ファンタジー 兄弟小説一覧
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件
両親の顔を知らない双子の兄弟。
あらゆる害悪から双子を守る二人の従者。
かけがえのない仲間を失った若き女冒険者。
病に苦しむ母を救うために懸命に生きる少女。
幼い頃から血にまみれた世界で生きる幼い暗殺者。
両親に売られ生きる意味を失くした女盗賊。
一族を殺され激しい復讐心に囚われた隻眼の女剣士。
Sランク冒険者の一人として活躍する亜人国家の第二王子。
自分という存在を心底嫌悪する龍人の男。
俗世とは隔絶して生きる最強の一族族長の息子。
強い自責の念に蝕まれ自分を見失った青年。
性別も年齢も性格も違う十三人。決して交わることのなかった者たちが、ノア=オーガストの不思議な引力により一つの方舟へと乗り込んでいく。そして方舟はいくつもの荒波を越えて、飽くなき探究心を原動力に世界中を冒険する。この方舟の終着点は果たして……
※『side〇〇』という風に、それぞれのキャラ視点を通して物語が進んでいきます。そのため主人公だけでなく様々なキャラの視点が入り混じります。視点がコロコロと変わりますがご容赦いただけると幸いです。
※一話ごとの字数がまちまちとなっています。ご了承ください。
※物語が進んでいく中で、投稿済みの話を修正する場合があります。ご了承ください。
※初執筆の作品です。誤字脱字など至らぬ点が多々あると思いますが、温かい目で見守ってくださると大変ありがたいです。
文字数 522,142
最終更新日 2024.11.20
登録日 2022.12.08
異世界へ転生? 不老不死にしてあげる?
お断りします。
しかし、主人公は赤ん坊に転生し、0から人生やり直し。
自分は成長しているので不老不死ではないと気づき喜ぶが、15歳になった時、路地裏にて刺される。
自身が不老不死だということを受け入れることはできず……。
面倒なことが嫌いな主人公は、その力で面倒ごとを消し去ろうとします。
しかし、神から貰ったギフトには、不老不死と異世界転生の他に、面倒ごとに巻き込まれるというものもあった。
そんな主人公が、知らずにクルーエル教団という組織に追われることになる。
魔導書と、金と、兄が好き。
そんな利己的な主人公のサイコでダークな物語。
文字数 59,874
最終更新日 2024.09.21
登録日 2024.07.01
公爵家三男ノアは生まれた時から前世の記憶を持っていた
前世では7人兄弟の1番上だったので兄弟の世話をしなければならず、癒しが常に足りなかった。
仕事も忙しく、眠れない日々が続いていた。
ある日、目が覚めるとそこは違う世界で、しかも、、、、、、、
転生した世界で優しい家族や癒しの動物達に囲まれ成長するお話。
文字数 12,322
最終更新日 2024.09.14
登録日 2024.09.11
運命が二人の王子を引き裂いた、しかし二人の絆は強く誰にも引き裂けない。
スラム街で盗みを働きながら生きるセシル、王宮で王子として育ったアル。
ある日、セシルとアルは運命に引き寄せられるように出会う。
二人はお互い惹かれ合い、日に日に仲良くなっていく。
一緒に過ごす中、お互いの国に対する想いや考えを知り、二人の距離はさらに縮まっていった。
そんな中、アルが王子であることを知ったセシルは父親代わりのロジャーにそのことを話してしまう。
ロジャーが打ち明ける衝撃の事実にセシルとアルは困惑する。
その後アルは真実に辿り着くが、それを邪魔しようとするアルの母マーヤがセシルを追い詰めていく。
彼女の企みが二人の行く手を阻む中、マーヤの魔の手から二人はどう立ち向かっていくのか。
引き裂かれた二人の王子が国を想い今立ち上がる!
☆こちらに使用しているイラストはAI生成ツールによって作成したものです
文字数 40,362
最終更新日 2024.07.14
登録日 2024.07.01
文字数 8,496
最終更新日 2024.03.11
登録日 2023.04.10
兄は知らない、俺を無能だと馬鹿にしあざ笑う兄は真実を知らない。
本当の無能は兄であることを。実は俺の能力で勇者たりえたことを。
俺の能力は、自分を守ってくれる勇者を生み出すもの。
どれだけ無能であっても、俺が勇者に選んだ者は途端に有能な勇者になるのだ。
だがそれを知らない兄は俺をお荷物と追い出した。
ならば俺も兄は不要の存在となるので、勇者の任を解いてしまおう。
かくして勇者では無くなった兄は無能へと逆戻り。
当然のようにパーティは壊滅状態。
戻ってきてほしいだって?馬鹿を言うんじゃない。
俺を追放したことを後悔しても、もう遅いんだよ!
===
【第16回ファンタジー小説大賞】にて一次選考通過の[奨励賞]いただきました
文字数 127,092
最終更新日 2023.11.06
登録日 2023.08.31
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
文字数 50,725
最終更新日 2023.09.12
登録日 2023.08.31
婚約者と弟らに嵌められ、王命を蹴った罪を着せられたマキシウスは、鉱山送りとなる。そこで知り合ったソフォイアという謎の少女に励まされ、自分を陥れた王族に復讐する。
文字数 44,956
最終更新日 2023.08.19
登録日 2023.07.02
どんな物でも必ずその場所に正確に届ける運び屋と言われている兄弟がいる。
兄の天海 真琴(あまみ まこと)、弟の雷(らい)、
世界各地を転々としていて名の知れた兄弟。
2人の生まれ育った地ではその地を支配していた巨大なグループをたった2人で壊滅した経歴もある、一部の間ではそっちの方面でも名が知れていた。
そんなある日兄の真琴が依頼品の代物をうっかり落とした瞬間白い光に2人は包まれ、なんと2人は異世界に来てしまった。
そこで色々な組織などに狙われながら兄弟二人、喧嘩しながらバイクで爆走したり敵をぶっ飛ばすお話です。
文字数 34,581
最終更新日 2023.03.09
登録日 2018.01.05
そこは竜や妖精達が暮らす世界「まほろば」 そのなかで小人種たちの暮らす里がある。
その里にくらすエドワード、カイン、ルカ、ライリーの四兄弟と里にすむ住人たちのものがたり。
短編「こびとの里のものがたり」の連載版です。 1話は短編を同じ内容になっています。
2022年6月1日 ジャンルを児童書・童話からファンタジーに変更しました。それにともないタイトルを変更しました。
タイトルのホドワールはホビットとドワーフを合わせた造語です。
文字数 22,532
最終更新日 2023.03.02
登録日 2022.01.05
ある日俺は一緒に冒険に行くはずだった兄貴に置いて行かれた。
天使様から勇者になると予言を貰い生まれた俺達。
足しか取り柄の無い俺と違い、何でもできた兄貴は勇者となった。
勇者となった兄貴を支える為に槍の腕を磨き、兄貴の役に立てる様強くなったつもりだった。
俺に力を貸してくれと言ってくれた事を嬉しく思い共に旅に出る日を楽しみにしていた。
だが実際は違った。
兄がいなくなった途端に冷たくなった母。
将来を約束した幼馴染みは兄貴について行った。
母から家を追い出された俺は槍を手に村を去る。
行くあてもなくただ突っ走っていた俺。
あては無いが適当な町に着いたら用心棒でもしようと思っていると、野盗に襲われている村を発見。
早速用心棒として売り込もうと野盗から村を守る俺だったが、その村で出会った珍しい剣を使う青年と旅に出る事になる。
なろうさん、カクヨムさん、ノベルアップ+さんでも掲載しています。
文字数 733,747
最終更新日 2023.02.15
登録日 2021.08.14
文字数 2,648
最終更新日 2022.05.09
登録日 2022.05.09
僕には二人の兄がいた。
一番上の兄は、飢えている僕らのために色んなものを盗む。弱い者いじめが嫌いで、僕らのために戦うヒーローな兄が僕は大好きだった。
二番目の兄は、マフィアの愛人をしている。家に帰ってこず、何をしているのかわからない。僕らから搾取する側の味方をする兄が僕は大嫌いだった。
11歳の僕は、力もなくただ守られているだけの無力な存在。そんな僕が僕は……。
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小説家になろうでも掲載してます。
文字数 18,447
最終更新日 2021.11.16
登録日 2020.12.29
ある日、仲が良い2人の兄弟がトラックに轢かれ命を落とした。2人は異世界転生をし、勇者として世界を救う運命を託される。
だがしかし、転生の代償として、きっかけがないと、前の世界のこと、そしてお互いのことを思いだせないという。2人は2つの大国、それぞれに降り立ち冒険を始めるのだが.........
文字数 14,690
最終更新日 2021.11.04
登録日 2021.10.10
閲覧していただきありがとうございます
ストーリー
ある夜道のこと一人で歩いている女に行者が話しかける…
文字数 7,408
最終更新日 2021.10.18
登録日 2021.08.23
少年の激情が織りなす物語。
【あらすじ簡易版】やや退屈に思いながらもそれなりに楽しみながら日常を送っていた主人公だったが、事件に巻き込まれ大切な人々を奪われてしまったので、落とし前を付けに行く話。【あらすじ宣伝版】これは、とある少年の激情を描いた話。日常を踏みにじられ、兄や幼馴染、親友を奪われた主人公の少年が、全てを賭して奪われたものを取り戻さんと立ち上がる。世界を越え、時を超え、掛け替えのないものを取り返すために。──全米が泣いた(らいいな)! ──アルファポリス史上類を見ない最高傑作(ってどうやったら描けるのだろうか)! ──今日、あなたは伝説の目撃者となる(かも知れないですよ)!! 【あらすじちゃんとした?版】ここまで読んでいただいたなら、大体話の感じは伝わったのかな、と思いますので、読んでみてください。短編ですので、お気軽に(^^
文字数 29,056
最終更新日 2021.08.31
登録日 2021.08.31
ルート王国第三王子であるルシアーノは、今日も王宮の地下室に向かう。敬愛する第二王子、ロベルトに会いに行くためだ。
ふわっとファンタジーです。温かい目でご覧ください。
文字数 6,089
最終更新日 2021.08.15
登録日 2021.08.14
ダブル主人公で、兄の神王龍 魔姫(かみおうりゅう まひめ)は、全属性の能力者でありながら、最強の能力者で、一方の弟の神王龍 鬼姫(かみおうりゅう きひめ)は、誰も持ってない無属性の能力者で、希少(レア)な能力者で・・・?
文字数 3,444
最終更新日 2021.08.10
登録日 2021.08.07
羅刹は死んだはずなのに生きてて死にたがってる
刃は何度も転生していて記憶があり、羅刹の前世は女で結婚するはずの婚約者だった
文字数 1,406
最終更新日 2021.07.18
登録日 2021.07.13
大阪には梅田ダンジョンが存在している。それは主に地下街のことを指しているけれど、俺はそう思わない。地下に地上に歩道橋。三次元的に複雑に絡み合うマップ。何を伝えたいかというと、迷った。
あげくの果てにトラックに突進されて死んだ。まぁ人生、死ぬときに死ねば良いよな。だから女神様、異世界転生とかいらないです。天国に行かせて。
え、異世界で死んだら天国に行けるって?
ほぅ、つまり異世界で死ねば良い、と。
わかりました転生します!
……あれ、なんか『神呪:自殺禁止』ってあるんだけれど。
……俺が自殺と認識すれば、あらゆる事象において「客観的に他殺でも事故死でも」死なないだって?
なんだそれ。
すぐに天国に行きたい主人公の思惑が、徹底的に神呪に潰される物語。(死んだ目)
文字数 7,247
最終更新日 2021.06.28
登録日 2021.06.24
昔々、とある森に仲の良いオーク三兄弟とその母が一軒の家に暮らしていました。
オーク三兄弟の巣立ちを控えたある日、大好きな母の誕生日プレゼントを探しに三兄弟たちはそれぞれ森の中へ……。
家に帰ると――なんと母は火事に巻き込まれ、帰らぬ人に!!
兄弟たちは母を助けられなかったことで仲違いをしだし、兄弟離散という母も望まぬ形で巣立ちとなってしまいました。
バラバラとなった兄弟たちはそれぞれ自分で家を建てます。
長男のトン・カッツは藁の家、次男のハム・カッツは木の家、そして三男のメンチ・カッツはレンガの家を……。
建てたばかりの家を襲ってくる森の脅威たるダイアウルフ。
簡単だが壊れやすい家を建ててしまったトン・カッツとハム・カッツは、命からがらメンチ・カッツの家へと避難します。
そこへこの家のオークこそと、三度目の正直とばかりにダイアウルフは襲い掛かりましたが――――。
はたしてオーク三兄弟たちの運命やいかに!?
★あの誰もが子供の頃に、一度は絵本とかで読んだことがあるだろう「三匹のこぶた」。
あれがもし、おなじみのファンタジー世界だったらどんな話になるだろうかと考え、ちょっとばかし内容を変えて書き上げてみました。
長年愛されているが故に子供向けのお話ということで時代と共にその話の中身は変わっていき、いくつかのバージョンが存在しますが狼が熱湯に落とされるけど死なないバージョンなのでご安心をw
さぁ!
ブタならぬ、オーク三兄弟たちの物語の始まりです。
文字数 13,702
最終更新日 2021.04.23
登録日 2021.04.13
シリアスでダークかつ荒廃した世界観のファンタジーが多めで、中二病っぽい感じもあります。
天候兄弟のナイトフィーバーのように〇〇兄弟の〇〇を共通点とした詩集です。最初の〇〇には二字熟語が、最後の〇〇にはカタカナが入ります。小説家になろうやノベルアップ+にも投稿しています。
文字数 8,973
最終更新日 2021.04.03
登録日 2021.01.27
※※NEW作品では在りません。※※
作品を単に纏めた物に成ります。
兄の名は『やま・ちひろ』女の様な顔のフリーター、身長は僕より低い、まるで小学生の様な体型、でも強く体育系がすこぶる得意。
僕の名は『やな・あき』極々平凡な高校一年生。
名字が違うのは、母は同じで、父が違うだけ、言わゅるアレ。
今、親達は海外赴任中。
二人だけの家で住む事になり……。
此れが始まり。
めちゃくちゃ読み辛いです。
この物語はまとめ編集致しました。
宜しかったら見て下さい。
因みにBLではありません。
またエロティックでも無い。
ですが、『R18』です。
可成り私的には…グロテスクです。
文字数 20,982
最終更新日 2021.02.24
登録日 2017.01.14
サーサ公爵家長男マサムネ。彼は次期当主の座を巡り弟のタックマンと決闘をするが、あっさりと敗北してしまう。敗北したマサムネを待っていたのは、弟タックマンの提案による領地管理の仕事だった。
だが、その領地は戦争により焼けた大地で、戦争の敗者である亜人たちが住まう、ある意味で最悪の領地だった。マサムネは剣も魔法も何も才能はない。だが、たった一つだけ持つ《スキル》の力で領地管理を行っていくことになる。
これは、実家を追放された公爵家長男が、荒れ果てた大地を豊かにする領地経営……もとい、スローライフな物語である。
文字数 29,679
最終更新日 2020.09.20
登録日 2020.09.19
転生して双子になった溺愛飼い主と飼い主大好き系フェレットの転生ファンタジー物語
森でのびのびと生きようと思ったらそうも行かなくて冒険するはめに2人で幸せに暮らせたらそれでいいのに色々なことに巻き込まれる主人公たち2人はほのぼのと幸せに暮らせるのか?
不定期更新 (๑╹ω╹๑ )
文字数 5,993
最終更新日 2020.05.04
登録日 2020.04.30
文字数 138,527
最終更新日 2020.04.22
登録日 2020.01.17
三年前、三百年前の先代勇者が魔王を討ったとされるその日、人類は震撼した。
東北の果て――かつて魔王城があったとされる方角から放たれた禍々しい波動。
【魔王】が再び現れたのだ。
【勇者】のスキルを与えられた可愛い弟リュカを守るため、城への就職も蹴って一緒に旅をしてやるぜ!と意気込んだ俺だけど、パーティメンバーの様子がおかしい。
マッチョな第一騎士団副団長ゲオルグに、ツンデレ気味な最年少宮廷魔導師長ヨハン。
唯一の女性メンバー【聖女】のアンジュは重度の人見知りで――!?
仲良くなったのはいいけど、これって本当に友情だよな!? なあ!?
こうなったら早く【魔王】倒して解散するしか――ってなんでお前まで!?
これは【鑑定】スキルを持つ【勇者】の兄、カイ・クラウゼンが異常な周りに好かれながら【魔王】討伐を目指すお話。
小説家になろう様の方にも投稿しています。
文字数 68,894
最終更新日 2020.01.21
登録日 2019.02.15
私は 白井 愛 (しらいあい) 神様の不都合で兄と一緒に異世界に飛ばされることになった
正直、こう言う系が大好きな私達兄弟としては最高な展開
魔法ありの異世界
もちろん、ヨーロッパ風の異世界なんだけど、、、
異世界人の大人は平均1、8〜2、2メートルばかり
兄は1、75メートルだから平気ですけど、
私は1、4メートルなんですよねぇ!!
なんなの、喧嘩売ってんのかオラァ!!!
正直ブチ切れてもいいかな?
こんなチビ(自称巨人)妹と戦闘狂(妹にだけ呼ばれてる)の兄が送る
異世界でやりたかったことをやる旅が始まった
文字数 21,936
最終更新日 2019.11.24
登録日 2019.08.21
舞台は19世紀イギリスロンドン
19世紀に始まった市民警察が前身であるロンドン警視庁、
通称スコットランドヤード
ロンドン警視庁がスコットランドヤードと呼ばれる由縁は
1829年に創設された首都警察の初代庁舎が、ホワイトホール・プレイス4番地 ロンドン、ウエストミンスター地区のグレート・スコットランド・ヤード通りとホワイトホール通り、ホワイトホール・プレイス通りに囲まれた場所に建てられたことからスコットランドヤード呼ぶ。
日本警視庁が『桜田門』と呼ぶ様なものだ。
そんなスコットランドヤードに勤める若き青年、スヴェン,アントセン巡査は半年前に警察官になったばかり。
軍服に似た警察官の制服はまるでイギリスでは正義の証の『青』
ブロンズのボタンと革のベルト、そしてロングブーツ
プラチナブロンドの長い髪を一つにポニーテールで結んでいて銀の縁のメガネをかけている。
腰にはサーベルを差してはいるが巡査という一番低い身分。
殺人事件などの凶悪な事件は管轄外な訳で主に交通整理や簡単なパトロール、サーベルを抜いて戦うなんてことはしなかった。
スヴェンは13歳の時に家族や一緒に住んでいた召し使いたちを何者かに皆殺しにされたあげく住んでいた屋敷を燃やされた。
残ったのはいつも母がいつも肌身離さずつけていた金のロケット
煤けたロケットにはセピア色の両親と幼い頃のスヴェンの写真。
父親の胴体から自分の体半分は燃えてしまっていたがのこされた唯一の家族写真。
犯人はいまだに見つからず、スヴェン自身もそのときのショックで記憶が欠落しておりそのときの事が思い出せない。
あの日、皆殺しのあの日のことを唯一覚えていることは
あの日はスヴェンの13歳の誕生日だったこと、父親に手を引かれ燃える廊下を走り、追ってから逃げていたこと。
そして、鍵盤を目の前すれば勝手に自分の指はワンフレーズしかない短い曲を奏で繰り返しなぞる。
この曲があの日、燃えあがる屋敷で聞こえていたこと。
しかしこの曲が何の曲か、どこの曲なのかもわからない。
そんなある日、携わった事件のパトロールで出くわした同じ顔を持つ男。
その男との出会いで記憶が徐々に甦り、燃えたはずのセピア写真が頭の中で元に戻っていく‥‥
19世紀ロンドンを舞台にしたダークファンタジー小説です。
文字数 94,900
最終更新日 2018.03.15
登録日 2018.01.06
ブラック企業真っ青な社畜な異世界の魔王が1Kの私の家に逃げ込んでくる。
今日もまた、勇者から逃げてきた魔王が泣きながらやってきた。
文字数 9,029
最終更新日 2018.02.09
登録日 2018.02.08
34
件