことだったから。
文字数 19,348
最終更新日 2024.04.14
登録日 2024.04.14
高校一年生の主人公、佐野奏汰は幼馴染の雪松あいらのことを昔から好きだった。けれどあいらは、余命一ヶ月の宣告をされていた。このままでは後悔する。そう思い奏汰は告白をしたが、“大好きな幼馴染”と言われてしまった。ある日、あいらの容態は悪くなってしまい――。
文字数 6,639
最終更新日 2024.04.14
登録日 2024.04.14
疳という蟲をご存知だろうか。
疳とは、人間の感情に呼応し、増幅させる寄生虫のことである。
しかし、中には感情の沸点を超え、疳によって興奮を抑制することが出来ず、破壊衝動を起こす者もいる。
この世の殺人や暴動等の狂行は、全てこれによるものなのである。
遥か昔から、疳によって超常的力が目覚め、人に害を及ぼす者がいた。
そのため、当時は、疳を祓う陰陽師や霊媒師は多く存在していたのだが、今やその術を継承した者は数少なく、様々な争乱が絶えることはない。
そして現在、日本有数の山に囲まれた盆地、福島市を舞台に、少年少女達の青春が始まる。
※この作品は、カクヨム、小説家になろうにも掲載しております。
文字数 82,647
最終更新日 2024.04.14
登録日 2023.03.22
桜川中学校の歴史を刻んできた記念館が取り壊されることになった。時代とともに社会は変化していく。しかし時代が経ても変えてはいけないものが世の中にある。この事態に孝彦と宏一が立ち上がる。次の桜川中学校の80年に向けて彼らがとった行動とは!101の水輪、第85話-3。なおこの他に何を読むかは、101の水輪トリセツ(第77話と78話の間に掲載)でお探しください。
文字数 477
最終更新日 2024.04.14
登録日 2024.04.14
これは、学生時代、彼女おろか、女友達、部活にも入っておらず青春の青の字すら、知らなかった40代の男たちが3人が遅れた甘酸っぱい青春を堪能する物語
文字数 1,197
最終更新日 2024.04.14
登録日 2024.04.14
川にいた"心愛"と初めて出会った"翔"
出会いは突然、でもお互いの存在はずっとすぐ近くにあった…
"千里"はその2人の幼なじみ
だけど翔は千里の幼なじみである心愛をその日まで全く知らなかった、同じ学校にも通っていたのに…それはなぜ?
それをきっかけに周りの色も変色する
登場人物それぞれが抱える想いの色
滲むようにジワジワと…
雫が落ちたように一瞬で…
雲のような"白"
目を開けているのかわからなくなる"黒"
あなたの色は何色ですか?
※新しく書き直しました。ストーリーの流れはほぼ一緒ですが、視点を変えたりしています。
文字数 9,187
最終更新日 2024.04.13
登録日 2021.01.11
耳を塞ぎたい。口を塞ぎたい。目を塞ぎたい。そして、心の傷を塞ぎたい。
主人公の瀬川華那(せがわはるな)は美術部の高校2年生である。
華那は自分の意思に反して過去のトラウマを度々思い出してしまう。
華那の唯一の異性の友人である清水雪弥(しみずゆきや)。
華那は不器用な自分とは違って、器用な雪弥のことを心底羨ましく思っていた。
五月十五日に、雪弥が華那が飼っている猫たちに会うために自宅に遊びにきた。
遊びにくる直前に、雪弥の異変に気づいた華那は、雪弥のことをとても心配していたのだが……。思いの外、楽しい時間を過ごすことができた。
ところが。安堵していたのも束の間、帰り際になって、華那と雪弥の二人の間に不穏な空気が徐々に流れ出す。
やがて、雪弥は自分の悩みを打ち明けてきて
──?
みんな、異なる悩みを抱えていて、独りぼっちでもがき苦しんでいる。
誰かと繋がることで、凍ってしまった心がほんの少しずつでも溶けていったらどんなに良いだろうか。
これは、未だ脆く繊細な10代の彼女たちの灰色、青色、鮮紅色、そして朱殷(しゅあん)色が醜くこびりついた物語だ。
※この小説は、『小説家になろう』・『カクヨム』・『エブリスタ』にも掲載しています。
文字数 123,780
最終更新日 2024.04.13
登録日 2021.03.01
(性的描写あり)
僕の趣味は覗きだ。校舎裏で恋人同士の営みを覗き見するのが趣味だ。
今日はなんとクラスメイトの田中さんがやってきた。僕はいつも通りに覗いていたのだが……。
文字数 4,755
最終更新日 2024.04.11
登録日 2024.04.11
サッカー知識ゼロの素人がサッカーのスポ少の監督になってしまう。そんな主人公と生徒達の葛藤の物語
注意 内容が一部変更される場合があります。
文字数 33,839
最終更新日 2024.04.10
登録日 2024.03.14
中学二年生の結城颯希(ゆいしろさつき)は、将来警察官になることを目標とし、地域のパトロールをしている。そのパトロールを通じていろんな人と出会い、いろんな出来事、事件を解決していく。
第一章は「出会い」の話となりますが、第二章からはあるテーマにに沿って話が進んでいきます。章それぞれに「だから、こういうことをしないであげて!」と言うメッセージが込められています。
パトロールをしていくうえで見えてくる真実、そして、思春期ならではの恋心……。
放課後を舞台に繰り広げられる青春ミステリー、ここに開幕です!!
文字数 330,086
最終更新日 2024.04.10
登録日 2023.12.05
文字数 15,269
最終更新日 2024.04.10
登録日 2024.03.21
メインヒロインの秋月 楓は中学校の卒業式でバドミントン部のエースである 櫻崎 拓哉君に勇気を出して告白をするが、拓哉は「アニオタクのお前は、気に食わないし、俺は、アニメでも、美少女たちがたくさん出てくるアニメが好きだから、お前とは価値観が合わないから付き合えない」とフラれてしまう。そこで、高校では、アニメ研究部に入ろうとするが、アニメ研究部はすでに廃部になっており、仕方なく自分を変えようといろいろ試すが、 どれも三日坊主で終わってしまう。そこで、高校で真っ先に話しかけて来た女の子影崎
香澄は影ヶ丘中学校のバドミントン部のエースで、拓哉を倒した相手だと知り、拓哉を倒した相手にバドミントンを教わろうと思い、バドミントン部に入ることを誓う。
文字数 9,262
最終更新日 2024.04.09
登録日 2024.03.31
突然の事故で聴覚を失い、音楽への情熱を諦めかけていた高校生・梓が、盲目のピアニスト・海斗との出会いを通じて新たな音楽の世界を見つける物語。
「音は耳だけのものじゃない、心で感じるもの」そんな海斗の言葉に梓は共感し、困難に立ち向かっていく。
海斗に支えられながら、梓は少しずつピアノと音楽に向き合い成長していく。
梓の日々は海斗によって絶望から希望へと移り変わっていくのだった。
触覚や振動を通じて音楽を感じ取る梓の挑戦は、伝統的な音楽界の枠を超え、多くの人々に新しい音楽の価値を示していく。
困難を乗り越え、希望を見出す二人の旅は、音楽が心で感じるものであることを教えてくれる。
★こちらに使用しているイラストはAI生成ツールによって作成したものです
文字数 5,583
最終更新日 2024.04.09
登録日 2024.04.06
隆史は幼い頃に助けた妖精から、三十分だけ時間を巻き戻す事が出来るという不思議な力をもらっていた。
だけどせいぜい唐揚げとフランクフルトのどちらを食べれば当たりかだったり、ちょっと忘れ物を取りに帰ったり、そのくらいに使うくらいで、隆史は有効に力を使っているとは言い切れない状況が続いていた。
だけどそんなある日、幼なじみで片思いの相手でもある穂花を見送った後に、突然猛スピードで突っ込んできた車によって事故に遭うところを目撃してしまう。
隆史は時間を戻して穂花を救おうとする。
だけど何回繰り返しても、穂花は同じ車にひかれてしまう。何回繰り返しても。何度時間を戻しても。
三十分間の中を繰り返しても、どうしても救えない。隆史はついにその事を悟る。
そんな中、妖精から三十分以上時間を戻す方法がある事を教えられる。
そしてそれには代償を伴う事も……。
隆史は穂花を救う事が出来るのか。そのために何を失ってしまうのか。
そして迎える結末は――
ちょっと不思議な青春ストーリーです。
文字数 109,279
最終更新日 2024.04.08
登録日 2024.03.08
高校2年の彼女と僕。彼女は病気で今年の春から入院することに。そんな彼女のお見舞いに行った僕に彼女がいきなり「文通をしよう」と言い出す。何故彼女はメールではなく手紙を選んだのか。彼女の余命はどれくらいなのか。僕は彼女について考えていくうちに、明るく暖かな彼女へと惹かれていき__。
感情欠落者の彼女と素直になれない僕が、初めての愛に触れる。様々な愛を知る苦く儚い、青い青春の物語。
文字数 81,177
最終更新日 2024.04.08
登録日 2024.04.08
ヒデキは、地方の暴力団、平賀組のチンピラである。彼はこのところ読書に余念がなかった。というのは、組の代貸しであるハンタロウがみずから書き上げた、「ヤクザのためのアインシュタイン」が全組員の必須図書に指定され、一週間以内の感想文の提出が絶対条件の命令として下されたからだ。
ところが、読んでみると不思議と分かり易い。何だか分かった気がする。相対性理論の意味する光速度不変の法則とは、物体は縮み、時の経過は遅れ、質量は増大する、ことだが、「つまり、やべーってこったろ?!だから、アインシュタインのオッサンには気を付けろ!。」そう書いて応募した感想文で、ヒデキはこともあろうに一等賞を獲ってしまったのだ。そしてなんとその賞品に組長の娘が当たるというのだ。つまり、組長の愛娘、小夜子との結婚である。
しかし、その小夜子に呼び出されたヒデキは、賞品本人の口から、その高過ぎる条件を聞く。それは、抗争相手の関一家の組長の首をとること。つまりは、体の良い鉄砲玉である。その鉄砲玉一発で高速道路建設にまつわる利権を手に入れるための、ハンタロウが描いた絵に他ならなかった。しかし、小夜子の美しさに心奪われたヒデキは、その条件を飲み、暗殺者となることを決意する。
機会を窺うべく、弟分のシンイチロウと拳銃の練習に精を出すヒデキ。そんなヒデキに恰好の機会が訪れる。それは、高速道路建設を記念した、地域ぐるみのゴルフコンペだった。道路の関係者だけでなく、マスコミから地方の名士まで参加する一大イベントだ。ターゲットの関本人も参加する。これを逃す手はない。
そんなイベントの参加者にレオナの名もあった。彼女は相対性理論を専門とする物理学者で、高速道路の設計に関与した関係で、このイベントに招かれていたのだった。美形の物理学者、愛車はマセラッティーのビトルボ、運転はプロ並みである。
想定外の出来事に出会いながらも、ヒデキはゴルフコンペの当日に暗殺の決行を図る。関の油断した隙を見計らい、意を決して事務所に飛び込んだ。その場に居合わせるレオナ。
構わず関を銃弾一発で仕留めたヒデキは、その場の流れからレオナと共に、彼女の車で逃走することになる。音を立てて逃げるマセラッティー。それをスティードで追いかけるシンイチロウ。帰りを待つ小夜子。事態は、元々の絵を書いた張本人のハンタロウの意図とは無関係な方向へと展開して行く。そんな事態の行く末を解く方程式は、相対性理論に他ならなかった。
相対性理論を全編にあしらったハードボイルドサイエンスフィクション、合言葉は「アインシュタイン」。
文字数 148,345
最終更新日 2024.04.08
登録日 2024.04.08
文字数 12,895
最終更新日 2024.04.08
登録日 2024.03.05
日陰者として過ごしていた高校一年生の春咲詩織はある日学校一の人気者である桜真人に初詣に誘われる。 その瞬間から変わり始める詩織の人生を見守るための物語。
文字数 269,817
最終更新日 2024.04.08
登録日 2024.03.14
世界中の電気が消えた。暗闇の中人類は新世紀をむかえた。デジタルライフが終わってしまった。スマホが使えない。さまざまな苦難をこれから乗り越えられるだろうか?どうなる人類。
文字数 255
最終更新日 2024.04.07
登録日 2024.04.07
文字数 1,140
最終更新日 2024.04.07
登録日 2024.04.07
同調と共感。
私が選ぶ、その人はーーー
高二の修学旅行。
そこで逃避を試みた山村沙咲は、あるきっかけから、片想いしていた仁井詩音と夜の街に繰り出す。
それを機に親しくなる二人だったが、仁井が沙咲に近づいたのには、沙咲を支配し続ける中学からの同級生、小路理花子が関わっていた。
さらには、仁井の親友の涼月司が、
「アイツは俺のコピーみたいなところがある。頼むから、アイツが沙咲のことを本気で好きになる前に、俺と付き合ってほしい。俺はアイツから逃れたいんだ」
と、自分は仁井に感情をコピーされ、沙咲への想いも仁井に真似されてしまうと言って告白までしてくる。
自分とは違う司に魅力を感じ、惹かれていくが、それは同時に、仁井と自分は似ていることを気付くきっかけになり・・・
高校卒業後に、沙咲の隣にいるのは誰なのか。
反対に、その後を知ることができなくても、思い出として残したいのは誰なのか。
青春を経て、
「同調、それだけでいいよ」
の意味は変わる。
文字数 106,379
最終更新日 2024.04.07
登録日 2024.03.21