SF 語彙力小説一覧
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武士たちが『魂結び』によって『神神』を操縦し戦っている平安時代。
源氏側は平家側の隠匿している安徳天皇および『第四の神器』を奪おうとしている。
斯様なる状況で壇ノ浦の戦いにおよび平知盛の操縦する毘沙門天が源義経の操縦する持国天に敗北し平家側は劣勢となる。
平家の敗衄をさとった二位の尼は安徳天皇に『第四の神器』を発動させるように指嗾し『第四の神器』=『魂魄=こんそうる』によって宇宙空間に浮游する草薙の剱から御自らをレーザー攻撃させる。
安徳天皇の肉体は量子論的にデコヒーレンスされ『第四の神器』は行方不明となる。
戦国時代。わかき織田信長は琵琶法師による『平曲』にうたわれた『第四の神器』を掌握して天下統一せんと蹶起する。――。
文字数 43,940
最終更新日 2024.10.30
登録日 2024.10.30
一九九二年。十歳の金城浩樹は柏崎海岸でおぼれ死のうとしていた。プロテスタントの牧師である父親は浩樹をたすけようとしたことで溺死する。そのために浩樹は『神は存在しない』ことを科学的に証明せんと決意する。
二〇〇一年。マンハッタンを散歩していたハンナは九一一同時多発テロを目撃する。
無神論者であるハンナはテロのさなか熱心に神にいのった。
すると神が熾天使ラファエルをつかわして奇蹟をおこしテロが『なかった』ことにしてくれた。
二〇一一年。ハンナは東京の大聖堂で『九一一同時多発奇跡』にいたるまでの生涯を物語っていた。
聴衆のひとりである金城は『ハンナはいんちきだ』という。
そこでハンナは実際に奇蹟をおこすが東京の大地がゆれはじめる。
『三月一一日』のことであった。――。
文字数 49,845
最終更新日 2024.10.27
登録日 2024.10.27
軍人たちが『魂魄接続』によって戦闘機ではなく『神神』を操縦して戦っているもうひとつの第二次世界大戦末期。
亜米利加教国は爆撃天使ラファエルとウリエルをもちいて広島と長崎に『天罰』をくだした。
つぎの目標は新潟とされる。
『撃墜王』金城浩樹太尉はスサノオノミコトを操縦して爆撃天使ミカエルを討たんとするが敗北し新潟市に『天罰』がくだされる。――。
文字数 53,943
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
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