恋愛 浮気発覚小説一覧
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婚約者と不仲なわけではない。
ただ私達の婚約は政略的なものなので、親しくないだけ。
どうにかできないものかと恋愛小説を読み耽っていると、記憶喪失が切っ掛けで婚約者との仲が改善したという話を読んだ。
パーティーからの帰り道、馬車が大きく揺れ頭を打ってしまい気絶した。
目覚めた時、私は部屋のベッドにいた。
昨日の出来事も自身のことも覚えていたが、婚約者に心配してほしくてつい嘘を吐いてしまった。
「貴方は……誰ですか？ 」
家族は慌てふためき医者に診察されれば「記憶喪失」と診断された。
「こんな状態での婚約は難しいのではありませんか？」
彼を信じての言葉だった。
こんな状態でも婚約を続行してくれると……
後日。
「婚約は解消だ」
……フラれた。
文字数 63,347
最終更新日 2025.04.01
登録日 2025.03.21
物語は主人公 和泉絢音が高校卒業後初めて嵯峨野書房で仕事に就いた所から
始まります。
※『晴れたらいいね』の続編として執筆しましたが、
前編の設定とは大幅に変更及び加筆した箇所がある事を
あらかじめご了承下さい。
尚、私の個人的な基準で結構過激かも？！と思った性的描写（キスより先の描写がある）閲覧に注意が必要なエピソードでは゛話のタイトル゛の頭に★印をつけました。
基本カメ更新ですが良かったら見に来て下さい。
文字数 112,115
最終更新日 2023.03.15
登録日 2022.12.07
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