ファンタジー 疑似家族小説一覧
4
件
リザは新しい職場として騎士の屯所にやってきた。
その中で奇妙な小屋を見つける。
時折、誰かが咳き込む声が聞こえるそこがどうしても気になったリザは、その小屋に足を踏み入れることになる。
そこにいたのは、一人の幼い少年だった。
文字数 84,851
最終更新日 2023.07.01
登録日 2023.06.14
第二夫人に最愛の旦那様も息子も奪われ、挙句の果てに家から追い出された伯爵夫人・フィーリアは、なけなしの餞別だけを持って大雨の中を歩き続けていたところ、とある男の子たちに出会う。
言葉汚く直情的で、だけど決してフィーリアを無視したりはしない、ディーダ。
喋り方こそ柔らかいが、その実どこか冷めた毒舌家である、ノイン。
12、3歳ほどに見える彼らとひょんな事から共同生活を始めた彼女は、人々の優しさに触れて少しずつ自身の居場所を確立していく。
====
●本作は「ボロ雑巾な伯爵夫人、旦那様から棄てられて、ギブ&テイクでハートフルな共同生活を始めます。」からの続き作品です。
前作では、二人との出会い~同居を描いています。
順番に読んでくださる方は、目次下にリンクを張っておりますので、そちらからお入りください。
※アプリで閲覧くださっている方は、タイトルで検索いただけますと表示されます。
文字数 26,014
最終更新日 2023.01.13
登録日 2022.12.28
――貧乏だから不幸せ❓ いいえ、求めているのは寄り添ってくれる『誰か』。
◆
第二夫人に最愛の旦那様も息子も奪われ、挙句の果てに家から追い出された伯爵夫人・フィーリア。
両親も既に事故で亡くなっており帰る場所もない彼女は、なけなしの餞別だけを持って大雨の中を歩き続けていた。
しかし目的地も希望も生きる理由さえ見失いかけた時、とある男の子たちに出会う。
言葉汚く直情的で、だけど決してフィーリアを無視したりはしない、ディーダ。
喋り方こそ柔らかいが、その実どこか冷めた毒舌家である、ノイン。
10歳前後に見える彼らにとっては、親がいない事も、日々食べるものに困る事も、雨に降られる事だって、すべて日常なのだという。
そんな彼らの瞳に宿る強い生命力に感化された彼女は、気が付いたら声をかけていた。
「ねぇ君たち、お腹空いてない?」
まるで野良犬のような彼らと、貴族の素性を隠したフィーリアの三人共同生活。
平民の勝手が分からない彼女は、二人や親切な街の人達に助けられながら、自分の生き方やあり方を見つけて『自分』を取り戻していく。
文字数 25,347
最終更新日 2023.01.02
登録日 2022.12.07
「契約を破棄する──!」玉座の間に響く新王の声。身に覚えのない殺人容疑をかけられた龍宮白月《りゅうぐうしらつき》は、王の宣言に笑った。「お礼を申し上げます、王よ」。建国の際、王家と龍宮家の間に結ばれた契約は破棄され、白月は真珠の鱗と翠の瞳を持つ美しい龍へと变化し、砂漠へと飛び立った。『砂漠の魔龍』と呼ばれるようになった彼女は、時折王国からの追手を追い払いながら、まぁまぁ平穏に暮らしていた。だが、ある嵐の夜、助けを求めて白月のもとを訪れた幼い兄妹が、彼女を騒乱に巻き込んでいく──!
一匹の龍としての自由を求める少女の冒険物語。
この作品は「小説家になろう」「ステキブンゲイ」にも投稿しています。
R2.12.28〜完結まで毎日更新します!
年末年始のささやかなお供になってくれたら幸いです(^^)
R3.1.6完結しました!おつきあいありがとうございます。
R3.1.10(日)より新連載「祈りの塔」を開始します!
こちらは週一連載を目指しますので、よかったら引き続きよろしくお願いいたします!
文字数 35,522
最終更新日 2021.01.06
登録日 2020.12.28
4
件